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技術関係

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PCとかの技術的なまとめ
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#印刷

デザイン技法基本セット - 文字編

デザイン技法基本セット - 文字編

「デザインとは」の記事は、1思考編、2視点編と書いてきましたが、とうとう今回から技法編に入ります。

デザインを始めたばかりの人は「アイデアや技法(どうすればサマになるか)」を学びがちですが、思考の伴わないデザインはアイデアに振り回されたり、1つ良いデザインができてもそれ以降良いデザインができずその場限りになってしまいます。私も大学生の頃はアイデアに振り回されていて、アウトプットが安定しませんでし

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【Canva】デザイン&印刷で、失敗しやすい4つのポイント

【Canva】デザイン&印刷で、失敗しやすい4つのポイント

チラシを作りたいけど「パソコンがない」「編集アプリがない」という人や
「どうレイアウトしていいか分からない」という人に注目されているサービス「Canva(キャンバ)」。PCやスマホからブラウザ上で操作ができるほか、アプリ版もリリースされています。

 >> Canva はこちら

「Canva」は会員登録をするだけですぐに利用でき、基本操作は無料。
テンプレートをベースに編集を進められるため、デザ

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なぜ読んでる間「ずっと点字に触れられる」という不思議な本ができたのか?

なぜ読んでる間「ずっと点字に触れられる」という不思議な本ができたのか?

ライツ社から出版された、澤田智洋さん著『マイノリティデザイン』のカバーには、実は「点字」がついています。これを施してくれたのは、「バリアフリーカレンダー」などの点字プロダクトを手がける真美堂手塚箔押所です。

今回は真美堂手塚箔押所の社長・手塚さんと、著者である澤田智洋さん、進行を担当編集の大塚で、『マイノリティデザイン』での点字加工や点字印刷についてお話しいただきました。

左上:手塚さん、右上

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何でもかんでもリッチブラックに含めないで、定義をちゃんと決めれば、いろいろスッキリするんじゃないかな、って話

何でもかんでもリッチブラックに含めないで、定義をちゃんと決めれば、いろいろスッキリするんじゃないかな、って話

いろんな(印刷会社も含めた)ページでいろんな説明されているコレですが、いろんなものが混ざりすぎててどうも気持ち悪い。いろんな。

ぼんやりしたものをはっきりさせるため、狭義のリッチブラックを心の中だけでも決めちゃえばいいんじゃないかなと思いました。これって、やり方の話ではなく言葉の定義の話なんだし、まぁ荒れることはないだろう……ってああ、ちなみに「定義」がそこかしこに多数あることは承知してます。

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活版印刷とその原稿のヒント

活版印刷とその原稿のヒント



重ねて揃えると小口の金がつながって金塊みたい。
紙meさんのこだわりカード企画でオーダーしたカードです。
「天金加工」という技術で、小口に箔が転写されています。加工は聖書製本の星共社さん。
小口を磨いてから箔を転写するそうで、完全な長方形とはならず、辺にわずかな丸みが加わっているのも味わいがあります。

印刷はまんまるさんによる活版印刷です。線がまんべんなくごちゃごちゃしているので、間にゴミつ

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大変なのは、「問題」が絶対に起きないようにすること――出版社の「製作部」が語る、本音のお仕事

大変なのは、「問題」が絶対に起きないようにすること――出版社の「製作部」が語る、本音のお仕事

出版社の仕事――と言われて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか?

作家さんの本づくりをサポートする編集、本を売る営業……。
たしかにこれらは一番イメージしやすいお仕事だと思います。

でも、出版社の仕事は、ほかにもいろいろあるんです。

そして、その人たちの情熱と支えによって、本というコンテンツを色んな人に届けられています。

このコーナーでは、「あんまり知られていない出版社のいろんなお仕事」

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