発達マップ

療育支援員・相談支援員。発達障害/グレーゾーン/不登校など困りを抱えた子の『育児・保育…

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療育支援員・相談支援員。発達障害/グレーゾーン/不登校など困りを抱えた子の『育児・保育・教育情報』を発信。SNSの投稿を深掘りした内容(私の考え・経験)を中心に発信します。子どもへの向き合い方・関わり方も紹介してます。https://profu.link/u/hattatumap

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固定された記事

母子分離で "大切なこと"

今回は "母子分離のツイート" に、触れていきたいと思います。 母子分離とは、どんな子にも訪れる "親と離れる機会"。 子どもが、緊張や不安を感じるのは、勿論のこと、 …

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子どものほめ方

「子どもをほめてあげましょう」という言葉、よく聞きますよね。 ほめることが良いと分かっていても、 「ほめる所が見つからない…」 「どうほめていいか、分からない……

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育児で一番大切なのは "親の余裕"

こんにちは。発達マップです。 今回は、育児で大切なもの(親の余裕)について、お話をしたいと思います。 育児をする上で、親の心身の健康はとても大事ですよね。 特に…

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場面緘黙の子に"必要なもの"

こんにちは。発達マップです。 本日は、場面緘黙について、お話したいと思います。 こちらが関連するツイートになります。 場面緘黙とは、言語能力に問題がないにも関わ…

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癇癪の3つの原因・対応方法

こんにちは。発達マップです。 今回は、私が考える癇癪の対応方法をお伝えしたいと思います。 支援をする中で、最も多いご相談の1つが「癇癪」。 「癇癪の対応の仕方が…

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"子どもの得意" に合わせた関わり方

「子どもの得意を活かそう」という言葉、よく聞きますよね。 でも、得意を活かすって具体的にどういうこと…?と疑問に思われる方も、少なくないと思います。 特に発達障…

「上手」以外もほめていきたい

こんにちは。発達マップです。 本日は、こちらのツイートの深掘りをしたいと思います。 「○○上手!」「一番だね!すごい!」 子どもに対して、良くある声掛けですよね…

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子どもへの伝え方 "11のコツ"

今回は、私が考える "発達障害など特性ある子への伝え方" について、お話していきます。 特性がある子の中には、コニュニケーションが取りづらかったり、伝えたつもりなの…

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子どもが不登校になった時。大切なこと・注意すべきこと。

こんにちは。発達マップです。 今回は、不登校の子に「必要なこと・してはいけないこと」をお話していきます。 こちらのツイートに、関連する内容になります。 不登校の…

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「怒るだけの関わり」が、良くない理由

今回は、こちらのツイートに触れていきます。 世の中には「怒らないと分からない」という理由で、怒ることを良しとする考えがあります。 全否定するつもりはないですが、…

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"障害特性の強さ" と "深刻度" は比例しない

こんにちは。発達マップです。 今回は、こちらのツイートに触れていきます。 ここ最近は、発達障害という言葉が広く知られる様になりました。 その一方で「子どもの障害…

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療育は「子どもを変える場所」じゃない

こんにちは。発達マップです。 本日は、こちらのツイートに触れていきます。 普段、私が支援をする中で、 「うちの子、治りますか?」 「子どもの○○を改善したくて」 …

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育児書の活かし方

こんにちは。発達マップです。 本日はこちらのツイートについて、触れていきたいと思います。 普段の支援でも、育児書に苦しめられてる親御さんが多い為、育児書の活かし…

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母子分離で "大切なこと"

母子分離で "大切なこと"

今回は "母子分離のツイート" に、触れていきたいと思います。

母子分離とは、どんな子にも訪れる "親と離れる機会"。

子どもが、緊張や不安を感じるのは、勿論のこと、

子どもによっては、親と離れることが難しく、悩まれる親御さんも多いと思います。

実際に私が支援する中でも、保育園/幼稚園/療育先など、母子分離が難しい場面・ご相談を多く受けてきました。

特に、見通しが立ちづらい・不安が強いな

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子どものほめ方

子どものほめ方

「子どもをほめてあげましょう」という言葉、よく聞きますよね。

ほめることが良いと分かっていても、

「ほめる所が見つからない…」
「どうほめていいか、分からない…」

と感じてる方も、多いのではないでしょうか。

今回は、私が考える "発達障害の子のほめ方" について、お話していきます。

想定している子は、小学校低学年頃までの子になります。思春期に入る前の子です。

思春期向けは、また別の記事

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育児で一番大切なのは "親の余裕"

育児で一番大切なのは "親の余裕"

こんにちは。発達マップです。

今回は、育児で大切なもの(親の余裕)について、お話をしたいと思います。

育児をする上で、親の心身の健康はとても大事ですよね。

特に発達障害の子を育てる育児には、

・理解されない孤独感
・周囲の批判、育児否定
・子どもの他害や癇癪の対応
・これからの生活、子どもの将来の不安

など、親には、数え切れない程の負担がかかってきます。

発達障害の子には、特に家族の理

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場面緘黙の子に"必要なもの"

場面緘黙の子に"必要なもの"

こんにちは。発達マップです。

本日は、場面緘黙について、お話したいと思います。

こちらが関連するツイートになります。

場面緘黙とは、言語能力に問題がないにも関わらず、特定の場面で話をすることが困難になる特徴を言います。

家では話すのに、外に出ると声を出せない(極端に小さい声になる)。人前で極度に緊張して話ができない。

など、日常生活に困りが出やすくなります。

今回は、そんな場面緘黙の子

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癇癪の3つの原因・対応方法

癇癪の3つの原因・対応方法

こんにちは。発達マップです。

今回は、私が考える癇癪の対応方法をお伝えしたいと思います。

支援をする中で、最も多いご相談の1つが「癇癪」。

「癇癪の対応の仕方が分かりません」
「毎日の癇癪で、親が疲れてしまいました」

日々、多くのご相談をいただきます。

癇癪の対応は、とてもエネルギーを使いますよね。

我が子の地雷を踏まない様に気を張ったり、外では周りの目を気にしながら、行く場所を選んだ

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"子どもの得意" に合わせた関わり方

"子どもの得意" に合わせた関わり方

「子どもの得意を活かそう」という言葉、よく聞きますよね。

でも、得意を活かすって具体的にどういうこと…?と疑問に思われる方も、少なくないと思います。

特に発達障害の子は、得意・苦手の差が大きく出やすいです。

そして周囲の関わり方次第で、お子さんに伝わること/できることが大きく変わってきます。

そこで今回は、お子さんを2つの特性に分けて、私なりの関わり方をまとめてみました。

こんな方に向け

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「上手」以外もほめていきたい

「上手」以外もほめていきたい

こんにちは。発達マップです。

本日は、こちらのツイートの深掘りをしたいと思います。

「○○上手!」「一番だね!すごい!」

子どもに対して、良くある声掛けですよね。

育児書や療育の現場でも、よく「子どもをほめましょう」と言われてます。

ほめることは大事ですよね。ただ子ども本人の受け止め方やほめ方によっては、注意が必要なポイントがあると思ってます。

そこで今回は2点について、私なりの考えを

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子どもへの伝え方 "11のコツ"

子どもへの伝え方 "11のコツ"

今回は、私が考える "発達障害など特性ある子への伝え方" について、お話していきます。

特性がある子の中には、コニュニケーションが取りづらかったり、伝えたつもりなのに、やってない…ということが良くあります。

私が支援する中でも、親御さんから「子どもに伝えてるのに、やらないんです」と、ご相談を多くいただきます。

何回伝えても、動いてくれないと…イライラしたり、時には、怒鳴ることもありますよね。

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子どもが不登校になった時。大切なこと・注意すべきこと。

子どもが不登校になった時。大切なこと・注意すべきこと。

こんにちは。発達マップです。

今回は、不登校の子に「必要なこと・してはいけないこと」をお話していきます。

こちらのツイートに、関連する内容になります。

不登校の問題への誤った考え・関わりは、とても多いです。

実際に沢山のフォロワーさんからも、大変な経験談をいただきましたし、実際に私が支援をしていても、学校の対応などを聞いて、強く感じています。

今回は、私が考える「不登校の子に必要な関わり

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「怒るだけの関わり」が、良くない理由

「怒るだけの関わり」が、良くない理由

今回は、こちらのツイートに触れていきます。

世の中には「怒らないと分からない」という理由で、怒ることを良しとする考えがあります。

全否定するつもりはないですが、発達障害の子に関して言えば、ネガティブに作用します。

なぜお子さんにとって良くないのか、その理由・大切な考え方を、まとめてみました。

下のような疑問をお持ちの方に、読んでいただければと思っています。

・「ほめるのが良い」って言うけ

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"障害特性の強さ" と "深刻度" は比例しない

"障害特性の強さ" と "深刻度" は比例しない

こんにちは。発達マップです。

今回は、こちらのツイートに触れていきます。

ここ最近は、発達障害という言葉が広く知られる様になりました。

その一方で「子どもの障害特性の強さ=深刻度が高い(支援が必要)」と考えられてることも多いです。

今回は「特性の強さが必ずしも、深刻度の高さに繋がるわけではないですよ」というお話をしていきたいと思います。

「特性の強さ=深刻度」ではない

お子さんの特性に

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療育は「子どもを変える場所」じゃない

療育は「子どもを変える場所」じゃない

こんにちは。発達マップです。

本日は、こちらのツイートに触れていきます。

普段、私が支援をする中で、

「うちの子、治りますか?」
「子どもの○○を改善したくて」

とお話される方がいます。

お気持ちは、とっても分かります。我が子が困っているのですから、その困りを取り除いてあげたいと思うのは、親として自然な気持ちだと思います。

一方で、親の考え方次第で、療育の成果が変わる可能性があることも

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育児書の活かし方

育児書の活かし方

こんにちは。発達マップです。

本日はこちらのツイートについて、触れていきたいと思います。

普段の支援でも、育児書に苦しめられてる親御さんが多い為、育児書の活かし方を私なりにまとめました。

このような気持ちを抱えてる親御さんに向けて、執筆してます。

・育児書を読んでも、できてない自分を認識して辛い
・育児書を読むほど、自分が責められてる気持ちになる

少しでも参考になれば、幸いです。

「育

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