マガジンのカバー画像

雑多な備忘録

41
タイトルの通りテーマは雑多な備忘録です。基本は無料公開としていますが、気に入っていただけたら投げ銭的に寄付していただけると嬉しいです。
運営しているクリエイター

#教育

日本の教育がイケてない背景(2)

日本の教育がイケてない背景(2)

家庭教育の崩壊も一つの要素です。

教育がイケてないという話になると、どうしても教育機関や教育委員会の問題に注目されますが、実はそういう教育機関にしてしまったのは、子供を学校に通わせている家庭に問題があったりします。

情報モラルやネット人権の講演で学校に訪れた際、学校側からはまず口にはしないのでこちらから水を向けると出るわ出るわ。家庭の問題が学校現場を疲弊させているのであろうということがヒシヒシ

もっとみる
事故対応テキスト「ASUKAモデル」

事故対応テキスト「ASUKAモデル」

NHKの番組知った「体育活動時等における事故対応テキスト~ASUKAモデル~」。

これは2011年9月、さいたま市の小学校で6年生の桐田明日香さんが駅伝の課外練習中に倒れ、死亡するという事故が起こったことが契機となっています。事故の検証と反省を踏まえ、さいたま市教育委員会教育長がご遺族に呼び掛け、それにご遺族が応える形で、専門家も交えて一緒に作成されることになったものです。

誰でもダウンロード

もっとみる
コミュニケーショントラブルの原因

コミュニケーショントラブルの原因

xxしたつもりなのに、、、よくあるトラブルの原因です。双方の"認識違い"です。

伝えたつもり、言ったつもり、(完全に)やったつもり、終わらせたつもり、やまざまな"つもり"がトラブルを招くことがあります。

人間関係のトラブルの多くは言葉によるトラブルがきっかけと言われています。これは当たり前です。人は百人百様、自分と全く同じように考える人などこの世には存在しないのですから。

情報モラル講演や研

もっとみる
日本の教育がイケてない背景(1)

日本の教育がイケてない背景(1)

シリーズ展開していきたいと思います。
記念すべき第一回は教育委員会問題です。

日本の教育が崩壊しているのは、金太郎飴型でヒラメの忖度が得意な人を教育委員会(役所だと事務局や教育部と言われる部門ですがここでは便宜的に教育委員会とします)という組織に集めていることです。

無論、すべての教育委員会がそうだということではありません。素晴らしい人が組織の中で活躍しているケースもありますが、多くがそうでは

もっとみる
共感できることをやる

共感できることをやる

何をやるかよりまずは誰とやるか。

その誰とやるかの次に大切なことは共感できることか否かである。

共感できないことでも金のためにやらねばならぬ、もしくは何も考えていないというのが今の社会の9割の実態ではないだろうか。

今やっていること、やろうとしていることに心から共感しているだろうか?もし「Yes!」ならば突き進めば良い。もし「No!」なら一旦立ち止まった方が良い。

今は立ち止まって全てを見

もっとみる
安易な形式的公平性が芽を摘む多様性

安易な形式的公平性が芽を摘む多様性

 多様性を求めるのと同時に、画一性をも求める日本教育の闇。この構図による多様性ギャップが大きくなっています。教育の病理はここに集約されるのではないでしょうか。

 客観性を重視するが故に画一的な試験で一定の基準で足切りを行います。わかりやすいのが学力テストの点数です。一見すると合理性の高い選抜制度ですが、画一的な試験に適応できる人だけが選抜されることに繋がります。これもまた一つの選択肢という位置づ

もっとみる
スマホ購入、保護者がやるべきこと

スマホ購入、保護者がやるべきこと

 4月の新年度を前に、初めてのスマホ購入、キッズ携帯からスマホへの代替えなども増える時期です。
 スマホを購入するタイミングで保護者がやるべきことを整理してみました。

■スマホ購入時にやるべきこと1.スマホ保有者を明確にする・契約者である親の所有物であることの説明

2.子供のスマホ利用目的を確認する・なぜスマホを持たせるか(親視点・家庭の事情・教育方針)
・なぜスマホを持ちたいのか(子供視点・

もっとみる
情報リテラシー教育無償プログラム 第1号実施確定

情報リテラシー教育無償プログラム 第1号実施確定

昨日(16日)、千葉県内の中学校で1号案件の実施(7月実施)が確定しました。ご利用を決めていただき有難うございます。

他にも何件かお問い合わせをいただいておりますので、今年度は当初想定通りに実施計画が進められそうです。

10連休中に検討を進めていた「情報リテラシー教育無償プログラム」の提供を11日にWebで発表、14日に千葉県内で関係者に直接お伝えした後、直ぐにお問い合わせがありました。確定は

もっとみる
情報・メディア教育の鍵は「意識」の変容

情報・メディア教育の鍵は「意識」の変容

講師の役割 情報・メディアリテラシー教育における講演や研修の際には、参加者が終了後にいかに行動に移せるかということが重要です。話を聞いて終わり、聞いて満足の講演や研修では参加者の貴重な時間が無駄になります。「勉強になりました」「目から鱗が取れました」というコメントも要りません。具体的に「xxという行動をしてみます(しました)」というコメントが出てくる方向に意識が向けられるようにすることが講師の役割

もっとみる