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詩とイラスト*はなうたえほん

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オリジナルの詩とイラストを創作しています。 これに曲をつけて歌う活動をしています。 楽しく歌う♪ふうふ【ケチャップマヨネーズ?】
運営しているクリエイター

#ケチャマヨ

あなたとあたし(詩とイラスト)

あなたとあたし(詩とイラスト)



あなたとあたし 待ち合わせれば
こんなにたくさんの人の中 また今日も出会えるけれど

あなたとあたし 待ち合わせもせずに
このひろいひろい世界中で 
ただふたり出会えたこと 忘れないで

週末シアワセ暦(詩とイラスト)

週末シアワセ暦(詩とイラスト)



カレンダーの番号
めくれば過ぎる日々

多分きっと
過去のぼくより幸せになってく…
でも何のために生きてくんだろう?

答えはわからなかった。

カレンダーの番号
めくれば過ぎる日々

でもそう気づいたんだ
週末をきみと笑って過ごすために
ぼくは生きてゆきたい。

答えがやっとわかった。

カレンダーのマス目
くりかえす毎日

多分きっと
未来のあたしの幸せのため…って
そう生きてるはずなのに

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先週のデートは正解だった(詩とイラスト)

先週のデートは正解だった(詩とイラスト)



先週のデートは正解だった
朝から気持ちのいい冬晴れで

先週のデートは正解だった
いつもより早く待ち合わせて

いつもよりいっぱい キスができたし
いつもよりいっぱい 手をつなげたし
いつもよりいっぱい笑顔を 覚えられたもん

いつもよりあふれんばかりの大好きが
ココロのコップに表面張力してたから
こぼれないように
そっと持って帰ってきたんだった

そんな
先週のデートは正解だった

だって…

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赤い靴はいてない女の子(詩とイラスト)

赤い靴はいてない女の子(詩とイラスト)



山下公園 横浜の波止場
あたしは 赤い靴はいてないけど
あなたは 異人さんじゃないけれど

さらっていって

このまま

どこかとおくへ・・・

カラフルピクニック(詩とイラスト)

カラフルピクニック(詩とイラスト)



神様 ありがとう! こんなに世界一のピクニック日和
神様 ありがとう! 色トリドリのピクニック日和

空に真っ青 まぶしくて
丘に緑色 あったかく
肌に金色 日向はじけてる

神様 今日だけは 真っ赤に日焼けしてもいいや
うでにTシャツのあと 見るたびきっと
カラフルな今日を 思い出すから!

もう大丈夫だよ(詩とイラスト)

もう大丈夫だよ(詩とイラスト)



「もう大丈夫だよ」 そう言って
誰かを抱きしめてあげること、
誰かに抱きしめられること、
いつの日か 夢見てたんだね
ずっと さがしてたんだね…

もう 大丈夫だよ

初恋前夜(詩とイラスト)

初恋前夜(詩とイラスト)



未来に希望なんて
なかったその夜が
初恋前夜だなんて
知らなかった

ああ、神様
あなたがくれた小さなかけらが
胸の中で少し苦しいのです

ああ、神様
あなたがくれた大きな愛が
胸の中で朝を告げました

未来に希望なんて
なかったその夜が
初恋前夜・・・

全ての始まりだった

カゲロウになって(詩とイラスト)

カゲロウになって(詩とイラスト)



きょう おしゃれをした?
きょう はなうたをうたった?
きょう おおわらいした?
きょう だれかをおもった?

いつか死ぬまでの 生きているあいだに…

おきにいりのふくを どれだけきられるだろう?
すてきなうたを どれだけくちずさめるだろう?
こころからどれだけ わらえるだろう?
だれかのしあわせを どれだけねがえるだろう?

毎日 まいにち、
脱皮したてのカゲロウになって生きよう。
そう決

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アカネ色麦畑(詩とイラスト)

アカネ色麦畑(詩とイラスト)



アカネ色麦畑 ひとつつんだら
日向のにおい くすぐったくて
あのこのおさげを 思い出す

アカネ色麦畑
あのこのおさげを
ほどきたかった

心のごはん(詩とイラスト)

心のごはん(詩とイラスト)



体を作るものが ごはんなら
心を作るものは 何だろう?

早く安く!食べるように
「とりあえず」
テレビやラジオを流しこんで
心が疲れていませんか?

私たちケチャマヨは
あなたが 元気になる手作りの歌を届けます。
聴いたらみんな、にっこり ほのぼの*
心を作る歌を さあ召し上がれ!

あたしとリンゴ(詩とイラスト)

あたしとリンゴ(詩とイラスト)



「あの丘の木になっているリンゴが食べたい」
そうあたしは思った
誰かがお前には無理だと言った

転びながら丘を駆け登り根元まで来たら
もう息は切れていた ひざはすりむけていた
木に登るには とても背が届かないと知った

あたしはすぐに安心した
あきらめる理由をたくさん探し当てたから…

だけど

深呼吸したあと家に戻って はしごをかついだら
また丘を登り、もういちどここへ来れば
リンゴに手が届

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サイダーみたい(詩とイラスト)

サイダーみたい(詩とイラスト)



サイダーみたい 
ぼくらふたり出会った夏
パチパチと音たてて
小さなあこがれ
かなっていった

そして サイダーみたい
やがて秋がやってきて
パチパチと音たてて
ぼくらふたり
気がぬけていった

ほっとポッケ(詩とイラスト)

ほっとポッケ(詩とイラスト)



木枯し、小雪、白い息。
だけど今日は手袋いらず。

あなたのポッケで手をつなげば
ココアにマシュマロ
とろけるここち♡

あなたに会うまで知らなかったよ、
冬がこんなにも
温かいこと。

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《この詩とイラストが生まれたストーリー》

冬は嫌われがちな季節ですが・・・
寒いからこそ、強く感じられる温もりがあります。

自然に逆らわ

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カナブンが会いに来た(詩とイラスト)

カナブンが会いに来た(詩とイラスト)



花火大会の夜 なのに… 
「ひとりだから」って見に行かないで
音だけ聞いてる あみ戸ごし
カナブンが会いに来た

「ごきげんいかが こんばんは
 こんな夜はいっしょにいましょう」
そう言って そばにいた

花火大会の夜なのに 花火も見に行かないで
カナブンは わたしをじっとみつめてた
あみ戸ごし わたしもじっとみつめてた