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【仕事の教科書】超インフレ前提供ノウハウ Lesson-1 VOL.06 (無料記事)

私は 間もなく65歳。ここにいる人たちの「お爺ちゃんの世代」のコンサルタントです。ちょっとね、孫世代の君たちに緊急連絡があるんだ。かなりの「緊急事態」だから、しっかり聞いて欲しい。

2022年 秋から「大幅なリストラ(早期退職優遇制度の勧誘)」が始まります。該当者のリストアップが始まるのは2022年GW明けから。(早いところは 4月15日くらいからスタートしています。)

( 円安がスタートして、2022年4月14日時点で、1ドル=125円とか126円〜150円状態といった状況です。このまま円安が続いて加速していくと、数ヶ月後に インフレ大不況になる。
 
とんでもない不況の 前兆状態でなければ こんな緊急事態の記事など読む必要すらありませんが、かなり ヤバい状態です。1ドル=124円以下にならない限り、ここに書いてあるとおりになる。)


「 Section-05」の続き


● Chapter-01「ビジネス・スキルアップセミナー誕生」


【 Section-06:「ビジネスの教科書」の作り方 】

 
学校には「教科書」がありました。前のSectionで「ビジネスの場合、答がコロコロ変わるから、教科書がない」という話をすることとになりました。
 
ですが、コロコロと答が変わる「ビジネスの教科書」を「自分で作ること」はできます。ただし、答が変わる度に作り変えていく必要がでてきます。
 
この方法は「マーケティング」の技術を使って「トレンド」を見抜く時に使います。たとえば「新商品開発」や「販売を促進する企画」を作るような時。
 
それが「商品開発」ならば、この方法を「新商品を作る度」に行います。なぜなら「売れる新商品」が出る度に「答」が変わってしまうからです。


たとえば「新しいラーメン」を作るとなると「ラーメン」というカテゴリーに絞って「この方法」を使って「売れる可能性を引き上げていく」のです。
 
とはいえ「正解」を見抜くためには、とても「手間がかかる手続き」が必要になります。たとえば「売れている商品の傾向」を把握する場合・・・
 
「売れている商品」だけを集めて色々分析してみようとすると「なんか感じが良い」「なんだか雰囲気が良い」という話になって傾向把握ができません。
 
そこで「最近、極端に売れているもの」一緒に「最近、極端に売れていないもの」を集めます。そして「売れていない方」の分析にかかるのです。

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なぜなら「売れていない商品の売れていない理由」を探す方が「ポイントのピックアップ」が断然早いのと「とても 見つけやすいから」です。
 
「売れている方だけ」を見ても「なんとなく良い」という風にしか感じませんが「売れていない方」は「ここがダメだ」と、すぐにポイントが見える。
 
そして「売れていない方」の「売れていない理由」をリストアップしたら、今度は「売れている方」を見て「どう違うのか?」を比べていく。
 
「売れていない方」が「色数が多くてゴチャゴチャしている」とわかったうえで「売れている方」を見ると「色数が少なくてシンプル」とハッキリわかる。


営業マンなどを見る時も同じです。トップセールスマン ばかりを集めても「感じが良い」「雰囲気が良い」「話しやすい」といったことしかわからない。
 
そういう話を売れていないセールスマンにしても業績は上がりません。「感じ良くしてください」雰囲気良くしてください」「話やすくしてください」・・・
 
こんなことを言われても「売れないセールスマン」は「どうすれば感じが良くなるか、わかりません」「どうすれば雰囲気が良くなるのか、わかりません」
 
という話にしかならないのです。ところが「売れていないセールスマン」が「売れない理由」を探そうと思うと、すぐに見つかってしまうわけです。

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「しかめっ面」「話が伝わらない」「自信がなさそう」「押し売りしてくる」・・・ こういう話を聞いてから「トップセールスマン」をチェックする。
 
「売れないセールスマンはしかめっ面」を確認したうえで、トップセールスマンをしっかりチェックすると「口角が上がっている」「目尻が下がっている」
 
そして売れないセールスマンをもう一度確認するといった具合に【観察】をしているうちに「細分化された 多くのポイントがいくつも 見えてくる」のです。
 
「話が伝わらない」で確認すると、トップセールスマンは「結論から話をしている」「細かいポイントは3つまで」「アドバイスは話の最後にする」・・・


「感じ良くしてください」雰囲気良くしてください」「話やすくしてください」と言われても、売れないセールスマンは「手も足も出ない」のです。
 
しかし「口角を上げてください」「目尻を下げてください」「結論から話をしてください」「アドバイスは話の最後にしてください」・・・
 
こんな風に指導を受ければ「こうすれば良いのか」と具体的にハッキリしているので、どうすれば良いのかも、できているのか?もわかってきます。

1)良いサンプル + 悪いサンプルを 数多く集めて それぞれグループ化

2)悪いサンプル グループ から 悪いポイントを いくつもピックアップする 

3)悪いポイント1つずつの条件を 良いサンプルグループを見ながら裏返す

2001年。「このビジネスセミナーのカリキュラムを作る時点で、最初に私が行ったこと」は「上司たちのCランクに対する不満を聞くこと」です。

そして「数十人のCランクの方々の様子」を確認し「どこで上司を怒らせているのか?」を観察し「上司が怒り出すツボ」をリストアップしていきました。
 
そのうえで「Sランクの方々の行動パターン」を確認し「リストアップされた項目、ひとつずつの対処パターン」を裏返して作り上げていったわけです。
 
結果的に、私は「BCランクのリストラ対象者・リストラ確認項目リスト」と「対象者を救うための処方箋=仕事の教科書」を作り上げたことになります。


話を、このシリーズの冒頭に戻します。「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉があります。風が吹けば砂が舞い上がり、砂が目に入り、目が悪くなる人が増える。
 
そのため三味線弾きで生計を立てる人が増え、三味線が売れる。三味線には猫の皮が必要だから猫が捕られ、それによってネズミが増え、桶がかじられる。
 
その結果、桶屋が儲かる。一見,関係のないところに因果関係があることを示す「ことわざ」です。【 円安 】という言葉を聞いたことがあると思います。
 
ドルやユーロに対して、円の価値が下がると「インフレ」が起こる。インフレが起こると「物価(モノの値段)が上がりだす」・・・


こうなると「銀行」の貸し渋りが起こり、結果的に「リストラ」が あちらこちらで起こり始め「就職氷河期時代」がやって来る。働く場所がドンドン減る。
 
世の中が「不況」になってタイヘンなことになる。いま、このマガジンを書きながら「1ドル=122円から123円になっている様子」を確認しています。
 
このマガジンに書いているものには2つの側面があります。1つは、銀行からプレッシャーをかけられ「リストラ」をしなければならない経営者の方々。
 
こういう方々が「Cランクの人たち」を認定する「モノサシ」になってしまうという側面。企業側も、それをしないと企業自体の存続に関わってしまいます。


もうひとつの側面は「リストラのターゲットになってしまう人たち」に「どうにか逃げてくれ!」という思いがあります。1ドル=126円が そのスイッチ。
 
私は「企業経営者の数人の方々」から「リストラ対象者を減らしたい」という依頼を受けて「ビジネス・スキルアップ・セミナー」をスタートさせました。
 
2021年末時点では「1ドル=114円」「求人倍率は1.53倍」です。このセミナーのスタートは2002年です。2001年は「円安=126円」で「求人倍率が1.09倍」。
 
このビジネスセミナーは、リーマンショックで「求人倍率が1.28倍」まで下がってしまった2011年に再度 リニューアルしてマイナーチェンジをしています。


自分が「Sランク」もしくは「Aランク」に分類されている。もしくは「前のSectionでも紹介した8つの条件のどれかをもって就職活動している」。
 
そういう認識が明確な「少人数の人たち」は、この先を読む必要はありません。リストラされる恐れもなければ、就職先が見つからないこともない。
 
ですが、たとえばテレワークで「アベられている」という認識がある人。( アベられる=「available」の略語。お声がかからず仕事を干されている状態)
 
「前のSectionでも紹介した8つの条件のどれにも当てはまっていない状態で就職活動している人」にとっては「とても不利な状態」が近づいて来ています。


とにかく【円安】は気にしておいてください。1ドル=125円がボーダーライン。1ドル=126円を越えた半年後には多くの企業で「リストラの嵐」が始まる。
 
そして、自動的に、さらに加速して「就職氷河期時代」が始まる。こうなった時に「自分がリストラされないための方法のようなもの」が必要になってくる。
 
このマガジンには「リストラされないための秘訣」や「就職難でも就職できる秘訣」といったことが書かれています。書きながら こうも思っています。
 
「1ドル=125円がボーダーライン」を越えないでくれ・・・ そして、ここに書いたマガジンなど 必要ない状態になってくれ・・・ と祈るような気持ちです。


会社の中で「早期退職優遇制度」という言葉が使われ始めたら「リストラが始まった」と認識してください。1ドル=126円 になると一気に押し寄せて来る。
 
若い方々は、この「超不景気」で「就職難」で「リストラが横行する時代」の体験がないと思います。なにせ2001年以来、そんなことは無かった・・・
 
しかし、来る時は「ダムの決壊」や「津波」のように、あれよ あれよ と一気に日本中に そういう「リストラ状態」「就職難」が広がっていくのです。
 
働いていて、自分が「Bランク認定」「Cランク認定」されている自覚がある人は、どうぞ早めに手を打ってください。自分に対する評価を変えないと危険です。


自分で「仕事の教科書を作っている時間がない・間に合わない」と言う方々のために、セミナーテキストの一部を有料で公開していきたいと思っています。
 
無料でと思ったのですが、事務局から「待った」がかかりました。事務局の言い分は「有料セミナーの受講企業が、過去にお金を払っている経緯がある」
 
そして「個人で申込み、自分の身銭を切ってセミナーを受講した人がいる」こういう人たちに「無料の言い訳」ができない。・・・ ごもっともな話です。
 
結果的に「有料」ということであればノウハウやテクニックを公開して良いという話になり、こういう形になったことを ご理解いただければと思います。


本当は、お金など かけずに、 自分の手間と時間をかけて「自分の業種業態 部署に合わせたテキスト」を作った方が良いのですが、今は 緊急事態ですからね。
 
次のSectionから「真っ先に上司がCランクではないか?とチェックしてくるポイント」を紹介していきます。(「一部分・有料記事」となります
 
現在の予定では、このシリーズのマガジンを3つ「Lesson-1」から「Lesson-3」までご用意しながら、少しずつノウハウ公開をしていく予定です。


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今現在、何らかのプロジェクトを任される立場になっているが、なかなか業績が上がらない・・・ といった方々にとっては、かなりお役に立てる内容だと思います。しかし、企画の初心者向きではありません。「企画の立て方入門」ではなく「企画の精度の上げ方」のみ記載してあります。「当方が主任講師を勤めるセミナーの卒塾生、数名のために公開する企画精度向上のための有料ノウハウ」ということをご案内して、このシリーズ(3章程度)をスタートしたいと思います。

ここにご案内する内容は、正直、一般の方向けに書いたものではありません。1989年よりスタートした、6ヶ月コースの「超実践・売れる企画セミナ…

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「有料で開催しているビジネス・セミナー」で使用している「テキスト部分」の引用をしている箇所があります。そのため、記事によっては「一部有料」となっているものがあります。   有料部分がある記事の数としては25投稿(すべて無料の投稿が7投稿=合計32投稿)。 1投稿の「有料部分の購読料金」は100円。全てを読もうとすると100円×25投稿=2500円となります。   これら「有料部分」に対する「通しパス」が「マガジンごとの購入」です。ディズニーランドの「年間パスポートのようなもの」と考えてください。

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notesらしかぬ「長文」のレポートです。企業経営者・フリーランス・個人事業主・副業で 売上が上がらずに、本当に困っている人のためのレポート。すべて有料の投稿となります。   また「誰にでもカンタンにでき、すぐに成果が上がります」といった特効薬的な内容ではありません。どちらかというと、かなり泥臭い内容です。   本気で本当に業績を上げようと思うと 少なからず 苦痛が伴います。しかし、短期間で、一気に、その少しの苦痛を乗り越えれば 業績が下がらなくなり、上向きになる「体質」を手に入れられます。

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