コミュニケーション その3 コミュニケーションの基本は【挨拶】 (約3,500文字)
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mania-note様 より今回も拝借
有り難うございます(^^)
皆さん、おはようございます!こんにちは!こんばんは!
Artherです(^-^)/
日々このnoteで新しいご縁をいただいていて、自分の世界が広がっていくことに喜びを感じています。
本当に素敵なプラットフォームだなぁとしみじみ感じています。
さて、今回も引き続き、コミュニケーションについて持論を展開していきたいと思います✌️
前回までの記事はこちら
コミュニケーション その1
人生はコミュニケーション
コミュニケーション その2
コミュニケーションは【キャッチボール】
触発されたのはこちらの海先輩さんの記事
是非ご覧になってみてください😆
本題 アーサー的コミュニケーション術
さて、前回までは、
①コミュニケーションは相手を慮るところから始まる
②コミュニケーションはキャッチボールである、その意味するところ
というお話しを展開させていただきました。
今回は、前回の記事の最後にお話ししました、
コミュニケーションの基本中の基本中の基本は挨拶である
というお話しをしていきます。
皆さんもこの、挨拶はコミュニケーションの基本、ということ、知っていたり、聴いたことはあると思います。
では【何故】なのか、って、ご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?
挨拶はコミュニケーションの基本
挨拶はコミュニケーションの基本だから挨拶しようね!!!(*^◯^*)/
以上!!!
おい!!!!((((;゚Д゚)))))))
はい、ごめんなさいwww
小学生か!!(((;゚Д゚)ノ
真面目に話しましょう(笑)
では、皆さん、この【挨拶】の言葉の語源って、ご存知ですか?
これ、元々は仏教の言葉で、
【一挨一拶 いちあいいちさつ】
が語源とされています。
挨拶の挨という字も、拶という字も、どちらも
「押し開く」という意味があります。
仏教の教えや経典は、ご存知の通り、お釈迦さまとその弟子達との問答がそのまま経典となり教えとなっています。
この【一挨一拶 いちあいいちさつ】がどんな場面で出てきたかというと、
弟子達はお釈迦様に、あなた様のようになりたいのでどうかお教えを下さいませ、と懇願します。
その時にお釈迦様がこう言ったのです。
『私もあなた達に心を開くので、あなた達もどうか心を開いて聴いてください』
これが、【一挨一拶 いちあいいちさつ】という言葉に集約された意味です。
皆さん、よ〜〜く見てくださいね。
いいですか?よ〜〜〜〜〜〜〜〜く見てくださいね。
なんと書いてありますか?
👀
はい、ご覧になりましたね。
ポイントは2つ。
① 「私が」
② 「心を開くのであなた達も心を開いて」
ここです。
一つづつ見ていきましょう。
① 「私が」
この記事をご覧いただいている皆様でしたらお解りいただけていると思います。
お釈迦様ともあろう方が、「私が」と言っているんです。
出オチの様になってしまって恐縮ですが、ここに挨拶の極意と最大の意味が込められているんです。
つまりは、挨拶とは、まずは自分からすることが挨拶であるということ。
皆さんも見聞きしたことがきっとあるはずです。
あの人が挨拶してこないから私も挨拶してやらないんだ。
あいつから挨拶してこないと挨拶なんてしね〜よ。
聴いたこと、ありますよね〜。
挨拶の語源からすると、上記のような受け身の挨拶は、そもそも挨拶ですら無いんですよ。
(少し乱暴な表現で恐縮ですが😅)
お釈迦様は知っていたのです。
まずは自分から心を相手に開かなければ、相手は自分に対しても心を開いてくれない、ということを。
なのでお釈迦様は最初に私はあなた達に心を開いていますよ、とお話しを始めるんですね。
なので、挨拶とは、まずは自分からすること。
それでなければ挨拶ですらないし、相手からしてくるということもありません。
ますは自分から、というのは所謂、【 GIVER】の精神です。
相手から求めるのは【TAKER】ですね。
まあそこの詳しいことは、他の方にお任せいたしましょうか。
② 「心を開くのであなた達も心を開いて」
次のポイントはこちらです。
これはもう読んで字の如くです。
挨拶というのは、心を開くという行為そのものであるということを表しています。
仏教のお話になりますが(もう既になっているw)、お釈迦様は常に「心」を大切にしていました。
真の底の心から開いたり求めないと、自分が教えをいくら説いても意味がないことを知っていたのです。
余談ですが、仏教の経典の一つで最高の経典と呼ばれる法華経というのがあり、その中の一つに、「方便品(ほうべんぼん)」というのがあります。
皆様もよくご存知の、「嘘も方便」の「方便」です。
嘘も方便という言葉もこの方便品(ほうべんぼん)という話しが元となっており、お釈迦様は弟子達にわざとウソを言い、弟子達が心の奥底から学びたいという意欲を湧き起こさせたのです。
この様にお釈迦様は何にしても心を大切にしていたのです。
これらのことから、挨拶というのは、お互いに相手に対して心を開く行為、そしてそれはまずは自分から開くからこそ相手も心を開いてくれるものである、ということを一言でまとめたものなのです。
これが、挨拶はコミュニケーションの基本、と呼ばれる所以です。
拱手と握手
これまで、挨拶は心を開くことを示す行為ということをお話ししてきました。
では最後に、挨拶の別の側面を少しお話しします。
皆さんはこの、拱手と握手という意味合いをご存知でしょうか。
きっとご存知の方も多いかとは思いますが、挨拶の話題においてこれを外す訳にもいかないので記しておきます。
握手という動作を知らない方はいないと思いますが、拱手(こうしゅ)というのがどういう行動か想像できない方も多いかも知れませんが、
見たら、ああ!!Σ(・□・;)と言う思います。
こちらです。
はい、ご存知ですね(笑)
拱手(こうしゅ)というのは主に中国の文化の挨拶の一つです。
この拱手の意味なども多々ありますが、ここでは割愛しますが、拱手についての記事を見つけたので貼っておきますね。
この、主に欧米の挨拶文化である握手と、中国の挨拶文化である拱手には共通点があります。
どちらも、
武器を持っていないと言うことを示して相手に敵意がないことを示す
と言うことです。
そして、それが 【挨拶】 になったということ。
つまり、挨拶というのは転じて、
相手に対して敵意がない
心を開いて許していますよ
ということをお互いに示し合う行為なのです。
さて、前回のコミュニケーション その2をご覧いただいた方は、覚えていらっしゃいますでしょうか?
前回の記事はこちら
コミュニケーションはキャッチボールというお話しでしたね。
この記事の中で、
相手のキャッチャーミットを目掛けて投げる
というお話しをしました。
そして、投げる側は、相手のミットが開いているかどうか、そして開いていなければまずはそれを開いてから投げることが大切。
受け取る側もしっかりミットを開いてしっかり受け取りましょう。
というお話しでした。
さぁ、もうお察しですね。
そうです。
コミュニケーションは
お互いにしっかり心のミットを
開き合いながらすることが大切であり、
心を開くという行為が【挨拶】である
ということです。
挨拶はコミュニケーションの基本中の基本中の基本、
というのはこういうことです。
以上、アーサー的コミュニケーション術でした(^○^)/
余談
ボクは実際、嫌いだったり苦手な人がいると、敢えて、自分から積極的に挨拶をしにいきます。しかもこれみよがしにその人にだけは人一倍大きな声で挨拶をするんです。
最初は無視されました。
しかもその人はその部署内で立場を持っている人でした。
今に見てろよ〜〜〜???( ̄▽ ̄)ニヤリ
という気分です。
挨拶をされて無視するのは基本的にマナーに反することは人は基本的に解っているので、挨拶をしないことが段々と後ろめたくなるのが人の心理です。
なのでボクが毎日毎日繰り返し挨拶をしていると、相手も無視をしているのが段々と後ろめたくなってきます。しかも舞台俳優で鍛え上げられた通る声で挨拶されているのですから、周りも気づかないわけがありません。
そしてとうとう相手も挨拶を返してきたのです。
心の中でガッツポーズ ٩( 'ω' )و をしたのはいうまでもありません笑
挨拶は、したもん勝ちです( ̄▽ ̄)
是非、苦手な人、嫌いな人にこそ、挨拶をしてみてはいかがでしょうか😁
本日も最後までお付き合いくださり有り難うございました(^^)
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