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沖澤のどか「新世界より」 アメリカ・オーケストラ漫遊(25), Quebec City, Canada
モントリオールのコンサートの後、鉄道で3.5時間、旧市街が有名なケベックシティに到着。鉄道は独立シートでスピードも速くアメリカのAmtrakよりも快適。夜10時過ぎに着いて、駅から徒歩圏内に取ったホテルに到着。
翌日は朝から-20℃近い極寒の中、旧市街を散策した。気温の数値は低いがビル風が無いせいかモントリオールよりは過ごしやすく感じた。旧市街の商店街は歴史的な建物が立ち並び、いろいろなお店や
モントリオール交響楽団 展覧会の絵 アメリカ・オーケストラ漫遊(24), Montréal, Quebec, Canada
アメリカに住んでいる間にぜひ行ってみたいと思っていたカナダ・ケベック。3泊4日でモントリオール、ケベックシティの2都市を訪問した。
空港到着予定からコンサート開演まで2時間だったので、飛行機の遅延がないこと、入国審査がスムーズであること、ダウンタウンまで無事行けることなど、心配だったが全て特に問題なく、無事ホールにたどり着くことができた。
デトロイトーモントリオール便は2列x2の小型の機体で
トロント交響楽団のオールイタリアプログラム アメリカ・オーケストラ漫遊(21), Toronto, ON, Canada
トロントは2年前の5月、まだコロナ禍が終わりきっておらずカナダの入国管理がまだ厳しかった時期にマラソンを走りに行った。オンタリオ湖に面した、湖岸はきれいに整備された街で、街の様子や地下鉄などの雰囲気もアメリカとはだいぶ違って、あまり気を張らずに歩き回ることができた。人も多く活気のある街だ。また、1時間くらいのところにナイアガラの滝があり、周辺はリゾート地として開発されて、一大観光地になっている。
もっとみるChicago Symphony Brass! アメリカ・オーケストラ漫遊(14) Chicago, IL
シカゴ交響楽団の金管セクションのコンサートが毎年12月に開かれる。オーケストラのコンサートの中で破壊力抜群のあの金管セクションがコンサートをやると聞いては、Tuba吹きとしては聴きに行かない訳にはいかない。
このようなコンサートがあるのを知ったのが去年だったが、昨年は年末年始に一時帰国をしたため日程が合わず、今年は何としても行くつもりで日程を調整していた。昨年は日曜夜だったが今年は火曜日の夜で
年内聴き納め DSO x チャイコフスキー アメリカ オーケストラ漫遊(13) Detroit, MI
今回も会員のDSOのコンサート。前回が大当たりのブラームスだったので、今回も期待が大きい。ラフマニノフとチャイコフスキーという鉄板プログラムだ。
ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」はコンチェルトに分類され、第18変奏の壮大な旋律が印象的だが、他の変奏が捉えきれていなかったというのがそれまでの感覚だ。
チャイコフスキーの交響曲第6番はチャイコフスキーの最高傑作と言われているのは知っ