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むずむず脚症候群 私の脚の中の虫
デスノートのLのような座り方で勉強をする。それが一番落ち着くからだ。持病のADHDは姿勢にまで影響を与えるらしいと最近までずっと考えていた
電撃が走ったのは約一ヶ月前。Yahooニュースか何かでむずむず脚症候群について取り上げられていた。過去に治療したことがあったのだが、留学もあって治療を中止していた。私はこの病気について、すっかり「寛解」したものだと思い込み、脚の裏側に虫を飼っていることに最近
Destrudo For What ; You know say not be but around me
川崎市は、ちょうど大田区の下に位置し、武蔵小杉駅、川崎駅の2つの駅をハブとして、東京中心部へ、直結する。
武蔵小杉駅、川崎駅は、駅周辺部に、高層マンション、大型ショッピングモールを抱え、地形の高低差ゆえに、高架が幾重にも重なる。
私が、川崎に引っ越してきたときは、無数の車が流れる川、行き止まり、歩行者を阻む大きな敷地、南武線の踏切が、まるで歩行者の存在をまるで考えられていないような気がして、「
人工知能は裁判官になれるか。人工知能は司法作用の本体となれるか。
司法作用は、法はもとより現在に至るまでに蓄積された、判例と、提唱されてきた学説をもまた、参考にするのであり、これらを、社会の変化に伴って、法の内容とその目的、手段の点から判断し、取捨選択して、自身をして発展せしめるという性質をもつが、現在の科学技術はこれらを充足させるには至っていないと言わざるを得ない。また、今後もこれらについて、人間よりも人工知能が優れた能力を持つことは考えにくい。そもそも、人工
もっとみる限りなく近い隣人=母=ミセスK
私にとって、母は、よき理解者であり、存在そのものが、Asylumである。
私は、その母に、「あなたは、この上なく、近い、愛する隣人」であると言っている。
隣人は、「他人」ではない。しかし、自分とは違う「他者」である。
私は、血を信じない。私と、母は生物学上、遺伝子の一致率は大きいが、別の脳と人格を有する他者である。私と母は、よく互いを理解しているが、同一ではない。戸籍は、システム上、都合がい
ハウスマヌカン --エピローグ(1/3)--
「アパート、二階の一番奥の部屋ね。インターホンないから、ドア、叩いて。すぐ開けるから。」
菊名の駅から、歩いて15分ほどの築40年の彼女のアパートは、街灯も何もない、神奈川の孤島にある。東急東横線の沿線といえど、ここは、大阪の箕面(みのお)のように、車がなければ、何ら、金持ちとは言えない場所である。最も、彼女が、このアパートを紹介されたとき、彼女は、関東の様々な地区のことはよく知らなかったらしい
彼はまだ「前年」に生きている
2020年になった。ちょうど、12月31日から、1月1日に変わると同時に、年数の数字が切り上がったわけだ。正月や初詣といった字句を飾られた1月1日は、ノスタルジーを見せながら、人々を、浅草や、伊勢に向かわせる。それぞれに、近代の日本ではなく、江戸以前にタイムスリップしたかのような、錯覚を抱きながら。ーーそう。これは錯覚なのだ。タイムスリップなど不可能だとか、興ざめな物理を言っているのではない。すで
もっとみる気圧という名の病 雨の時、頭痛。それ、防げます。(執筆中)
「今日は、雨だから、頭痛もするし、関節も痛い。さらには気分が鬱陶しい」
古傷が痛むというように、雨の日に身体の不調が起こるというのは、古くから知られていたことである。これは、人間の経験に基づくものであるが、気候の変化が、身体のホメオスタシスに影響を及ぼすこととは、演繹的に、導かれることでもある。
雨が、体の調子を悪くするというが、その元凶の本体は、おおよそ、次の3つである。
気圧・太陽光の遮
あなたが棄てた一票は、ある人が、どんなに望んでも得られなかった一票です。
選挙のたびに投票率の低さが問題になる。投票率の低さは、ある種(例えば政治不信)の民意の表明であるという考えもあるだろうが、あなたが有する選挙権は、どんなに望んでも手に入れることのできない人もいる中で与えられた、貴重な一票であることを忘れないでほしい。
説教くさくなると、読むのに疲れてしまうだろう。だから、私は、その貴重な一票を手に入れるために戦ったある女性のエピソードを語ろうと思う。
2013