気圧という名の病 雨の時、頭痛。それ、防げます。(執筆中)

「今日は、雨だから、頭痛もするし、関節も痛い。さらには気分が鬱陶しい」

古傷が痛むというように、雨の日に身体の不調が起こるというのは、古くから知られていたことである。これは、人間の経験に基づくものであるが、気候の変化が、身体のホメオスタシスに影響を及ぼすこととは、演繹的に、導かれることでもある。

雨が、体の調子を悪くするというが、その元凶の本体は、おおよそ、次の3つである。


気圧・太陽光の遮蔽・気分一致効果

(執筆中)

解決策

飛行機に乗る時に、頭痛を防止するための、耳栓がある。耳の内部の気圧の変化を和らげる特別な耳栓で、空港の薬局にしばしば売られている。これを、気圧が低くなる前に着用することで、頭痛の影響を和らげることができる。

頭痛の前に、鎮痛薬を飲むのが良い。神経内科を受診すれば、トリプタンという強力な、頭痛発作を取り除く薬がもらえる。頭痛の起きる前に、予防的に飲むのである。ただ、頭痛がメインの場合、抗てんかん薬や、ミグシスなどで、脳血管の異常な拡張と収縮を、予防する方がいいと思う。医師に相談することを望む。

乗り物酔い止めは、かなり強力な武器になるだろう。めまい、吐き気を抑えるだけでなく、第一世代の抗ヒスタミン薬が、ヒスタミンの分泌を抑制してくれる。レスタミンなど、即効性のある抗ヒスタミン薬も有効と私は思う。

メンタルの不調に関しては、自分では、どうすることもできない。精神科に受診するしかない。雨の日に、動けなくなるほど、抑うつになるのは、何らかの病が隠れていることがある。起立性低血圧などの場合も、自己解決するより、薬をもらう方が早い。

雨の時に激しい頭痛があり、晴れている時でも、長時間、起立姿勢にあると頭痛がするが、横になるとましになるなど、特異な症状がある時は、脳脊髄液減少症などの脳神経外科領域の病が隠れている可能性がある。これも、要受診。




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