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河合 南美(ナミ)@イラスト/童話/こども
2021年3月23日 23:30
【は】はりきって 羽ばたく ハシビロコウ久しぶりに描いたのでなんとなく雑ですが大目に見ていただければと思います、、。〈春は羽ばたく季節でもあり別れの季節でもある話〉小さい人の幼稚園での年中クラスが終わりを迎えようとしている。春とは別れと出会いの季節。小さい人は来年度はまだ年長クラスで、それほど変化の予定のない我が家でも、なんとなくいつもと違う波が押し寄せてきて気ぜわしい毎日を
2021年3月11日 23:00
【の】逃した ノミを のんびり観察〈小さい人は時間の流れがゆっくりな話〉5歳の小さい人は、のんびりマイペースだ。特に朝は、幼稚園に行かなくては行けないのになかなか起きない上に、なかなか着替えず、なかなか食べない。そしてさらに、なかなかトイレに行かず、なかなか車に乗らない。すると、毎度セーフよりのアウトになる、、。いや、いくら近いとはいえ教室に入る時間に家を出てるのだから完全
2021年3月10日 01:07
【ね】眠たい 猫が 寝転んだ〈猫好きの子供と読む猫の絵本の話〉5歳の小さい人は、最近「猫可愛いよねぇ〜、飼いたいねぇ〜」と言っている。で、「そうだねぇ〜」と返している。それは本心だけどなかなか「よし!飼うぞ!」とまでいけない。毎朝、靴下すら履かない小さい生き物を一人前にするのに気持ちも体力もいっぱいいっぱいなのだ。でも、猫は好き。気がつけば、本棚の絵本コーナーには猫達
2021年3月8日 23:15
【ぬ】沼から ぬぅーと ヌーがでてくる〈子供はみんな戦隊ヒーロー沼に落ちると思っていた話〉5歳の小さい人は、戦隊ヒーローのテレビ番組をあまり見ない。こちらがチャンネルを合わせつけてあげると見る場合もあるくらいのテンションだ。しかし、全く興味がなかったかと言えばそうでもなく、昨日から新しい番組に切り替わったタイミングだが、その前の番組の前半あたりは見ていた気がする。もっと遡ると確
2021年3月6日 23:45
【に】西の 虹見る ニホンザル〈子供と絵日記を書いた夏の話〉母は昨日、日記のように毎日更新していたnoteをサボりましたが(寝落ちしましたゴメンなさい)今回は「西」も「虹」も特にエピソードがないので「に」のつく「日記」の話でも。去年の夏のこと、36度を超える日もあった連日の猛暑に毎年行っていた家族旅行も行かず、夏休みを持て余していた小さい人に絵日記を薦めた。A4の真っ白なコピー
2021年3月4日 23:12
【な】なぞなぞ 難問 なまけもの〈子供の話は難問に近い話〉小さい人がお弁当を完食して帰ってきてくれました。母の務めは果たせたとほっとしております。毎回お弁当がある度にわーわー騒いで申し訳ない限りですが、なんとか時間的にもアウトよりのセーフ(と言うかアウト)で持たせることが出来ました!?(そのあたりの時間についての話はまたの機会に)*お弁当も年少の間は、園の方針で「おにぎりのみ」
2021年3月3日 02:09
【と】止まった トンボが 突然 飛び立つ〈子供の思いつきとチャレンジの話〉ある日、小さい人が夏でもないのに、居間の隙間に押し込んである「うちわ」を引っ張り出してきて何やら思案している。うちには沢山のうちわがある。昔ながらの竹製の和紙のものから家電量販店で貰った新製品の紹介やら、夫が昔居た会社のノベルティで作った物、ホテルのディナーショーのお土産、証券会社の可愛いキャラクターが並
2021年3月1日 22:32
【て】てくてく 点々 てんとう虫 〈点々と続く矢印の罠にはまる小さい人の話〉実家が図書館のわりと近くにあるので、小さい人が幼稚園に入園する前は、よく連れて行って「お話の部屋」で読み聞かせに参加し、帰りに絵本を借りる→実家でおやつというルーチンを週2くらいで過ごす事にしていた。その図書館は比較的大きい図書館なので、入口を入って15歩くらい歩くと窓口が3つ並んでいる。本を借りる場合は、一
2021年2月27日 23:42
【つ】ツチブタ つんつん 月を つくるよ ツチブタを描きたかっただけです、、。「作る物」何が良いか小さい人にも考えてもらったら「つみき」「爪楊枝」を抑え「月!」とロマンチックな答えが返ってきたのでこれで決定です。*****〈作るを追求した結果、採掘にたどり着いた話〉小さい人は、何かを作るのが好きです。子供の好きな物や惹かれるものは、既に1歳くらいで確立されている気がす
2021年2月26日 23:26
【ち】近くても 小さい チンアナゴ〈心の距離の近さについて思い出した話〉小さい人が小さい頃(たぶん2歳くらいの頃)、一部の方を除きあまり人見知りをしなかったと言うより、非常に心の距離の近い子供だった。母と違って。だから助けられたことあるし、心配した事もある。一番衝撃的だったことは、ある日の車で1時間程の少し遠い大きな公園に遊びに行った時のこと。車から降りてすぐ、はじめての遊具もた
2021年2月25日 22:44
【た】タヌキに 頼んで 太鼓を 叩く小さい人は少し前から人にお願いする際に「お茶!」とか、ひどいときには手にしたコップを人に差し出してテレビを見ながら無言で「ん」とお茶を請求する。昭和時代の亭主関白並みな態度であるが、母は令和の時代を生きているので「お茶がどうしたの?」とあえて聞き返す。するとまた視線はテレビを見たままで「お茶をください」という。セリフは平成まで来た気がす
2021年2月24日 20:47
【そ】想像すれば ゾウも 空を飛ぶ全然ゾウが飛んでませんが今日はこちらで。〈想像力はなんでも生み出せる話〉人には2つのタイプがあってA:既存の物を上手に活用してアレンジしたり新しい使い方を発見するタイプB:ゼロから新しい物を生み出すタイプがある気がします。小さい人は多分Bタイプで動画や絵本にインスピレーションを受けて「作りたい!」となる場合が多い。特に寝起き。突然
2021年2月23日 22:24
【せ】 背中に 背負って 世話をする セイウチ〈ダンゴムシのお世話にまつわる楽しい話を聞いた話〉小さい人は生き物に対して関心が薄い気がする。それは人間でもそうなのだが、かといって無関心な訳ではない。というかなんならスキンシップは多めで人との距離感が近い。鼻がくっつくかと思うほど至近距離で話はじめたりする。どの辺りが境界線なのかよくわからないのだが見ていると相手からぐいぐい距離
2021年2月21日 21:16
【す】すずめ するする すっからかん〈スズメはしっかり見て描く事が大事と言うことを教えられた話〉スズメを見ると必ず思い出す事がある。それは私が小学4年生の頃の話。当時の担任は新卒の女の先生でサバサバした性格と長いさらさらのロングヘアに子供たちのたわいもないおしゃべりにも付き合ってくれる人気の先生だった。ある日の図工の時間。「今日は特別な授業をします」と先生は言った。生徒たちがザ