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仕事について

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仕事に関するあれこれを書いていきます。文系新卒で宇宙スタートアップに入り、駆けずり回る中での学びや、取り組みたいことなどを発信します。 宇宙産業/スタートアップ/PR/セールス…
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記事一覧

「守破離」の守が固まった3年間

「守破離」の守が固まった3年間

今年(2023年)のGWが明けるタイミングで、キャリア3年目が終わりました。記事を書くのはだいぶ久しぶりになりましたが、①社会人の3年間を棚卸しすること、②自分と似たようなキャリアパスを歩もうと思っている人向けに、自分が得たスキルと必要だと思われるスキルセットを整理するためにこの記事を書いています。

自己紹介まず簡単に自己紹介。2020年3月に経営学科を卒業し、事業開発として5月にワープスペース

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あきらめと自由

あきらめと自由

いつからか始めた誕生日に記事を書くという日課(年課?)。現在地に至るまでの道のりを振り返りつつ、これまでの出会いや経験に感謝をするのが自分にとっての誕生日。当日からは少し遅れたけれど、25歳で得た気づきと、次の一年で大事にしたいことをつらつらと書きとめておきたい。

それから、”自分史上最高の1年を毎年更新しつづける”という自分ルールのフィードバックも少し。

日常をちゃんと暮らすこと去年の夏頃、

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誠実 自由 信念

誠実 自由 信念

重要なタイミングで出会い、影響を受けてきた、そしてときおり立ち返る言葉たち。盲信することはない、解釈は次第にうつろっていく。

誠実であることとは。自由であることとは。信念とは。
過去の成長・成熟はなにが引き金となったのか。これからの自分の成長・成熟をどう捉えるのか。少し未熟で、まだたしかな形を成していない思考の欠片を紡いでみる。ちょっと重たいけれど、お付き合いください。

誠実であることサステナ

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就活しなかったら宇宙ベンチャーに迷い込んだ話

就活しなかったら宇宙ベンチャーに迷い込んだ話

この投稿は、WARPSPACE Advent Calendar 2021の13日目?の記事です。

WARPSPACEでビズデブを担当している國井です。昨年から始まった、弊社クリスマス行事のアドベントカレンダー。自分の記事テーマはAdventure×Career。

というのも、自分のアイデンティティというか、進路選択を客観的にみたら結構おもしろいなと思ったからです(と、正当化しようとしてますが、

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道を開拓する覚悟

道を開拓する覚悟

「若いのに頑張ってるね」「すごいね」「変わってるよね」

学生のころから言われつづけている言葉。
自分では変わってるつもりはないし、すごくもなければ、いつも頑張りが足りないと思っているのに、なぜか他人からはそれっぽく見えてることにずっと違和感をいだいてきた。

でも最近その心境に変化があったから、それを書き留めておく。

ロールモデルが不在なら、自分がなればいい今のアイデンティティを超単純化すると

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長い間うつでしたというお話

長い間うつでしたというお話

※はじめに
この内容はあくまで個人的な体験に基づいたものであり、紹介している症状も主観的なものです。記載した対処法についても医学的な根拠に基づいたものではありません。そのことをご理解いただいたうえで読み進めてくださいm(__)m

***

2021年の3月末から改善しはじめて、いまではもう笑って話せる過去になったけれど、長いことうつ状態にあった。アフリカにいた頃(2017年)に初期症状が出始めて

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文系卒 宇宙スタートアップ事業開発担当が学んだこと

文系卒 宇宙スタートアップ事業開発担当が学んだこと

こんにちは。
新卒で株式会社ワープスペースに入社し、事業開発を担当している@HitoshiKuniiです。

会社の事業内容については、弊CEOが書いた「3分でわかるワープスペース」を参照ください。

この記事は、開発経験もビジネス経験もない新卒が、事業開発として宇宙スタートアップに飛び込んだ一年目の棚卸し(メッセージ)です。

学習・成長曲線が緩かった自覚はありますが、アーリースタートアップに事

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ものづくりをものがたる

ものづくりをものがたる

この記事はWARPSPACE Advent Calendar2020の21日目の記事です。

日本語より英語に触れる時間が長いせいで、徐々にルー大柴化している社内フルタイムメンバーの最年少その2です。いいのか悪いのか、ナチュラルに英語が先に出るようになってたまにうざがられるのがつらいです。

さて、バックグラウンドは完全な文系分野で、入社前は宇宙開発のことなどみじんも知りませんでした。スターウォー

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50年先の社会に贈り届ける

50年先の社会に贈り届ける

林業は、50年後を見据えて仕事をするという。
日本の木桶職人は、「このままだと100年しかもたないけど、いま縄をほどいて締めなおせば150年はもつ。」と、自分が死んでいるタイムスケールで、大真面目に議論をするという。

本当の未来志向とはなんだろうか。こんな話を聞く度に考えさせられる。
50年後に生きているであろう人々の食い扶持をつくるために、現代に生きる人々がタネを蒔く行為。考えてみれば僕らの暮

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なぜスタートアップこそ広報が重要なのか

なぜスタートアップこそ広報が重要なのか

Image by Thomas Ulrich from Pixabay

日本国内における"PR"は、宣伝活動のように、より多くの製品を売るための取り組みとして、"広報"は各種メディアを活用した自社の情報発信の取り組みとして一般に知られています。

しかしPRはもともと、"Public Relations"の略語であり、あらゆる社会的な組織や人との関係性を意味するものでした。

ここで過去形にした

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入社後最初の給与査定で減給になった話②

入社後最初の給与査定で減給になった話②

前回の記事はこちら。

さて、社会人一発目の給与改定は増額がデフォルト?なのに、減給になった話の第二幕です。

同じ話は繰り返したくないので、文脈が気になる方は①をぜひ読んでからこちらに舞い戻って(減給になった話で記事を二本書くメンタルを褒めて)ください笑

※前回記事の最後に、今後自分がどんな役割をしていきたいのかを別記事にてまとめると書きましたが、この記事の後段で触れています。

2.新卒でス

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入社後最初の給与査定で減給になった話①

入社後最初の給与査定で減給になった話①

今回はタイトルにあるとおりの話をば。笑
決していい話ではないので実際めちゃ恥ずかしいし、記事として書くかも迷いました。が、9月に行った箱根で考えた思索も交えて、公開することにしました。

理由は2つ。①上半期の自分について言語化しておくことで、後々の意思決定をする際の道標になりえるから。実際、過去の自分が書き残したことに、現在の自分が影響を受けることは少なくありません(日記とか)。

②新卒でスタ

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宇宙スタートアップに入社します

宇宙スタートアップに入社します

※この記事は、僕の存在を知っている人に向けて、紆余曲折を経た結果これからこんなことやります、ということを伝えるべく書いています。

5月からワープスペースという、筑波大発のスタートアップに入社します。
地球を周回し、地表を観測する人工衛星に対して、光を使ったデータ通信サービスを提供する通信会社です。いま宇宙産業全体が、従来のような研究開発から、"ニュースペース"と呼ばれる、商業化を目的とした事業開

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教養と知性と、美意識と優しさと。

教養と知性と、美意識と優しさと。

家に引きこもってひたすら基礎研究に取組んでいた日々から一転して、自分のアイデンティティがどこにも固定されない面白い感覚を味わっている。

最近はテラドローンでインターンしたり、一応内定をもらっているITベンチャーでインターンしたり、プロボノ的に地域開発に携わって東北に行ったり、スタートアップウィークエンドアート(以下SW)のオーガナイザをやらしてもらったり、Well-Beingについて対話するセッ

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