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かるた

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【かるた】を描いて見ます。 絵を描くだけだと退屈なので余白に絵札に関連した自分と5歳の息子のとりとめのない、役にも立たないかもしれない話をつけています。日々のちょっとした隙間にど… もっと読む
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記事一覧

【かるた】ふ/ふくらむ

【かるた】ふ/ふくらむ



【ふ】
ふわふわ ふくらむ ふうせんと ふくろう

〈ふくらむ夢は日々変わる話〉
5歳の我が息子、小さい人に「何になりたい?」と言ったら「真珠を採りたい!」と言われた。
「お、おう、、じゃあ、高校は水産高校に行ったらいいんじゃない、、かな」
答えてみる。

マイクラ(ゲーム)のYouTubeを見て鉱物の知識を手に入れ、日々幼稚園の園庭で「特別な石」を探し、アプリのゲームで穴を掘り採掘を行う、宝

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【かるた】ひ/ひとり

【かるた】ひ/ひとり



【ひ】
ひらり ひとりで ひまわりをせおう

ひまわりが描きたかっただけです、、。
【ひ】が思いつかず ひらひら?ひとで?ひるさがり?あれこれ考えすぎてサボってました、、。ごめんなさい、、。

〈ぼく、ひとりでできるよ!年長さんだからね!って話〉
小さい人は、4月から幼稚園の年長にあがりました。
春休み後半めずらしく「幼稚園早く始まらないかな!」と言っていたもの、
始業式前日そわそわして眠れず

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【かるた】は/羽ばたく

【かるた】は/羽ばたく



【は】
はりきって 羽ばたく ハシビロコウ

久しぶりに描いたのでなんとなく雑ですが大目に見ていただければと思います、、。

〈春は羽ばたく季節でもあり別れの季節でもある話〉

小さい人の幼稚園での年中クラスが終わりを迎えようとしている。
春とは別れと出会いの季節。
小さい人は来年度はまだ年長クラスで、それほど変化の予定のない我が家でも、なんとなくいつもと違う波が押し寄せてきて気ぜわしい毎日を

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【かるた】の/のんびり

【かるた】の/のんびり



【の】
逃した ノミを のんびり観察

〈小さい人は時間の流れがゆっくりな話〉

5歳の小さい人は、のんびりマイペースだ。
特に朝は、幼稚園に行かなくては行けないのになかなか起きない上に、なかなか着替えず、なかなか食べない。
そしてさらに、なかなかトイレに行かず、なかなか車に乗らない。

すると、毎度セーフよりのアウトになる、、。
いや、いくら近いとはいえ教室に入る時間に家を出てるのだから完全

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【かるた】ね/猫

【かるた】ね/猫



【ね】
眠たい 猫が 寝転んだ

〈猫好きの子供と読む猫の絵本の話〉
5歳の小さい人は、最近
「猫可愛いよねぇ〜、飼いたいねぇ〜」
と言っている。
で、「そうだねぇ〜」と返している。それは本心だけどなかなか「よし!飼うぞ!」とまでいけない。

毎朝、靴下すら履かない小さい生き物を一人前にするのに気持ちも体力もいっぱいいっぱいなのだ。

でも、猫は好き。

気がつけば、本棚の絵本コーナーには猫達

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【かるた】ぬ/沼

【かるた】ぬ/沼



【ぬ】
沼から ぬぅーと ヌーがでてくる

〈子供はみんな戦隊ヒーロー沼に落ちると思っていた話〉

5歳の小さい人は、戦隊ヒーローのテレビ番組をあまり見ない。こちらがチャンネルを合わせつけてあげると見る場合もあるくらいのテンションだ。
しかし、全く興味がなかったかと言えばそうでもなく、昨日から新しい番組に切り替わったタイミングだが、その前の番組の前半あたりは見ていた気がする。

もっと遡ると確

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【かるた】に/日記

【かるた】に/日記



【に】
西の 虹見る ニホンザル

〈子供と絵日記を書いた夏の話〉
母は昨日、日記のように毎日更新していたnoteをサボりましたが(寝落ちしましたゴメンなさい)今回は「西」も「虹」も特にエピソードがないので「に」のつく「日記」の話でも。

去年の夏のこと、36度を超える日もあった連日の猛暑に毎年行っていた家族旅行も行かず、夏休みを持て余していた小さい人に絵日記を薦めた。

A4の真っ白なコピー

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【かるた】な/難問

【かるた】な/難問



【な】
なぞなぞ 難問 なまけもの

〈子供の話は難問に近い話〉
小さい人がお弁当を完食して帰ってきてくれました。母の務めは果たせたとほっとしております。毎回お弁当がある度にわーわー騒いで申し訳ない限りですが、なんとか時間的にもアウトよりのセーフ(と言うかアウト)で持たせることが出来ました!?(そのあたりの時間についての話はまたの機会に)



お弁当も年少の間は、園の方針で「おにぎりのみ」

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【かるた】と/突然

【かるた】と/突然



【と】
止まった トンボが 突然 飛び立つ

〈子供の思いつきとチャレンジの話〉

ある日、小さい人が夏でもないのに、居間の隙間に押し込んである「うちわ」を引っ張り出してきて何やら思案している。

うちには沢山のうちわがある。
昔ながらの竹製の和紙のものから家電量販店で貰った新製品の紹介やら、夫が昔居た会社のノベルティで作った物、ホテルのディナーショーのお土産、証券会社の可愛いキャラクターが並

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【かるた】て/点々

【かるた】て/点々



【て】
てくてく 点々 てんとう虫 

〈点々と続く矢印の罠にはまる小さい人の話〉実家が図書館のわりと近くにあるので、小さい人が幼稚園に入園する前は、よく連れて行って「お話の部屋」で読み聞かせに参加し、帰りに絵本を借りる→実家でおやつというルーチンを週2くらいで過ごす事にしていた。

その図書館は比較的大きい図書館なので、入口を入って15歩くらい歩くと窓口が3つ並んでいる。本を借りる場合は、一

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【かるた】つ/作る

【かるた】つ/作る



【つ】
ツチブタ つんつん 月を つくるよ 

ツチブタを描きたかっただけです、、。
「作る物」何が良いか小さい人にも考えてもらったら「つみき」「爪楊枝」を抑え
「月!」とロマンチックな答えが返ってきたのでこれで決定です。

*****

〈作るを追求した結果、採掘にたどり着いた話〉

小さい人は、何かを作るのが好きです。

子供の好きな物や惹かれるものは、既に1歳くらいで確立されている気がす

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【かるた】ち/近い

【かるた】ち/近い



【ち】
近くても 小さい チンアナゴ

〈心の距離の近さについて思い出した話〉
小さい人が小さい頃(たぶん2歳くらいの頃)、一部の方を除きあまり人見知りをしなかったと言うより、非常に心の距離の近い子供だった。母と違って。だから助けられたことあるし、心配した事もある。

一番衝撃的だったことは、ある日の車で1時間程の少し遠い大きな公園に遊びに行った時のこと。
車から降りてすぐ、はじめての遊具もた

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【かるた】た/頼む

【かるた】た/頼む



【た】
タヌキに 頼んで 太鼓を 叩く

小さい人は少し前から人にお願いする際に
「お茶!」とか、ひどいときには手にしたコップを人に差し出してテレビを見ながら無言で「ん」とお茶を請求する。

昭和時代の亭主関白並みな態度であるが、母は令和の時代を生きているので
「お茶がどうしたの?」とあえて聞き返す。
するとまた視線はテレビを見たままで
「お茶をください」という。

セリフは平成まで来た気がす

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【かるた】そ/想像

【かるた】そ/想像



【そ】
想像すれば ゾウも 空を飛ぶ

全然ゾウが飛んでませんが今日はこちらで。

〈想像力はなんでも生み出せる話〉
人には2つのタイプがあって

A:既存の物を上手に活用してアレンジしたり新しい使い方を発見するタイプ

B:ゼロから新しい物を生み出すタイプ

がある気がします。
小さい人は多分Bタイプで動画や絵本にインスピレーションを受けて「作りたい!」となる場合が多い。特に寝起き。

突然

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