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2022年6月の記事一覧

2022年度教科書展示会1

本日もよろしくお願いいたします。今年もこの時期になりました。今年は日本史探究、世界史探究等の科目の新教科書が展示されていました。開催時期は2週間で、それ以降は各地方の教育委員会に問い合わせて期間外閲覧をすることができます(僕もその期間を有効活用しています)。
本日は、昨日から開催(地域・会場によって開催期間は異なる)されました教科書展示会の簡単なレポを行いたいと思います。
最後までお付き合いよろし

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動物園動物の「献体」について

はじめに

今からおよそ2ヶ月ほど前。王子動物園で飼育されていたキリン「ひまわり」が、岩手サファリへ引っ越す途中で亡くなってしまいました。
数日前、ひまわりの病理解剖の結果とともに、彼女の遺体が国立科学博物館に献体されたことが公式に発表されたので、彼女に関わった人間として、思いの丈を綴ることにしました。
なお、私は動物園の関係者ではなく、一研究者です。飼育や輸送のプロではなく、知識も微々たるもので

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出版社の「自社本を分析しない」問題

出版社の「自社本を分析しない」問題

今宵、本の深みへ。
編プロのケーハクです。

今回は賛否があるかもしれないと、少しビビりながらも勇気を出して思ったことを書きます(笑)。

先日、前夜メンバーたちとこのようなテーマを話し合いました。

「売れる本と売れない本」の違いとは?まあ、経験則での話になるので、こうじゃないかという個人的な仮説を述べつつ、実際にうまくいかないことのほうが多いという事実に打ちひしがれ、どんどん声量を失っていくざ

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1年間日本語と英語で日記を書いた結果

1年間日本語と英語で日記を書いた結果

先月29日、ぼくはいつものように日記を書いた。これはぼくにとっての毎朝の日課となっている。まず日本語で日記を書き、それを自力で英語に訳す。もちろん機械翻訳を使わず、わからないところは辞書を引き引き訳していく。そんなことを続けてついに29日に「1年間」欠かさず日記を書き続けるという仕事を成し遂げた。びっくりされる方もおられたかもしれないが、ぼく自身が一番驚いている。これを人に話すと「私には無理」と言

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10,000点の中から選んだ「私の推し」アート vol.9

10,000点の中から選んだ「私の推し」アート vol.9

こんにちは、アートのサブスクCasieの琴乃です!

CasieのTwitter(@Casie_jp)でほぼ毎日投稿している、Casieスタッフメンバーによる「推しアート」を1週間分まとめでご紹介させていただきます🙌

1万点以上のアートの中から、いつもアートに触れているスタッフが個人的にお気に入りのアートをご紹介しています。

素敵なアートをより多くの方にご覧いただきたく、このようなnoteを

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“さわる”展覧会「ユニバーサル・ミュージアム」に行ってきました!

“さわる”展覧会「ユニバーサル・ミュージアム」に行ってきました!

「ポプラ社こどもの本編集部note」では、全盲の文化人類学者で国立民族学博物館准教授の広瀬浩二郎さんに、連載〈失明得暗──新たな「ユニバーサル」論の構築に向けて〉を3回にわたって書いていただきました。(こちらからお読みいただけます→第1回、第2回、第3回)
「誰もが楽しめる博物館」の実践的研究に取り組む広瀬浩二郎さんは、2021年秋に国立民族学博物館で開催された「ユニバーサル・ミュージアム ――

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