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理学療法

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#note毎日更新

患者さんから学ぶということ〜日々の臨床〜

患者さんから学ぶということ〜日々の臨床〜

本日は、以前の職場の方から言われた言葉をふと思い出したのでそのことについて、お話させていただきます。

その方は新人の頃から目にかけていただき、相談に乗っていただきことが多く今でも尊敬しているセラピストです。

私自身転職をする際に相談せず、転職先が決まったあとに報告し怒られたとともに、残念だと言っていただけました。

このことが、今でも自信を持てている、頑張れる一助となっているのは間違いありませ

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脳の基礎の基礎〜機能局在と連合野の基礎〜

脳の基礎の基礎〜機能局在と連合野の基礎〜

日曜日は、他のコミュニティーで脳に関する基本の内容の執筆を行なっているため、脳機能の内容にさせていただきます。

前回の記事はこちら↓↓

本日は、通勤途中に珍しく記事の作成を行ったら、記事がすべて消えるという心の折れる出来事がありました(本気で更新をやめようと思いました)

そのため、少し内容が薄いですが少しでも参考になると嬉しいです!

○機能局在
運動野と感覚野には、上肢や下肢、顔などの各部

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forPT記事一部公開

forPT記事一部公開

本日は、昨日公開された私が書いたブログの一部を公開させていただければと思います。

そもそも、forPTという団体については、私含め3名がブログ・noteの運営をしています。

「現役理学療法士による、理学療法士へ向けた発信」をおこなっています!

今回は、廃用症候群について説明しています。

廃用症候群

臨床でよく耳にするこの言葉、私はなんとなくしか理解できていませんでした。

そもそも廃用症

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筋力低下は主動作筋だけのせいなの?

筋力低下は主動作筋だけのせいなの?

本日は、似ている内容ですが「筋力低下の原因」についてご説明させていただきます。

筋力低下は、人間が動作を行なっていく上でかなりの障害になりますよね。

では、本題に移ります。

主動作筋の原因前述させていただいた、筋萎縮に伴う生理的断面積の減少、

筋の長さによる影響が挙げられます。

筋の長さによる影響は、筋が伸張された状態では大きな張力を発揮しますが、短縮位におかれると筋力の発揮が行いづらく

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歩行のよくある間違い?

歩行のよくある間違い?

本日は、いつもと視点を少し変えて歩行でよくある間違い(勘違い)についてご紹介します!

iPhoneでの投稿のため、少しメモのようですがご了承下さい!
では、本題にうつります。

「立脚後期は臀筋が働き、能動的に股関節進展を行なっている」?

➡️臀筋群が働くのは、荷重応答期(LR)であり、アンクルロッカーと連動し、重心の全情報への持ち上げに関与。

立脚後期の股関節進展は、慣性力に対し腸腰筋の遠

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筋力低下とは?

筋力低下とは?

筋力=骨格筋の収縮力として今回は話を進めていければと思います。

●筋萎縮と筋力低下

筋力の源はミオシンとアクチンの間で生じる相互作用であり、単位断面積あたりの相互作用の数が多いほど大きな筋力を発揮できることになります。

そのため、筋横断面積と筋力は比例します。

長期の臥床や固定による不活動は、骨格筋の萎縮を生じます。この時筋線維数の減少は生じず筋萎縮を生じると言われています。筋萎縮に伴い、

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