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「アルクトゥルス人より地球人へ」を読みました

怪しげなタイトルだから、ここで読むのをやめてしまうひともいるかもしれない。

伝えたいことを、簡潔にまとめる。

・すべては、対等な存在である。
・崇拝しない。
・何かを強制する存在からは、離れる。
・すでにある自分の力を発揮する。

この本で書かれていることは、
どんな存在も、対等であること。

どんなに凄そうな存在が現れたとしても、
それを崇拝しては、いけない。

なぜなら、自分の力を奪われるから。
自分なんて、ちっぽけで、何もできない、とか。
あのひと(存在)の指示に従おう、とか。

本当なら、できることも、できなくなる。

自分を抑えられてしまう。

自分の力を、発揮しよう。
自分の力を、解放しよう。
自分の力は、すでにあるよ。

小さな力でも。まだ未熟でも。
自分の力を発揮すると決めて、行動する。

それは、全体に作用する。

頭と心のバランス。
思考と感情のバランス。
使命と人生のバランス。

どんなことにも、相反することがある。

どちらかだけに偏るのではなく、
知性を使って、新たな道を作り出そう。

そんな事が書かれている本だった。

自分を整えること。

すぐに決めつけず、体験や情報に開かれておくこと。ものごとを、できるだけ偏らずに受け取ること。すぐに、すべてを鵜呑みにして、信じ込まないこと。理解できないことや、胡散臭いと思うことは、「架空の箱」にいったん棚上げしておくこと。

自分で考えること。

自分の理性、経験、価値観、共感力を使って吟味すること。事実、情報と照らし合わせること。論理的でありながら、直感的にも考えること。

共通するのは、何かひとつだけに偏らないこと。

バランスが鍵。

あの、まだ、この本の話を続けても、いいでしょうか?笑


興味がある方は、続きをどうぞ。
あなたとは、知的好奇心を共有する仲間ですね笑

この本を読んでみたけれど、最初は、書かれている内容が頭に入ってこなくて、なかなか読み進められなかった。文字は読めるけど、意味が入ってこない。私の理解を超えた話だからかもしれない。私が理解できることしか受け取れない。言葉が入らない。架空の箱を思い出して、とにかく、分からないけど、読んでみる。

読み終えてみれば、いろんな情報が盛り込まれていて、とても面白かった。もちろん、まだ理解できないこともあるけれど、それでいい。

私が、おもしろいと感じたところ。

どのような存在であれ、あなたの主体的意志を侵害しようとする者は、避けるべき。

崇めることの、危険と注意。

結果を見るまで、行動すること。

問いの答えは、問いそのものによって決まる。
だから、正しい問いを立てなければならない。

この本で、一貫していることは、

どの次元にいたとしても、
私たちは、対等な存在であるということ。

救世主を作り上げない。

崇拝することで、力を奪われる。
力を発揮できなくなる。
力を抑えつけられる。

宗教2世の皆さんの行動を思い出した。

神の意志と思わされていることを信じ続けるのか、そこから解き放たれて、みずから創造していくのか。解き放たれよう。

なにかを神格化することで、
自分を無力な存在だと感じ、
力があることを忘れ、閉じ込められる。

自分の力を奪われる。
自分の思考によって、力が無いことになる。

それを終わりにしよう。

誰もが、すでに持つ力。
それを発揮しよう。

あなたには、力があるよ。

思い出して。

もう、すでにあるんだよ。

それを使おう。

本を読んでいて、私が宗教について知らなすぎて、Wikipediaのお世話になる。知らないと、影響を受けないという意味では、自由でもあるけれど、無知であることで、誤って理解したり、騙される危険もある。

使命の遂行と心の希求のバランス。

たがいに愛し合いなさい。

人はみずからの生命知性自由を高めることによって救われる。

それが、イエスさんの伝えたかったこと。

イエスさんを救済者として崇拝することで救われるのではない。もちろん、崇拝することで、たがいに愛し合い、自分の命と知性と自由を高める行動をしようとすることで、何もしないよりは救われるかもしれない。

信仰し、救世主をただ待ち、救世主が再来すれば、救い出してくれるだろうと待ち望んでいるだけでは、失望を味わうことになるでしょうと、イエスさん。(対等な存在であるという主張を受けて、あえて「さん付け」で呼んでみました。)

私は、博愛的な力を選びたい。

どうすれば自分の心をないがしろにすることなく使命に忠実であれるか、そして、どうすれば使命をないがしろにせず自分の心に忠実にあれるか。

就寝中に癒してくれるヒーラーの存在。
眠りにつく前に、癒しを依頼するだけでいい。

依頼しなければ、求めなければ、受けられない。

誰でも高次元のヒーラーに癒してもらうことはできるが、それには、自分から依頼する必要がある。

眠りにつくときに、頼む。
自分が求めている癒しを、具体的に伝える。

そして、自分はそんな癒しを受けるにふさわしくないといった考えやイメージがあるなら、その思い込みを一掃する。

私もあなたも、癒される価値がある。

よし、やってみよう。
眠る前に、自分の求める癒しを、具体的に考えてみる。それを、お願いする。

そこで、気づく。

これ、言挙げじゃないか?

具体的に、自分の望みを、自覚する。

自分の望みを自覚して、具体的に望めば、
そこに向かって動き出す。

自分とつながる。
自分とのバランスが整う。

この本で貫かれているメッセージは、
ひとりひとりの存在を肯定するメッセージだ。

私にも、あなたにも、力がある。
すでにある力を、抑え込まないで。

ここまで書いてみたけれど。

やっぱ怪しいかな笑
架空の箱は、いっぱいでしょうか?笑

本質の部分だけでも、伝わるといいな。

「アルクトゥルス人より地球人へ 天の川銀河を守る高次元存在たちからのメッセージ(著:トム・ケニオン&ジュディ・シオン/訳:紫上はとる/ナチュラルスピリット/2016年)」

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