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お気に入り記事まとめ

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また読み返したいぐらい印象に残った記事たち。
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#造園

雑木の庭をつくり続けて42年の庭師が考える「これからの日本の庭」(雑木の庭師/大島裕)

雑木の庭をつくり続けて42年の庭師が考える「これからの日本の庭」(雑木の庭師/大島裕)

季節の変化を感じることができる「雑木の庭」「雑木の庭」は、山に生えているような木々や草花を使ったお庭です。都市に暮らしながら、自然を感じられるのが特徴です。どんな時代でも日本という土地に住んでいれば、日本人としての感覚を持っています。特に庭に興味のある人は日本の風土に自生する自然味あふれる木々を好まれます。

私がよく使う雑木は広葉樹の中でも落葉するものです。一般的な広葉樹は、モミジやヤマボウシ、

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◎一級建築士が巡る壁面緑化マップ⑤

◎一級建築士が巡る壁面緑化マップ⑤

▼前回に引き続き第⑤弾です!

●壁面緑化マップを作成していこうと思います。
と言うのも今の会社に転職して壁面緑化の要望が多く設計を始めたので、勉強の為に事例の収集をしています。
実際の事例を見て成功している部分と失敗している部分分析していければと思います。
皆様のオススメありましたら教えてください!

① lyf天神福岡(福岡県)_登はん型の壁面緑化はどの事例を見ても下側からハゲてくる。けどアル

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なぜ建物には植栽が必要なのか ~知られざる建物と植物の関係性

なぜ建物には植栽が必要なのか ~知られざる建物と植物の関係性

造園家の小林賢二さんの講義を聞く機会があり、とても勉強になったので忘備録。(小林さんは伊礼智設計のi-works2.0などで協働されている)

植栽が好きな人はもちろん、植栽が建物に与える影響について理屈を知りたい人にもぜひ読んでほしい。

植物と建物講義の冒頭では小林さんのバックボーンを語られていた。

なんでも造園からキャリアをスタートしたわけではなく、就職後に設計事務所に入社し、退職後にエジ

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感性と技術力があらわれる造園の仕事。

感性と技術力があらわれる造園の仕事。

建築と密接に関わる庭。造園の仕事の現場とはどんなもので、庭をつくる人は、どんな工夫を凝らしながら仕事をしているのでしょうか。造園会社として長い歴史をもつ岩城(東京都世田谷区)に話を聞きました。
(「和モダンvol.11」(2018年12月発行)に掲載)

庭から保養施設を見たところ。多行松が庭のシンボルに。

露天風呂から見る波の石組と多行松静岡県熱海市の高台に位置する企業の保養施設。外国からのお

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造園の就業者、この15年で6割減。庭園専門家は専門家同士の争いや批評をしてる場合じゃない/【おにわさん】は「庭園ファン」の『好き・楽しい』のためのサイト

造園の就業者、この15年で6割減。庭園専門家は専門家同士の争いや批評をしてる場合じゃない/【おにわさん】は「庭園ファン」の『好き・楽しい』のためのサイト

■このエントリを書くきっかけ:本エントリはTwitterでつぶやいたこの愚痴から派生し、つぶやいたことを再構成したものです。

で、表題の前に「お庭の専門家」の人口についてのデータを紹介。

■造園工事業 就業者数は2004年〜2017年で6割減2004年の68,335人から2017年には27,436人に減少。10年強で約4割に。
なお同じ統計で2003年には約78,000人だったそうなので、そこ

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雑誌『庭NIWA』のコラム『2100年の日本庭園へ』。vol.251では兵庫・神戸のキーパーソンと若手庭師にインタビュー。

雑誌『庭NIWA』のコラム『2100年の日本庭園へ』。vol.251では兵庫・神戸のキーパーソンと若手庭師にインタビュー。

■コラム『2100年の日本庭園へ』が掲載されている雑誌『庭NIWA』vol.251が発売中創刊40周年を迎えた日本の「庭」の専門誌『庭NIWA』。2023年1月の発刊号から庭園情報サイト《おにわさん》の中の人によるコラムがはじまりました。

コラムのタイトルは『2100年の日本庭園へ』。2100年=次の次の世代に伝えるために、「今の自分が次の世代になにができるか」みたいな意味を込めています。

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