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【読書感想文】石川拓治『奇跡のリンゴ』
りんごは林檎と漢字で書くのが好みだったが
林檎は日本古来の観賞用であって、
私たちが普段食べているのは
リンゴと書くのだと知った。
「絶対不可能」と言われた
無農薬のリンゴ栽培。
「自然の中には害虫も益虫もない。
それどころか、生物と無生物の境目すらも
曖昧なのだ。土、水、空気、太陽の光に風。
命を持たぬものと、細菌や微生物、昆虫に
雑草、樹木から獣にいたるまで、生きとし
生ける命が絡み合って自
【読書感想文】一穂ミチ『ツミデミック』(その2)
「祝福の歌」
親になる事
親でいる事
産む事、産まない事
出世の秘密
テーマがシビアなので
自分に照らし合わせることくらいしか
感想が思い浮かばず…。
今となっては遥か昔になるが
自分が親になって初めて
親のありがたみをしみじみ
感じたので
私としては親となって良かった
と思っている。
子供を育てると言うより
教えられ、考えさせられるばかり
だったけれど。
子供達は成人したが
育て上げたと言え
【読書感想文】一穂ミチ『ツミデミック』
6つの哀しい短編から成る
人生を考えさせられる一冊でした。
おそらくパンデミックを文字って
ツミデミック。
罪と罰のツミなのか
人生詰んでるのそれなのか…。
コロナ禍に巻き込まれる人達や
何をやっても上手くいかなくなる人達を
容易く想像出来て
そう言えば自分もそうだったと…。
2回転職して
どちらからも必要とされてない気がして
空回って、焦って。
足りないピースを探し回って
失った場所に無理矢理
【読書感想文】凪良ゆう『わたしの美しい庭』(あの稲妻)
けれど 歳月だけではないでしょう
たった一日っきりの 稲妻のような真実を 抱きしめて生き抜いている人もいますもの
茨木のり子「歳月」より
39歳の女性が18歳の時に亡くした恋人を
想い続けていることを自覚し、忘れられない
のなら忘れずに生きていくことを覚悟する。
いつまでも褪せない思い出を抱えているのは
どんなだろう。
他の誰にも埋められない穴があることを
認識してしま
身近に居る人を一番大事にするって
なかなか難しい🤨
愛もあるし感謝もしてる。
あと必要なのは覚悟かしら。
【読書感想文】奥田英朗『マドンナ』
結婚15年42歳のサラリーマン
異動してきた25歳女子社員に
恋するってリアルにある?
ありよりのあり?なし?
一日中モヤモヤ、そわそわ
奥さんにも気付かれ
ライバル視してた後輩と
取り合いの取っ組み合い
え〜。これって純愛なのか。
男子の世界は分からん。
それでも毎日楽しそうだ。
気を引くための新しいスーツも
嫉妬からの牽制の電話も。
〝中学生かっ〟とツッコミたくなる
場面も、ニヤニヤ😁してし
昨夜歌番組を久々に観て
ちょっと泣いた🤏
懐かしくて(もはや懐メロなのか)疼いた
歌詞を書きたいと思った(書いた事ないけど)歌詞ってどーやったら書けるの?
ってアホな質問です。
【映画感想文】街の上で
大昔一度行ったきりの下北沢。
本多劇場で唐十郎を観た。
全然分からなくて、情けない気がして
それから舞台観るのがちょっとこわい。
『街の上で』で青と行き交う女の娘たち。
誰一人共感出来なくてww
友達(友人)にはなれそうにないけど
下北沢のどこかでちゃんと生活してそうで
強かだけど「寂しさをコントロール出来ず」に
誰かと関わって居る気がした。
青が弾き語る『チーズケーキの唄』が沁みた。
心持っ
[読書感想文]一穂ミチ『うたかたモザイク』
あっという間に読み終わってしまった。
何度も読み返すとは思いますが
特に思い入れが強く残った
〝神さまはそない優しない〟の感想をば。
とん、ってな。
そんだけ。
から始まる短い物語。
電車のホームから落っこちて
電車が来て轢かれて
「うちの子になる?」って拾ったのが奥さんで
そこで初めて自分は死んで猫に生まれ変わったことを知る 春に拾われたから春男(めっちゃださいやんけ は本人いや本猫の台詞です