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Kotor & Budva たまにはただの旅行者になろうぜ

こんばんは。この前実家に帰ったのですが、大体の時間を親父にスマホとパソコンの使い方を教えるというとても地味な過ごし方をしてしまいました。

母上は俺に柿とか、みかん、お菓子やらを持って帰らせようとするし、平和ですね。

そういえば、物欲とか殆どないなぁ。と改めて思いました。ひょっとしたら本当にインドへ行ったからかもしれないですね。巷で言う、ミニマリストに近いのかもしれません。バックパック一つで収まる生活で十分な体になっています。

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地図が濃いよ。アルバニアも、北マケドニアも、コソボも今回のモンテネグロも、どちら様宛てのnoteなのでしょうか。

もう、皆様ご存知かと思いますが、行けるうちに、どこでもいきたい所へいってみないと、行けなくなる。地味なら地味なほど良い。

何処かや、誰かに合わす必要、いいねも、スキの数も関係なかった。

勝手にやってろ、の延長の旅。ここからもっと濃いのをお届けしてまいります。観察していたら、きっと見えてくるものがあるよね。

今日もよろしくお願い致します。

Montenegro モンテネグロ

Kotor & Budva たまにはただの旅行者になろうぜ

そんな日々の中で、モンテネグロに行きたかった僕はあるツアーに参加することにした。「日帰りのツアーでもう1カ国旅出来て15ユーロってめっちゃ安くて最高だぜ」
マーティンに言ったら、あいつも乗気で一緒に行くことになった。まさかのアルバニアで地元のツアーに参加することになった。

今すごく眠たい。ビールを飲んだからだ。ウイスキーも飲んだ。少しだけこれを書いてからまた飲もうかと思う。
緊急事態宣言が延長するかもしれないらしい。

その日は、朝6時にバスがアルバニアの首都ティラナから出発することになっていた。僕は乗り遅れないように少し早めに向かった。

聞いていた待ち合わせの場所に行っても、バスも人も誰も居ない。これはヤな予感がしてマーティンに連絡したんだけど、あいつも起きてないのか電話に出ない。

やばい、あいつ来なかったらちょっと寂しい。誰か友達出来るかもしれないけど。そんなことして探し回っていたら、もうすぐ6時になりそう、辺りはまだ暗い。人もあまりいないし、見つけた人に聞いても集合場所がどこだかわからない。

旅に出ると本当にこういう心配事ばっかりだ。

結局集合するまでに俺はいろんなところ走り回っていた。運よく人だかりを見つけて合流することが出来たんだけれど、あいつやっぱ来てない。

おいおい、困るぜ。寝坊かな、なんて思っていたら、出発ギリギリに目真っ赤にしてきやがった。

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そこから山道を越えてモンテネグロへと向かった。バスの中では陽気な音楽が流れたり、みんなで踊ったりしていた。

僕は彼らがどうしてバスの中で踊るのか意味が分からなくて笑っていた。

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パーキングエリア兼観光地に停まって朝飯を食べた。

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それから国境を渡ると、また海が見えてきた。朝は曇っていたんだけれど、今ではすっかり雲もなくなって青空が出ていた。

田舎の風景に心が癒される。

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遠くの山肌が若干白く見える。この辺りの岩の色は白いのかもしれない。

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スベティ・ステファン島を見渡せる丘でバスは停まった。海に突き出た小さな島に、オレンジ色の屋根の小さな家々が所狭しと並んでいる。

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それからまたバスに揺られてコトルという山に囲まれた街方面へ向かった。東ヨーロッパのニュージーランドみたいなところだ。
人が住めるような地域が少しあって、海のすぐ横に大きな山が並んでいる。地形おもしろい。きっとたぶん、海底からずっと山なんじゃないのかな。そこを後から人が切り崩していって住んでるんだと思う。大きな山と谷の間に海水が入って来てるって感じの地形。

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小さな港からフェリーに乗り換えて海の真ん中にポツンと浮かぶ小さなセイントジョージという教会がある島に向かった。この街の屋根の色はどこもオレンジで統一されてた。

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大きな山がそびえる、山肌にはやはり白い部分がある。木が生えてないんだ。岩かな。

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フェリーに乗り新しい港からまた新しいバスに乗って目的地を目指すと、途中で大きな洞窟に立ち寄った。ちゃんと整備されてるわけじゃない、ただの自然の岩だらけの洞窟、冒険感がすごい。

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歩道もないし手すりもしっかりしてない、お前の足腰でまかなえよってスタイルだ。日本の甘やかし観光地とは雲泥の差だ。もちろん洞窟の中に電灯なんてないから入り口付近しか明るくない。

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ツアーの参加者の中に真っ赤な帽子と、ジャケットを合わせてたお姉さんがいた。

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山の稜線がくっきり美しく見える。なだらかに海まで続いてる。ボートが一隻。そいつは岸まで寄ってきた。僕らもどうやら目的地に着いたらしい。

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海岸ギリギリまで立ち並ぶ建物、狭い道を僕等は歩いて小さな港を行く。

風が強く吹き波が立っている。そこに浮いているブイも波に合わせて揺れる。

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少し歩くと、さらに何隻か船が見えた。こいつらが僕らを海の上にぽっかりと浮かぶ小島に連れて行ってくれるみたいだ。「FreeWI-FI」って書いてあったけど、怪しいもんだ。

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運転手のおっさんは慣れたもんで僕らを簡単に小島まで連れて行ってくれた。「ドラクエ」みたいだ。本当に小島で、教会がたった一つ建っているだけだ。どうやってか、木まで生えてる。ここは聖域なのかもしれない。

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壁も地面も石を切って作ったみたい。きっとそうだね、ここの山を切り崩した岩で作ってるんだなぁと思ったよ。地産地消のこっちバージョンだね。

歩いて回れる広さの大きさの島だよ。ここにも錆びた大砲があった。もうずっと使ってないんだろうな。

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海の水はキラキラと透き通っていた。海の上だから遮るものがなくて風が強い。髪の毛もぼさぼさ。

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それからバスを乗り継いでコトル旧市街へ、石の高い塀と堀井に囲まれた街。大きな岩のゲートをくぐって中に入って行く。

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周りは山に囲まれていて要塞の様な街。道も細く、敵が入って来ても簡単に侵入できないような造りになっている。今では観光地になっていて、小さく営んでる店が幾つもあった。街の色はここも石の色。

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迷路のような小道を進む。いろんなものが石で作られている。

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山の上まで続いていそうな階段は登らなかった。狭いからヴェネツィアよりは迷わなくて済みそうだ。たまに「Don’t Go」と書かれた道まである。

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岩から植物が生えている狭い路地に壁にもたれるようにお土産屋さんがあった。
教会の中も入った。どこも豪華な内装だった。頭上に洗濯物が干されていた。ここにも地元の人達の暮らしがあるんだね。

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街を見渡せる高台まで登って見渡す旧市街はとても綺麗だ。屋根はオレンジ色で統一されてる。岩を崩してできた街。地震なんか来ないでほしい。

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見上げると、高い山が聳えている。地面には猫が2匹寝転んでいる。「いいこいいこ」するとすぐに懐いた。集合時間になるまで街を散策した。

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そこからさらに移動をして、僕等はモンテネグロの港町ブドヴァに着いた。

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海岸でみんなはご飯を食べている。ゆるい波がすぐ足元まで来るそのそばにテーブルが並んでいる。

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僕等はレストランの中に入って、シーフードとビールを頼んだ。海の向こうに見える山並みは控えめに言っても絶景だった。海にまた一つポツンと浮かんでいる二コラなんとかって島もある。もう随分陽が傾いて来ていた。

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今日の旅もとても有意義なものとなった。やっぱりマーティンがぎりぎり間に合って良かった。あいつがいろんな人と話したりしたから楽しかった。

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帰りもガイドさんのテンションが上がったらしくみんなはバスの中で踊っていた。ずっと笑顔だった。

窓の向こうで夕日を吸い込んだ海は真っ赤に見えた。

国境を越えて夜にティラナに戻って来た。

編集後記

踊ろうぜ。ほら、あの人達みたいにシートベルト外して踊ろう。

音楽かけてください。頼むよ。

何を解放させたいんだ。お前はなんなんだ。

今からもう12月の師走毎日更新がこわいです。

最近は夜も、本編に向き合うのもこわい時がある。

本編書いておいてよかった。それってもう書けない奴だから。

過去の僕に線香あげて拝んでる。もう、その言葉、僕には書けない。

半月に祈ろう。

東京湾に注いでいく川の上、高速道路も視野に入ってた。

もうすぐ、新しいのが現れる。

それからまた編む。順番ってのがあんだよ。

はぁはぁ。最近、息が浅い。どうかしてる。水。水を飲みたい。

前説で、母上とか言ってるけど、それ一回も言った事無いからな。

編集でママに変えとくか。どうする。

おい、大丈夫か。みんなに観察されてんだぞ。

40%OFFだったお寿司食べて寝まーす。

スキ、フォロー、コメントありがとうございます。

次回はアルバニアの首都ティラナという街の旅をお届けします。

気が向いたらまた遊びに来てください。ちゃお。

次回のライブのお知らせ


『光の中を旅してた』を書いている僕がドラムを叩くバンドSSIZEも稲毛K's Dreamの26周年を祝います。

Premier Live Ticket
11/28/2021 (Sun) 18:00 JST
K's Dream 26th ANNIVERSARY
Available Period: until 12/12/2021 (Sun) 23:59 JST
K's Dream⚡️
@ksdream1995
■配信日時
2021年11月28日(SUN)18:00~START
@稲毛K's Dream
■配信内容(動員&配信)
K's Dream 26th ANNIVERSARY
■出演者
大谷のスワンダイブ
SSIZE
ant*
TONY BAND
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OPEN 17:30 START 18:00 | adv¥2,000+D doors¥2,500+D
TICKET取扱/K'S DREAM
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その一瞬に恩返しするための旅だったらどうする。

その読み方もあると思います。よろしくお願いします。

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