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日々の思いを書き留める

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日常生活からの気づきをエッセイとして記します。週2回更新。
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#愛

独占欲を美しく保つには

独占欲って、もう、とにかく、早く卒業したいと思ってた。

愛は抱きしめるものじゃなくて、手放し羽ばたかせるものだみたいな考え方もあるし。『神との対話』を読んで、驚き感銘を受けたのは10代の話。



独占しました、独占されましたの証明として、結婚したり、親友♡とか、最高の仲間です!とかSNSに載せ合ったり、仕事なら契約したりする。(永遠ではなくても、その瞬間そうであることにたぶん意味がある)

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これからの時代は、思いを馳せる力。

これからの時代は、思いを馳せる力。

機械的に何十回も練習した結果と、
イメージしまくってぶっつけ本番でやった結果と、
どちらがハイパフォーマンスになるだろう?



昔、とあるプロミュージシャンから教えてもらったことがある。
彼曰く「1番上手くなる方法は、脇に汗をかくくらい本番さながら緊張して、人前で弾いているイメージをしながら練習すること」だそうだ。
リアルにイメージして、さらに実際に練習もしている。結論は、これが最強。

でも

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笑顔は最高って知ってたけど

笑顔は最高って知ってたけど

思い出すと心が暖かくなる笑顔。

そんな笑顔をいくつ知っていますか?

『どうか、あの人が笑顔でいますように。
贅沢を言えば、自分に向けられた笑顔が見たい。
さらにおこがましいけど、あの人を笑顔にしたい。
だって、あの人の笑顔が好きだから。』

そんな風に思うようになって、笑顔ってすごいスペシャルなものだと感じるようになった。

わたしは母親から、もっと笑いなさいと言われていた。
それは、意識的に

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孤独感というギフト

孤独感というギフト

どんなに荒々しい風が吹いていても、
責められてると感じたことは1度もない。

電車の揺れで涙が出そうになるほど切ない日も、運転手さんのせいにしたことはない。

何かのせいにするほど、
心を曇らせたことはない。

ある人が、
わたしにつきまとう孤独感は、
自分を守るためにあると教えてくれた。
それを何よりも大切にしなさいと。
いつか人を救う鍵を見つけてくれるだろう、とも言った。

愛に敏感すぎるわた

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ここにいない誰かを想うこと

ここにいない誰かを想うこと

今日、地元で働く幼なじみの美容師に髪を切ってもらった。
片道1時間半かけて行く。

当然、実家の近くに行くことになるのだけれどいつも寄るとは限らない。
今日はその友達が、「たまには寄って行ったほうがいいよ」というので、母に電話してみた。

すると、昨日兄家族が遊びに来ていたらしいが、帰り際から母の具合が悪くなってしまったという。
寒気がして、吐き気がして、一度もどしてしまったらしい。
そのまましば

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ひとつの愛

ひとつの愛

家族みんなが寝静まった深夜、
わたしはある人のことを考えていた。

ふと湧いてきた罪悪感と対峙して、
「あなたを愛している人のことを忘れなければ何をしてもいい」
という言葉が浮かび、心が軽くなった瞬間
その人からメールがきた。

素直に喜んで、顔を存分に使ってニコニコしてみた。
そうだった。好きだと思う気持ちに制限はなかったんだとまた気付く。

大切にしたい人はひとりだけという決まりもないし、家族

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生存確認こそ、愛。

生存確認こそ、愛。

残業のため帰りが遅くなっているわたしに、
小学4年生の息子から電話があった。

「もしもし?元気?」

何言ってるの?と一瞬思ったけれど、
お母さんが元気かどうかは、子どもにとって重要なのだ。
どこかで倒れてたら大変!
死んじゃったら大変!

息子は特に心配している感じでも切羽詰まった様子でもなかったけれど、
ただ「元気?」と聞かれたのが、
わたしにとっては嬉しかった。

もし、逆の立場だったら

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