見出し画像

私たちが、NPOの広報担当として子どもたちの現状を伝え続ける理由 カタリバピープル#03

カタリバは、子どもたちがどんな環境に育っても「未来は創り出せる」と信じられる社会を目指し、2001年に設立した教育NPO。職員の数は130名を超え(2022年5月時点)、業務委託パートナーも含めると総勢400人以上のスタッフが子ども支援に携わっています。

そんなスタッフの中には、子どもたちの居場所づくりや不登校支援など、現場で子どもたちや保護者と接する人だけでなく、現場で起きている最前線の情報を世の中へ届ける人も。

今回は、2022年4月にカタリバへ入職してから “広報担当” として働いている森田が、メディアリレーションやSNS、オウンドメディア、メルマガなど様々な分野を担当する広報チームのメンバーを紹介します。

出産をきっかけに転職。子どもの幸せに直結する仕事がしたい

■プロフィール
名前:田中 絢子
入職:2020年
自分を表すキーワード: #ゆるい #しゃべるの遅い #江戸っ子 #お酒好き #旅好き #南ア移住 #海外出産 #直感で生きてます #人は人とのつながりの中でこそ成長する #縦長

1人目は、田中 絢子さん。大学卒業後、ベネッセコーポレーションへ就職。その後クックパッドを経て、出産をきっかけに「子どもの幸せに直結する事業に携わりたい」という想いが強くなり、2020年にカタリバに参画しました。

マーケティングや広報経験を活かして広報チームをゼロから立ち上げ、イベント企画・運営、サービスPR、コーポレートPR、オウンドメディアなどを担当。現在は広報チームのリーダーとして働いています。

――カタリバに入った理由・関わる理由を教えてください。
1つ目に、カタリバの理念への共感。中学生の時にいじめにあった経験があり、「あの頃の私が本当に必要としていた場所」だと思ったからです。
2つ目は、「子どもの幸せに直結する仕事がしたい」。人生100年時代、100歳まで働くなら、一生のライフワークとして掲げられるテーマを仕事にしたいと感じたからです。
最後に、「事業も個人も成長できる環境」。20年という歴史がありながら、常に全速力で進化している団体なので、私も働いてみたいと思いました。

――カタリバでの仕事のやりがいは、何ですか?
子どもたちの未来のための仕事しかないので、「私なんでこれやってるんだっけ?」がないことです。

平和な社会をつくるには、教育がなにより大事だと思う

■プロフィール
名前:高木 佳
入職:2020年
自分を表すキーワード: #平和学 #旅 #旅行の企画は任せてください #焼酎にはまってます #飲み会好き #ひとが好き #名前覚えるの得意 #広報職初心者 #教育業界初心者 #メディアリレーション #みんなともだち

2人目は、高木 佳さん。大学時代に広島で平和学を学び、卒業後はHISのスタディツアーデスクで約5年間働きました。その後、リクルートキャリアが運営する社会人インターンシップのプラットフォーム「サンカク」で2年間働き、30歳を迎えるにあたって「どう生きるか」悩んだ末にカタリバへ入職することに。現在は広報チームでメディアリレーションやイベント企画を担当しています。

――カタリバに入った理由・関わる理由を教えてください。
30歳になるにあたって、自分の人生の軸を考え直したのが大きなきっかけです。学生時代に初めてアウシュヴィッツを訪ねたときに、仲間たちとディスカッションしながら「平和な社会をつくるには、私はやっぱり教育がなにより大事だと思う」と言ったことをずっと覚えていて。自分の軸はそこにあるんだと思い直し、入職を決意しました。

――カタリバでの仕事のやりがいは、何ですか?
市場規模や利益などに関係なく、そこにある課題に愚直に挑戦する仲間がいること、そのストーリーを発信していけることです。

人生を好転させた「ナナメの関係」を、多くの人に届けたい

■プロフィール
名前:山本 美沙
入職:2022年
自分を表すキーワード: #広島 #本屋 #映画館 #美術館 #音楽 #podcast #生け花 #恋愛リアリティーなんでもみてます #Googlemapにピンたてがち #人間観察好き #SNS好き #文化的なコンテンツを届けるはライフワーク #教育業界初心者

3人目は、山本 美沙さん。東京藝術大学でアートマネジメントや文化政策について学び、より多くの人に文化的なコンテンツを届けたいと思い新卒でカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社に入社。数社で販促・マーケティング・PRの業務を経験した後、社会に貢献したい気持ちが高まりカタリバへ。現在は広報チームでメディアリレーション、SNSなどを担当しています。

――カタリバに入った理由・関わる理由を教えてください。
不確実性の高い社会を生きる中で、確実な「今」の時間を本当に社会のためになっていると感じられることに費やしたいと思うようになったからです。また、自分の人生を好転させるきっかけに、高校時代に触れた「ナナメの関係」があり、今度は自分が多くの人にその関係を届けたいと思ったので入社を決めました。

――カタリバでの仕事のやりがいは、何ですか?
志をもった人たちが生み出す伝えたいエピソードが沢山あること。そして、すべてが社会を前進させることにつながっていると感じられることです。

丁寧に言葉を紡いで、世の中にポジティブな変化を起こしたい

■プロフィール
名前:森田 晴香
入職:2022年
自分を表すキーワード: #能登半島 #IT企業出身 #広告運用経験あり #未経験から教育業界へ #インタビューライター #ランニング #卓球 #ラジオ #恋愛リアリティーショー #ハイボールとたこ焼き #レモンサワーと唐揚げ #コーヒー #話すスピードゆっくり #なるようになる

4人目は、この記事を書いている広報チームの森田 晴香です。中央大学を卒業後、新卒でファンコミュニケーションズに入社し、営業・マーケティング・新規事業の立ち上げ・オウンドメディア運営など様々な業務に携わりました。社会課題に向き合い、未来をほんの少しでも明るくできればと思いカタリバへ転職。現在は広報チームにて、コーポレートサイト・カタリバマガジン・メルマガ・noteを担当しています。

――カタリバに入った理由・関わる理由を教えてください。
NPOという特性を活かして、スピード感をもってチャレンジし続ける姿勢に魅力を感じたからです。また、私自身地方出身で都会との情報格差を実感していたので、すべての人へ平等に出会いの機会を作れたら素敵だなと思い、入職を決めました。

――カタリバでの仕事のやりがいは、何ですか?
丁寧に言葉で伝えていくことで、世の中や子どもたちに前向きでポジティブな変化を与えられることです。

地域や子どもたちの未来につながっていると感じながら働く

■プロフィール
名前:本田 詩織
入職:2018年
自分を表すキーワード: #田舎育ち #理系 #細胞膜 #元DM営業 #元広告プランナー #食いしんぼう #お酒好き #広島お好み焼き #丸顔 #がんこちゃん #遠距離 #散歩好きる

最後にご紹介するのは、本田 詩織さん。九州大学理学部を卒業し、地方で育った経験から、学生時代より地域の魅力や課題を教育に繋げる取り組みに関心を持ち、(株)ベネッセコーポレーション、(株)リクルートコミュニケーションズを経て、2018年よりカタリバに参画。

福島県立ふたば未来学園高等学校併設の「コラボスクール・双葉みらいラボ」の施設運営や、同高校の探究型学習にコーディネーターとして携わったのち広報チームに異動し、カタリバマガジンやnoteを担当しています。

――カタリバに入った理由・関わる理由を教えてください。
1つ目は、高校・地域と連携した取り組みに従事できること。2つ目は、組織風土です。個人プレーよりもチームプレーという感覚が強い点が好きです。また多様性を認め合う組織でもあると感じています。若さあふれる職員が多くいる一方で、結婚・出産を経て働く方もいるということは私にとっては魅力的でした。
ここでなら、挑戦に臆することなく、またライフステージが変わっても、自分らしく働くことができると感じました。

――カタリバでの仕事のやりがいは、何ですか?
地域や子どもたちの未来につながっていると感じながら、仕事に取り組めることです。


今回紹介したスタッフは、教育業界で働いた経験や広報経験がある人もいれば、未経験の人も。私自身、教育業界や広報初心者として1年前に入職し、当初はとにかく情報をインプットすることで必死でした(今でも勉強の日々ですが)。

それぞれキャリアは違えど、共通している想いがあります。それは、予測不可能且つ変化が激しい時代において、常に「子ども」を主体に置きつつ、 "今” の世の中にどんな物語を届けるべきか考え、発信していくこと。これからも広報一同、足並みをそろえて、カタリバの現場の「今」をお届けしていきます。

ホームページでは、今回紹介した5人以外のスタッフのプロフィールや想いなども掲載しているので、もう少し読んでみたいなと思ってくださった方はぜひご覧ください。

また、カタリバでは一緒に働く仲間も募集しています!興味をもってくださる方はぜひ一度のぞいてみてください。

それでは、今回はこのあたりで。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

文:森田 晴香

この記事が参加している募集

転職してよかったこと

広報の仕事

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

最後まで読んでいただきありがとうございます!Webマガジンはこちら▼