「そろそろ、今年も終わるね」と去年も思っていたような気がする

だいぶ涼しくなってきた、というか寒いくらいだ。窓を開けると心地のいいような、乾いた風が吹いている。カーテンがふわりと揺れて、秋だなぁとか感じているけれど、もう暦の上では冬だ。今年も終わりが近付いている。

四季の中で一番冬が好きだ。おしゃれするのが楽しいというのもあるけれど、なんというか、雰囲気がいい。漠然としているけれど、そうとしか表現しようがない。年末に近付くと慌ただしく、騒がしく、賑やかになる感じがいい。デパートやショッピングモールや商店街がきらびやかな装飾になって、いつもとは違う色合いを見せ、喧騒の中を歩く……夏祭りの時とは違う。月日は流れていく。忙しければ忙しいほどあっという間に過ぎていく気がする。

コンビニの肉まんやおでん、自動販売機のホットのレモンティー、窓から見える雪が積もった山、どこかのスピーカーから流れるクリスマスソングと、圧倒的な存在感を放っているクリスマスツリー、ベルの音。張り巡らされたイルミネーションの点滅。とても冬を感じる景色だ。

冬に聴きたくなる音楽は色々とあるけれど、ぼくはBUMP OF CHICKENの「スノースマイル」が聴きたくなる。

この曲は「ユグドラシル」というアルバムに収録されている。他に収録されている曲もいいので是非聴いてほしいなぁと思う。

そろそろ今年も終わりが近付いている。読みかけの本とか、気になる映画とか、たくさんある。来年になればまた増えるだろうし。美味しいものも食べたいし、まだ行ったことのない場所にも行きたい。楽しいことがしたいね。

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