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河合 南美(ナミ)@イラスト/童話/こども
2021年2月27日 23:42
【つ】ツチブタ つんつん 月を つくるよ ツチブタを描きたかっただけです、、。「作る物」何が良いか小さい人にも考えてもらったら「つみき」「爪楊枝」を抑え「月!」とロマンチックな答えが返ってきたのでこれで決定です。*****〈作るを追求した結果、採掘にたどり着いた話〉小さい人は、何かを作るのが好きです。子供の好きな物や惹かれるものは、既に1歳くらいで確立されている気がす
2021年2月26日 23:26
【ち】近くても 小さい チンアナゴ〈心の距離の近さについて思い出した話〉小さい人が小さい頃(たぶん2歳くらいの頃)、一部の方を除きあまり人見知りをしなかったと言うより、非常に心の距離の近い子供だった。母と違って。だから助けられたことあるし、心配した事もある。一番衝撃的だったことは、ある日の車で1時間程の少し遠い大きな公園に遊びに行った時のこと。車から降りてすぐ、はじめての遊具もた
2021年2月25日 22:44
【た】タヌキに 頼んで 太鼓を 叩く小さい人は少し前から人にお願いする際に「お茶!」とか、ひどいときには手にしたコップを人に差し出してテレビを見ながら無言で「ん」とお茶を請求する。昭和時代の亭主関白並みな態度であるが、母は令和の時代を生きているので「お茶がどうしたの?」とあえて聞き返す。するとまた視線はテレビを見たままで「お茶をください」という。セリフは平成まで来た気がす
2021年2月24日 20:47
【そ】想像すれば ゾウも 空を飛ぶ全然ゾウが飛んでませんが今日はこちらで。〈想像力はなんでも生み出せる話〉人には2つのタイプがあってA:既存の物を上手に活用してアレンジしたり新しい使い方を発見するタイプB:ゼロから新しい物を生み出すタイプがある気がします。小さい人は多分Bタイプで動画や絵本にインスピレーションを受けて「作りたい!」となる場合が多い。特に寝起き。突然
2021年2月23日 22:24
【せ】 背中に 背負って 世話をする セイウチ〈ダンゴムシのお世話にまつわる楽しい話を聞いた話〉小さい人は生き物に対して関心が薄い気がする。それは人間でもそうなのだが、かといって無関心な訳ではない。というかなんならスキンシップは多めで人との距離感が近い。鼻がくっつくかと思うほど至近距離で話はじめたりする。どの辺りが境界線なのかよくわからないのだが見ていると相手からぐいぐい距離
2021年2月21日 21:16
【す】すずめ するする すっからかん〈スズメはしっかり見て描く事が大事と言うことを教えられた話〉スズメを見ると必ず思い出す事がある。それは私が小学4年生の頃の話。当時の担任は新卒の女の先生でサバサバした性格と長いさらさらのロングヘアに子供たちのたわいもないおしゃべりにも付き合ってくれる人気の先生だった。ある日の図工の時間。「今日は特別な授業をします」と先生は言った。生徒たちがザ
2021年2月20日 22:44
【し】シマウマの 白と黒の しましまを しまう〈キーボードを子供にプレゼントしたのに弾いてくれなかった話〉白黒で色々頭の中で検索をかけたのだがさっぱり思い浮かばず昨日はブレイクタイムにさせていただいたのですが捻り出して白黒といえばキーボードの鍵盤という事で。あれは小さい人2歳のクリスマス。クリスマスプレゼントは何にしようかと夫婦で話し合うもののぼんやりと決まらないまま段々と日にち
2021年2月18日 22:36
【さ】サメ さけ さんま 3匹 さかな〈水族館は迷子との戦い話〉子供のお出かけにおいて「真夏」「真冬」「雨」の日はどこへ行こうかと悩む。まして旅行だと日にちが決まっていて天候に左右されるので冷暖房完備で広くて雨も降らない「水族館」は旅行途中の目的地に最適である。これまで小さい人を連れてそんなに多くはないけれど色々な水族館を回ってきた。沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館、京都水族館、
2021年2月17日 21:57
【こ】5匹の コアラが コロコロ 転がる ごめんなさい5匹と言いながら2匹しか描いてません、、。〈コアラみたいに子供はおんぶ紐で眠ると思っていた話〉自由自在に自分が歩ける事を知った小さい人が1歳かそのくらい(記憶があいまい)の頃抱っこ紐に入ってくれなくなった。とにかく「降ろせ、オレは歩くんだ!」とばかりに暴れてどうにもならなくなった。当時使っていたのは前向き抱っこのできる有名
2021年2月16日 22:27
【け】ケンカして けっこう怪我する ケラトサウルス〈こどもの怪我と穴だらけのズボンが捨てられない話〉小さい人は歩き始めが比較的早く(検索したら個人差があるが1歳の誕生日で50%の子が1人歩きをはじめるらしい)確か10ヶ月で歩き始め誕生日を待って公園に連れて行き地面に降ろすと「靴は嫌がらないか」とか「はじめての外で歩く事を怖がらないか」とう親の心配をよそにすくりと立ち上がりダッシュで走
2021年2月15日 23:54
【く】栗好きの くるくるおめめの 食いしん坊〈子供の宝物の話〉子供というものはどうもお散歩にでると宝物を拾わずにはいられないようで、いやむしろ宝探しにお散歩に行くような気さえする。小さい人も例に漏れず「小石(赤色がお気に入り)」「どんぐり」「きつねの小判」「猫じゃらし」「南天の赤い実」「BB弾」「おしろい花の種」「蝉の抜け殻」「松ぼっくり」など見つけると絶対に置いて帰るなん
2021年2月14日 22:48
【き】きちんと キリンは きれいずき〈私が片付けができない理由を考える〉私はプロフィールにも書いたとおり片付けが苦手である。この原因は3つ、、と書いて書き始めたがもっとあった。(心と時間に余裕のある時にどうぞ)まず1、物が捨てられない。自分が選んで悩んで買ったものは手放せない。どれも大事。「いつか使うかものいつかは来ない」とテレビの中の小さな収納アドバイザーが宣言していたがいつ
2021年2月13日 22:25
【か】カンガルー かわりにぼくが かんがえるー〈生活に根付いた足し算の話〉5歳の小さい人は毎日たくさんの事を考えている。楽しい事も余分な事も。そのアイデアにびっくりすることや感心する事もあるのだが、今日の晩ごはんのこと。「3足す3足す3足す3は?」最近この手のクイズにも似た算数問題を突然出題されることがよくあるので、コロッケを口に運びながら内心〈またかー〉と聞いていた。
2021年2月12日 23:27
【お】オオカミ おつきみ おどろいた〈動物園に行って頭蓋骨は見れなかったけどサーバルキャットは見れた話〉オオカミといえば市内の動物園に期間限定で頭蓋骨が展示されているとかで動物園に行ってきたのだが案の定見ずに帰ってきた。大抵の動物園はそうだと思うのだが園内が広い。このご時世、密にならなくて良いのだけど動物エリアに遊具エリア、ふれあい広場に展望台。行く前に大体2エリアくらいに絞りル