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読書感想文

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2023年4月の記事一覧

「ケーキの切れない非行少年たち」を読みました

「ケーキの切れない非行少年たち」を読みました

もやもやする。

読み終えた感想は、それだった。

私の勉強不足かもしれない。
付け焼き刃的にネットで検索してみる。
私の疑問を解決してくれる記事や、
データはすぐには見つからない。

認知機能を訓練する事で、伸ばす。
認知機能を向上させる。

それができたら、とてもいい。
その方法があるなら、とても知りたい。

知的能力に問題がなければ、
可能かもしれない。

だけど、知的障害や境界知能の場合。

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わたしにできることはなにか

わたしにできることはなにか

(1)「わたしは黙らない〜性暴力をなくす30の視点(著:合同出版編集部/合同出版社/2021年)」

「わたしは黙らない〜性暴力をなくす30の視点」には、信田さよ子さんをはじめ、森田ゆりさんや、上間陽子さん、伊藤詩織さんに山本潤さんなど、たくさんの女性達の声がまとめられている。

読んでいて、とても心強く、私も皆さんと同じように、女性たちの力になれる女性でいたいと思った。

もし、相談したい、と思

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「幻想の√5」を読みました

「幻想の√5」を読みました

この本を読む前に、この本の帯に書かれている受刑者の名前を検索してみた。オウム真理教の事件は、私が中学1年生の頃、起きた。記事や画像を検索してみると、当時ニュースで流れていた映像を、朧げに思い出す。

知らない事ばかりだった。浅間山荘事件の事を思い出した。暴力や恐怖による支配構造は、どれも同じだ。なんとも嫌な気持ちになった。

そして、ひやりとした。

今の私にも共通する部分があったからだ。

思考

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「アルクトゥルス人より地球人へ」を読みました

「アルクトゥルス人より地球人へ」を読みました

怪しげなタイトルだから、ここで読むのをやめてしまうひともいるかもしれない。

伝えたいことを、簡潔にまとめる。

・すべては、対等な存在である。
・崇拝しない。
・何かを強制する存在からは、離れる。
・すでにある自分の力を発揮する。

この本で書かれていることは、
どんな存在も、対等であること。

どんなに凄そうな存在が現れたとしても、
それを崇拝しては、いけない。

なぜなら、自分の力を奪われる

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