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#あたらしい自分へ

裁判の実質は【争われなかった検察側の弁論や証拠は、判事らがそれらの事柄を証明されたとみなされる】である。東京裁判では僅か2年未満の裁判で、1931年〜1945年(15年)での広大なエリアの挙証を裁く事自体無理がある。ではそれが事実かというと未検証なので事実とは呼べるものでは無い。

東京裁判での戦勝国側(検察側)の提示してきた証人及び口供述証書類は多数あり、満洲事変からWW2終了までという期間軸及び空間軸も広長である。
当然、検察側の【虚偽】証拠に対しても、相当数の反論資料が必要があり、弁護側は予算的・時間的・人員的に不可能だった考慮すべきである。

松井大将の弁護人のマタイスが、帰国の途上に松井文子夫人へ送った手紙の中で、この人物の感想として、不当判決だったこと、訴因の何一つにも該当しなかったことをつたえている。さらに重要なのは、11人の判事のうち、4人が無罪の投票を入れたことを書いている。
東京裁判と南京事件の豆知識。

南京事件を否定することが、何・誰に対して【害悪】なのか記していないのでよく判らないが、当時の状況をつまびらかに調べようとせず単に【肯定否定】を言及する人への問題点を問うているならば、正に【鏡】をみて自分を鑑みるべきだと考える。良く見るリベラル、共産主義・社会主義者の特徴であろう。

共産主義・社会主義者や当時の歴史周辺に関する知識が過不足な人にありがちな言行なのだけれども、南京大虐殺の【肯定証言】を是とするなら、【否定証言】も是とすべきだが、その時の矛盾は考慮にされることはない。
正に、片落ちの論理である。【見たくないものは見ない】は客観的な思考ではない。

1937年の上海事変から南京攻略戦に欠けて、ほぼ不眠不休で日本軍の前線は駆け抜けてさらに戦闘を行って勝利している。この事実は、日本軍が強かったのではなく当時装備に勝っていたはずの中国軍の士気が極端に低く余程ショボかったのだろうと思えてくる。

もう既に、国家歳入を上まわる収益を上げている多国籍企業が存在している。日本の歳入を抜く企業がその内出て来るかも知れない。
国家は国民から金を取るが、企業は業務に従事する人へお金を支払う。どちらに忠誠心が上がって行くかは自明である。
国家に依存しない人々が出現する構図でもある。

今日は2月26日。1936年(昭和11年)に起きた二・二六事件で、寧ろ事件よりも広田弘毅内閣では問題を起こした退役軍人の影響を排除するためという名目で【軍部大臣現役武官制】を復活させたこの【制度】こそ、日本の道を誤らせた根幹でもある。
そう言った意味で敗戦の責任は広田にある。

慰安婦ビンゴ!

慰安婦ビンゴ!



FeNDという脱植民地化を目指す日米フェミニスト団体(http://fendnow.org/)が出している、【慰安婦ビンゴ!】というもので、これで触れるような人物は、ポリコレにひっかかって、国際社会での言論ではアウトになると言っているらしい。

その自動翻訳に挙げておきます。
国際社会は、ハッキリ言って低レベルな話が高レベルで話されるところでもあるので、そういうものかも知れません。
皆さんが、

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南京事件論争に参加するのは基本構わないけれど、一応基本的な知識は必要なのですな。南京大虐殺を肯定する学者達が定義とする戦時国際法・ジュネーブ条約等は一応知ってから議論に加わるべきなんですな。
基本的な正規兵の資格の知識が無いと議論にも加われません。

南京大虐殺や南京事件の虐殺というものを信じて疑わない人々は、どうしても【逃走】が、【戦闘員】では無くなる理由になるらしい。
【戦闘員】とは【資格】のことであり、【逃走】は次への【戦闘行為】の準備でもあり、【戦闘行為】に属する行為。
どうしてもその単純な理屈が判らないらしい。

この司法書士は、【南京事件初学】の方にありがちな勘違いしています。アメリカ関係文書と比較した場合、何故イギリス外交文書が異なっているのかを比較検討していると言う事が理解出来ないようです。無意味に提示されているわけではありません。米関係文書が【蓋然性が低い】と言う事なのです。

この人物が単に知らないだけの素人で、南京事件について歴史学者および研究者で解釈が一致しているということはありえない。
そして証拠一つで反論しているわけでもない。あらゆる面で虐殺肯定派の矛盾と想像に反論している。【推測・想像】を【事実】とすることが間違っているからである。

きっちり調べて知識があるからこそ、南京事件は【虚偽】と言えるのです。アカデミーやメディアなどが大きく【史実】を歪めてきた責任で、こういう人物を増やしてしまったのだと考えています。
自分自身で調べるというのは大切だという証左です。