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真夏のドリンク三本勝負
私は4年生(2回目)になってから、毎日のように歩き回っている。ある時は部室へ。ある時は研究室へ。ある時は図書館へ。ある時はカフェへ。ある時は文系総合館へ。ある時は……言い出したらキリがない。まるで亡霊のように、そして浮雲のようにあちらこちらへ歩き回っている。そんな日々にも夏がやってきた。
夏場に歩き回るとどうなるかというと、めちゃくちゃ喉が渇く。自明だ。
この日も、まずは図書館に行って卒論
幻想じじじじじじじじじじ(幻想潰し1:始発列車乗車かつ散歩編)
始発電車に乗りたい。
大学生になってから、始発電車に乗るということが、小さな私の夢となっていた。
始発というのはなんだか良い響きがする。幻想感がある。終電はあまり希望があるイメージはしないが、(疲れ切ってくたくたの人が乗っているイメージ)始発というのはロマンがある。最寄りの名古屋大学駅では、朝5時台に電車が出発するのだ。朝5時台。基本的に私はそんな時間に起きないので、この時間の外の景色という
太宰治は文学に殺された
人は、人がいるだけでは幸福ではないのかもしれないというのが最近考えることである。
私の好きな作家に、太宰治という人がいる。彼は、友達もいたし、パートナーもいた。弟子や師匠にも恵まれていた。しかし、当の本人は全く幸せそうじゃなかった。それが、私がよく分からないと思うところである。自殺未遂を繰り返し、薬物中毒にもなった。
私は、太宰に文学というものが存在したことこそが最大の失敗であったのではない
ジョイマン小柳と春とちくわ
初めまして、ジョイマン小柳です。
春の季語を知っていますか? 春の季語は、「ちくわ」です。そんなことないよ、ふざけてんのかよてめえ、目ん玉えぐるぞ、という意見をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、これは本当なのです。本日は、これが本当であるという理由を簡単にご説明いたします。
唐突ですが、ちくわにはマヨネーズが合いますよね? ちくわ×マヨ=絶品という方程式は皆さん高校の世界史の授