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Jessicaというバンドを紹介したい

Jessicaというバンドを紹介したい。 Jessicaは愛媛県松山市発のロックバンドで、愛媛県を中心に活動している。Jessicaの歌詞は普段自分たちが何も考えずに通り過ぎるよう…

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1年前
4

5月!

5月に入ってかれこれ経つ。 春の雰囲気から徐々に夏の気配を感じる。暑い日もあれば寒い日もある。ガッツリ衣替えしよっかなぁ〜と思いつつ進まない。そんな感じ。 色々…

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1か月前
1

【短編小説】エンカウント

待ち合わせ場所に着き、ソワソワと辺りを見渡す。有名な待ち合わせスポットだから相手を待っている人がちらほら見える。僕もその一人だ。 マッチングアプリというのを使っ…

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3か月前
4

「バンド組みたい!」と思っていた頃もあります

結論から言うとその時から今に至るまで一度もバンドを結成したことがない。組もうと思えば組めたのだろうが、続けることはきっと難しいのだと思った。思い出作りの趣味か音…

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3か月前

【短編小説】食字中

腹が減った。 すかすかの冷蔵庫の中には水と絞り果たしたマヨネーズ、賞味期限の過ぎた刻みネギがある。とてもじゃないが空腹を満たすことができない。昨日、買い物をせず…

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4か月前
2

【短編小説】口実と口付け

「口実と口付け」 コンビニから出ると雨が降っていた。天気予報を信用しなかった男、瀬川は過去の自分を恨んだ。温めてもらった唐揚げ弁当を食べたい。だが、雨は一向に…

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4か月前
6

最近

冬は鍋を食べる日が多い。キムチ鍋美味しい。最近になって豆乳鍋もいいじゃないかと思った。前々から気になっていたラーメン屋に行った。そこがまた美味かった。また行きた…

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5か月前

【短編小説】白紙を埋めるように歩く

※フィクションです 俺は俺のことで手一杯だから、俺のことを語ることにする。 俺が十二歳の時、両親の離婚をきっかけに産まれてからずっと暮らしていた家を離れた。俺…

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6か月前
3

立ち止まる

何も積み上げることができないまま時間だけが経過していくことに対して、もはや焦燥感も抱かなくなってきて、でも、それでは駄目だとギリギリのところで踏ん張っているよう…

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6か月前
1

冬だね

部屋がすっきりしていくごとに自分が積み上げてきた歴史ってものが垣間見えていく気がする。どんなものが好きだったとか、どんな勉強をしていたかとか。もう連絡先も分から…

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6か月前

「素敵な暇つぶし」のMV

Jessicaの名曲、「素敵な暇つぶし」のMVがついに公開された。 かなりいい。まじでいい。待ちに待っていた。 ティーポットからカップに注がれる紅茶。誰かを待っている…

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6か月前
1

創作してますか

部屋の掃除をしているとかつて自分が描いた漫画やイラストが姿を見せる。というか、捨てていないので当然のことだ。ぼくは自分が描いたものを黒歴史とは思っていない。読ん…

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7か月前

11/18

急激に寒くなった。冬は好きだけど、手が荒れたりするのは正直嫌だ。口の周りがカピカピになるから手入れしなくちゃいけない。保湿するのが大事らしいね。温泉に行きたくな…

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7か月前
1

最近

めっきり寒くなってきて、こたつに入ってぬくぬくとしている。みかんを食べて指を黄色くしたり、手が荒れてきたり、肌が乾燥する。 Jessicaのワンマンライブまじで最高だ…

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7か月前

【感想】Jessica ONE-MAN Live

2023年11月22日。 ぼくはライブハウス「サロンキティ」側の石手川公園のベンチに座っていた。 この公園に足を踏み入れるとライブを観に来たんだなぁと思う。気温は低く…

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7か月前
1

「そろそろ、今年も終わるね」と去年も思っていたような気がする

だいぶ涼しくなってきた、というか寒いくらいだ。窓を開けると心地のいいような、乾いた風が吹いている。カーテンがふわりと揺れて、秋だなぁとか感じているけれど、もう暦…

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7か月前

Jessicaというバンドを紹介したい

Jessicaというバンドを紹介したい。

Jessicaは愛媛県松山市発のロックバンドで、愛媛県を中心に活動している。Jessicaの歌詞は普段自分たちが何も考えずに通り過ぎるような日常を巧みに切り取り、確かな実力を備えた演奏がその言葉を装飾しているイメージだ。

まず1st mini album「Good Time」を通しで聴いてもらいたい。一曲目の「君を愛した唄」からラストの「Have a

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5月!

5月に入ってかれこれ経つ。

春の雰囲気から徐々に夏の気配を感じる。暑い日もあれば寒い日もある。ガッツリ衣替えしよっかなぁ〜と思いつつ進まない。そんな感じ。

色々と楽しみな映画が多い。読みたい本もたくさんある。漫画も読みたい。ゲームもしたい。楽器の練習や作曲にも挑戦したい。

旅行に行きたいなぁ、と思うようになった。近場ではなく、行ったことがないような場所。何かしらの目的……ライブを観に行くとか

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【短編小説】エンカウント

待ち合わせ場所に着き、ソワソワと辺りを見渡す。有名な待ち合わせスポットだから相手を待っている人がちらほら見える。僕もその一人だ。

マッチングアプリというのを使ってみた。

興味がなかったわけではない。ただ、どこか無機質な感じがして苦手だった。一念発起して利用をし始め、相手と連絡を取り合っていくうちにこういうのも今の時代にあった手段なのかなと思えるようになった。マフラーをいじりながら空を見上げる。

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「バンド組みたい!」と思っていた頃もあります

結論から言うとその時から今に至るまで一度もバンドを結成したことがない。組もうと思えば組めたのだろうが、続けることはきっと難しいのだと思った。思い出作りの趣味か音楽で食べる道か。時間が取れなくなったら自然消滅する関係はやっぱ嫌だ。なんて色々言葉を並べてみるけどとどのつまり勇気がなかったんだ。俺には漠然とステージに立つ姿をイメージを思い描くことはできても実行する度胸がなかった。

今もギターは弾いてい

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【短編小説】食字中

腹が減った。

すかすかの冷蔵庫の中には水と絞り果たしたマヨネーズ、賞味期限の過ぎた刻みネギがある。とてもじゃないが空腹を満たすことができない。昨日、買い物をせず真っ直ぐに帰宅してしまった。これからスーパーに行くのもいいが、財布の中もまたすかすかなのであった。

テーブルの上には学生時代から愛用している日に焼けた国語辞典が置かれている。

仕方がない。

ぼくはピンセットを手に取った。

分厚い国

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【短編小説】口実と口付け

「口実と口付け」

コンビニから出ると雨が降っていた。天気予報を信用しなかった男、瀬川は過去の自分を恨んだ。温めてもらった唐揚げ弁当を食べたい。だが、雨は一向に止む気配がない。振り返ればビニール傘が目に入る。あまり安い値段ではない。それに玄関の傘立てに同じものが刺さっている。一人で生活しているのだ、傘は何本も必要としない。となると、購入するという選択肢は消えた。次に下を向いた。格子状の傘立てがあ

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最近

冬は鍋を食べる日が多い。キムチ鍋美味しい。最近になって豆乳鍋もいいじゃないかと思った。前々から気になっていたラーメン屋に行った。そこがまた美味かった。また行きたい。冬場は辛いものや熱いものを食べたくなる。

ハヌマーンの楽曲がカラオケで歌えるようになったらしい。これはとても嬉しいことだ。検索して出てこなかった時を思い出す。これからはカラオケで歌える。カラオケはかれこれ行っていないので、これを機に一

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【短編小説】白紙を埋めるように歩く

※フィクションです

俺は俺のことで手一杯だから、俺のことを語ることにする。

俺が十二歳の時、両親の離婚をきっかけに産まれてからずっと暮らしていた家を離れた。俺は二個上の兄貴と母と暮らすことになった。若い母に手を取られ夕日の下を歩いたのを覚えている。眩しくて母の顔は見えなかったが、多分泣いていた。その涙の理由が今までの生活から解放された喜びなのか、今後を憂いてなのかは知らない。遠く離れた新し

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立ち止まる

何も積み上げることができないまま時間だけが経過していくことに対して、もはや焦燥感も抱かなくなってきて、でも、それでは駄目だとギリギリのところで踏ん張っているような、どっちつかずな生活を送っている。白黒ハッキリつけることを恐れているだけだ。自分の主張を表明するのってやっぱ苦手で怖い。怖いけど、みんなそれなりにこなしているように見える。そうでもないのかな?

向き不向きなんてのはいつまで経ってもあ

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冬だね

部屋がすっきりしていくごとに自分が積み上げてきた歴史ってものが垣間見えていく気がする。どんなものが好きだったとか、どんな勉強をしていたかとか。もう連絡先も分からない友人とのプリクラ。どこで買ったか分からないキーホルダー。ボウリングのスコア表。通知表によって突きつけられる他者からの評価。途中から買わなくなった漫画。しおりを挟んだまま先に進まない小説。色褪せた画集。去年のカレンダー。シールを貼った携帯

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「素敵な暇つぶし」のMV

Jessicaの名曲、「素敵な暇つぶし」のMVがついに公開された。

かなりいい。まじでいい。待ちに待っていた。

ティーポットからカップに注がれる紅茶。誰かを待っているのだろう、部屋で机に突っ伏す女性。Jessicaの面々の演奏。夜の闇を照らすライトがまるで星のようでキレイだ。曲の雰囲気にかなり合っている。

Jessicaの曲の中で「素敵な暇つぶし」が一番好きなのでMVが観れてよかった

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創作してますか

部屋の掃除をしているとかつて自分が描いた漫画やイラストが姿を見せる。というか、捨てていないので当然のことだ。ぼくは自分が描いたものを黒歴史とは思っていない。読んで、この時はこの作品が好きだったのだなぁとは思うけど恥ずかしいとは思わない。それに、自分が好きなように描いたものだから好きなのは当然だろう。今描き直せばもう少しマシになるとは正直思う。でも、その程度だ。内容だって稚拙だけど、これを描きたい!

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11/18

急激に寒くなった。冬は好きだけど、手が荒れたりするのは正直嫌だ。口の周りがカピカピになるから手入れしなくちゃいけない。保湿するのが大事らしいね。温泉に行きたくなった。かれこれ行っていないんだよな。サウナにも入りたい。いい気分転換になりそうだ。

気になる映画が多い。来週公開の「首」も観たいし、今公開されている「駒田蒸留所へようこそ」と「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」観たい。今年はアニメ映画を観た本数が

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最近

めっきり寒くなってきて、こたつに入ってぬくぬくとしている。みかんを食べて指を黄色くしたり、手が荒れてきたり、肌が乾燥する。

Jessicaのワンマンライブまじで最高だった。ライブハウス自体が久し振りだったのもあって、音の広がりとか直に感じられてテンション上がった。音源で聴くのとやっぱり別物だよ。アレンジが本当に良くてライブ音源出して欲しいくらいだ。キーボードが入ることで雰囲気がガラッと変わって

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【感想】Jessica ONE-MAN Live

2023年11月22日。
ぼくはライブハウス「サロンキティ」側の石手川公園のベンチに座っていた。

この公園に足を踏み入れるとライブを観に来たんだなぁと思う。気温は低く、もっと厚着してくれば良かったかなと思うくらいだ。しかし、ライブが始まればそんな心配もなくなるだろうという予感は当然あった。予感は正しかった。

この日はJessicaのワンマンライブが開催される最高な夜だ。

物販で会場限

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「そろそろ、今年も終わるね」と去年も思っていたような気がする

だいぶ涼しくなってきた、というか寒いくらいだ。窓を開けると心地のいいような、乾いた風が吹いている。カーテンがふわりと揺れて、秋だなぁとか感じているけれど、もう暦の上では冬だ。今年も終わりが近付いている。

四季の中で一番冬が好きだ。おしゃれするのが楽しいというのもあるけれど、なんというか、雰囲気がいい。漠然としているけれど、そうとしか表現しようがない。年末に近付くと慌ただしく、騒がしく、賑やかに

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