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Jナカノのエッセイ(2022年02月〜)

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Jナカノが書いた800字程度のエッセイをまとめたもの。
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#エッセイ

【エッセイ】映画は一緒に観なかったけど

【エッセイ】映画は一緒に観なかったけど

なんでこんなことをつぶやいたか。母親は毎年「名探偵コナン」の新作を映画館に観に行っているのだが、このポストを投稿した段階では、観に行けていなかった。「観に行きたい」とは4月の公開当初から話していて、こちらとしては「いくらロングラン確定の人気シリーズとはいえ、そのうち上映が終わりますよ」と思っていた。ちなみに、母親は名探偵コナンのコミックスを購入しているわけではないうえに、アニメの方も追えているのか

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【エッセイ】政治的なポストは教官によるブレーキ

【エッセイ】政治的なポストは教官によるブレーキ

ここ数日のプチ鹿島さんのXでの投稿を見て、かなり驚いている。

きっかけは、朝日新聞に掲載された人生相談に対する回答と、その反響に対する朝日新聞側の対応がひどかったこと。これらの一連の流れに対して、鹿島さんは批判的なポジションをX上で取った。

鹿島さんは「有名な朝刊の一面の文章を載せる」「ネットで読める新聞の記事を拡散する」などのポストはするが、特定の政治家や、新聞を批判するようなポストはほとん

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【エッセイ】本を買うお金がないので新聞を読むようにしたらこんなことが起きた

【エッセイ】本を買うお金がないので新聞を読むようにしたらこんなことが起きた

読書が大好きなのだが、2か月くらい前は本を買う金銭的な余裕が無かった。

本を買うお金は無い。それでも活字にふれたい。「活字欲」を満たしたいと思った私は「そうだ、新聞でも読んでみよう」と思った。幸い私は実家暮らし。親が地元紙を取っている。活字欲を満たすために、今まで意識して読んでいなかった新聞を読むようにした。

以下、新聞を読んでみて思った、私のバカみたいな感想。

ネットニュースと違ってコメン

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【エッセイ】発達障害B型作業所日記~次をこなせばいい~

【エッセイ】発達障害B型作業所日記~次をこなせばいい~

ASD(自閉症スペクトラム)を持つ私は、就労継続支援B型事業所で働いています。わずかな工賃を頂きながら、働くことに慣れる場所です。先月の半ばから、週5日勤務することになりました。それでも、まだフルタイムではありません。徐々に勤務時間を増やしていく予定です。

最近は減りましたが、勤務途中に体調を崩して、早退することが過去に何度かありました。私はそのたびに「こんな短い時間も働けないのか」「簡単な作業

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【エッセイ】映画は映画館で観たい

【エッセイ】映画は映画館で観たい

映画館で観た作品がサブスク解禁されても「損したな、待てば良かった」とは思わない。それだけ映画館で観ることを重要視しているし、劇場で観ることに価値があると思っている。ちなみにサブスクはNetflixにだけ加入していて、お世辞にも上手く活用出来ているとは言えないユーザーである。

私はノートにボールペンで観た映画の感想を書いているのだが、サブスクやDVDで観るよりも、映画館で観た方が感想が思いつきやす

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【エッセイ】甘い飲み物に別れを告げて

【エッセイ】甘い飲み物に別れを告げて

昨年7月、通っている心療内科で血液検査を受けた。結果としては、改善するべき点はそこまで見られなかったものの、中性脂肪が262と、かなり高かった。基準値が40~149であることを考えても、どうにかして次回の検査までに減らさないといけない数値である。

中性脂肪を減らすために、まず自分の生活を振り返った。すると、甘い飲み物をよく摂取していることに気が付いた。大喜利大会の打ち上げではジンジャーエールやコ

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【エッセイ】現実逃避って現実と向き合うことと同じくらい大事

【エッセイ】現実逃避って現実と向き合うことと同じくらい大事

年始にハンバートハンバートのライブを観に行った。ライブは歌からではなく、夫婦二人の日常で起きたことのトークからスタート。

年始から地震とか、当事者ではなくても心にダメージを受けてしまうような、「いつも通り穏やかに過ごしてて本当に良いのかな」と思うようなことばかり起きていて、あまり良くない精神状態でのライブ鑑賞だった。

ハンバートハンバートの二人は、MCの時に終始「他人にとってはどうでもいいこと

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【エッセイ】これ以上知り合いを心配させたくない

【エッセイ】これ以上知り合いを心配させたくない

2024年に入って、「今年やりたい10のこと」をテーマにnoteを書いた時、9番目に「知り合いをやたらに心配させない」と書いた。

SNS上で心が病んでいることがわかる投稿をする、みたいなことはほぼ無いにせよ、以前から色んなことに悩まされて、そのたびに弱音を吐きまくっている自分がいるのは、過去の投稿を遡ればすぐにわかるだろう。

2022年は1週間ほど声が出なくなったし、2023年は電車の中で不審

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【エッセイ】恋愛に人生を縛られたくない

【エッセイ】恋愛に人生を縛られたくない

「人は一人でも幸せになれるのか?」というどこかの誰かが考えてそうだけど、意外と議論されているのを見ない議題について考える日々である。

恋人がいた頃は、もどかしいこともあったけど、幸せだったのは間違いない。恋人と別れた時、明確に「幸せを失った」ことを突き付けられた。その時期の事を、今相手がどう捉えているかはわからないが。

人は誰かとコミュニケーションを取る生き物なので、一人で得られる幸せには限界

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【エッセイ】ペンで感想を書くこと

【エッセイ】ペンで感想を書くこと

2020年8月半ばから、ふれたカルチャーは全てスプレッドシートに記録しています。観たテレビ番組のタイトルと概要から、観に行った音楽ライブまで、自分が「カルチャー」だと認識したものは全てメモしています。

読んだnoteの記事やWeb記事なんかも記録したいのですが、それをしだすとあまりにも大変な作業になりそうなので、そこは無理のない範囲でやっています。

2021年12月から急に思い立って、活字の本

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【エッセイ】Xについて思うことをいくつか

【エッセイ】Xについて思うことをいくつか

YouTubeにあった令和ロマンとマヂカルラブリー・野田さんの対談動画で、野田さんが「インターネットが住処になっちゃうと痛い目合うことが多い」と言っていた。それは本当にそうだなと思ったので、それを軸に色々書いていこうと思う。実際野田さんはXのポストも告知メインというか、個人的なことしか言っていない。そのスタンスは凄く好感が持てるし、SNSの使い方としてちょうどいいと思う。

漫才やバラエティ番組で

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【エッセイ】自販機の30円

【エッセイ】自販機の30円

今年の7月頃の話。私は夕方ウォーキングに出た。

ウォーキングの際は、いつも近所の自販機で大きめのお茶を購入し、飲みながら歩くことにしている。

その日も自販機まで歩き、いつもと同じようにお茶を買う。お茶の値段は140円。ちょうど小銭があったので、100円玉1枚と10円玉4枚を入れて、ボタンを押す。

出てきたお茶を取ろうと視線を下げると、おつりが出てくる場所に、何か入っているのが見えた。

カバ

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【エッセイ】銀シャリのお話

【エッセイ】銀シャリのお話

「銀シャリ15周年+3ツアー『不思銀の国のシャリス』」広島公演を観てきました。

会場は「西条駅」の近くにある「東広島芸術文化ホール くらら」。私は広島県でも山口寄りの所に住んでいるので、最寄り駅からJRで一時間はかかります。

まだ公演が残っているので詳しいことは言えませんが、新作漫才数本にロケVTRを加えたおよそ90分のライブでした。

内容としては、とにかく漫才が面白い!二人の掛け合いが面白

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【エッセイ】マスクが気になる理由

【エッセイ】マスクが気になる理由

数か月前から、マスクの着用が任意になった。この話題を取り上げるのも、かなり遅いと思う。先に言っておくと、私は「街を歩く人全員マスクする必要はないけど、親しい人ほどしてて欲しい」という非常に勝手な願望を持っている。ただ、今はコロナが増えているから、暑さに耐えられる範囲でしていて欲しい。

とはいえ、私も10分だけ近所のコンビニに行く時や、ウォーキングの時などは、マスクをしないこともあった。ただ、先月

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