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手ざわりが人生の中身を作る。触れて、撫でて、つっついてみる。
生きている時間の中身をつくるものは、「手ざわり」である。
これは比喩ではない。物理的な手ざわりのことを言っている。
大切な誰かの手、髪、木の葉、花びら、ふく風、猫、シャワーの湯、食器、楽器、布団、なんでもいい。
とにかく、生活を取り巻くありとあらゆるものに触れるその時間、私たちは生きる実感そのものに触れている。
最近、友だちと海辺へと出かけた。
海水に触れ、海岸の珍しい形をした岩肌に触れ、そこ
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テスト
私の読書に意味はあるか? 読んだそばから、内容をほとんど忘れてしまう読書について。
日常的に読書をしている。1日平均して2時間くらい。
哲学、社会学、文化人類学、芸術、仏教の本が多い。
そして、毎日読んでいる割にちっとも内容が記憶に残っていない。
読んだそばからほとんど忘れている。
「今読んでるその本てさ、どんな本なの?」と人に聞かれても、
「ええと、なんつーかな、まあなんかこう、一言で言うのは難しいけどさ。みんなで助け合ってやってこうぜ、みたいな内容だよ。まあ、気になるなら読
ラクして何が悪い。むしろそれは人として自然なふるまいだろう、という話。
現在、僕はかなりラクに生きている。
仕事は美容師、ギター講師、画家と三つしているけど、人間関係の悩みなどの精神的なストレスがない上に、時間のコントロールもできる環境を整えているので、「かなりラク」な状態で生きている。
(仕事が簡単という意味ではない)
世の中には「ラクすることは悪い」とする風潮や「ラクして生きてる人を許せない人」が一定数いる。
でも、僕のように「いや、むしろラクしなきゃ。じゃな