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【かるた】せ/世話

【せ】
 背中に 背負って 世話をする セイウチ

〈ダンゴムシのお世話にまつわる楽しい話を聞いた話〉
小さい人は生き物に対して関心が薄い気がする。
それは人間でもそうなのだが、かといって無関心な訳ではない。
というかなんならスキンシップは多めで人との距離感が近い。鼻がくっつくかと思うほど至近距離で話はじめたりする。

どの辺りが境界線なのかよくわからないのだが
見ていると相手からぐいぐい距離を詰めて押してくるタイプのものは苦手なようだ。

クラスメイトの女の子はいつも小さい人をみつけると名前を呼びながら駆け寄ってくれる。
だからイヤらしい。

大きくて吠える犬には近づかないが小さめの犬には近づいて「ワン!」など言ったりするので犬を怖がらせてしまうことがある。
だから、散歩中犬を見かけるとドキドキしたものだが今は大丈夫だと思う。、、おもう。

虫もそうで、カマキリは苦手で、トカゲは平気。命尽きそうな蝉は苦手で蝉の抜け殻は大好き。小さい頃はダンゴムシも好きだった。

庭にでてダンゴムシを突いたり転がしたり3歳くらいまで随分ダンゴムシさんにお世話になった。楽しく遊んでいると隣に住む義理母がガラリと窓を開けて
「何してるのー?」と声を掛けてくれるのだが小さい人はダンゴムシに夢中で聞いていない。
代わりに「ダンゴムシ集めてるみたいですー」と返事をしたら

義理母は「そうそうダンゴムシといったらね」とふふふと笑いながら楽しい思い出話を聞かせてくれた。

それはまだ夫が小さい頃の話。夫はダンゴムシが大好きだった。それはそれは大好きでいつも一緒に遊んでいた。ある日、大好きなダンゴムシといつも一緒に居たくて

「ダンゴムシと一緒にお風呂に入った」そうだ。

〈ダンゴムシのお世話にまつわる怖い話〉
ちなみに夫は覚えていないらしい。

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