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NISAの気になる話(若い方・初心者の方へ)
NISAつみたて投資気になるオルカン人気
今年に入って新NISAがスタートし新聞紙上等をにぎわしている。2月21日付日経マネー特集によれれば「オルカン」と呼ばれるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する投資信託に人気があるようです。TV報道番組でも外国株運用について年金積立金管理運用独立行政法人GPIF)の独立後の過去16年間の外国株式の収益率7パーセント強を引用して、外国
NISAの気になる話(若い方・初心者の方へ)
成長投資枠個別株の人気順位
2月21付けの日経新聞記事でNISA投資の個別株につては日本たばこ産業株(JT株)が人気ナンバーワンとのことですが、この点は少し気がかりです。個別株は成長投資枠でしか投資できないので、同枠の投資で人気ナンバーワンとのことだと思います。この記事を通じてNISAの気になる点を考えてみます。
日経新聞によるとネット証券5社の買い付け金額ランキングは以下の通りで
10位まで
弱者の救済と弱社の退出
先月TV東京系のオンライン番組、モーサテサタデーで日本の今後の金利政策等について解説がありました。この番組はチャットで視聴者も質問や意見を言える仕組みです。話題が今後の日本経済全般になってきたので、私が普段から思っていることで「弱者(個人)は救済すべきだが、弱社(会社)は必ずしも社会的なコストをかけて救うものではない、個人の命は大切だが組織(会社)は社会の活性化のためにも新陳代謝が必要です」との
もっとみる日銀の金融政策変更に対する市場の反応はちょっと変ですね②
日銀は1月17日、18日の金融政策決定会合で大規模な金緩和の継続を決定しました。決定会合の直前には長期金利の変動幅の上限0.5%前後はりついて催促相場のようになりました。昨年12月の会合ではサプライズがあったので市場は2匹目のドジョウを期待したようです。このYCCに関しては私の12月30日付の同表題で書きましたが、現状のYCCの手法は基本的に「市場介入」(相場操縦)であるため、催促相場には応じな
もっとみる賃上げ議論に必要なものはなんでしょうか
現在NHKでは朝ドラ「舞い上がれ」を放映しています。今は大阪の町工場が舞台となっておりリーマンショック後の不景気で、人員整理の必要に迫られるなか社長が病死してしまい、その未亡人が社長となり社長とその娘が従業員3人に退職をお願いしているシーンがありました。最初の二人は割と素直に受け入れましたが、最後の一人はかなり抵抗して最後に娘が納得させたというようなストーリーが描かれています。
1月18日付日
米国の金利水準はどのぐらいでしょうか
米国では利上げが続いていますが、世の中(日経CNBC等でのコメンテーター他)では2023年後半には利下げに転じるのではとの観測も出ており現在のターミナルレート(利上げの到達点の金利)は5%台が一般的な見方です。しかし1970年代から2000年ごろまでは下限金利が5%でした、ところがその後は上限金利が5%となってきました。我々は長年低金利の時代に浸ってきましたが、この状態が今後も続くのでしょうか。米
もっとみる日銀の金融政策変更に対する市場の反応はちょっと変ですね
12月21日付日経新聞社説の表題は「日銀は政策で市場との対話を丁寧に」でした。20日の日銀発表前の正午のニュースで「本日日銀は金融政策決定会合で大規模緩和を継続を発表する」と流していました。私はそのニュースを聞いたときに若干の違和感を感じました。というのは黒田日銀総裁が過去にいわゆるバズーカを連発し市場を驚かしてきたということもありますが、イールドカーブコントロールという金融政策自体にバズーカ的な
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