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子どものほめ方

「子どもをほめてあげましょう」という言葉、よく聞きますよね。

ほめることが良いと分かっていても、

「ほめる所が見つからない…」
「どうほめていいか、分からない…」

と感じてる方も、多いのではないでしょうか。

今回は、私が考える "発達障害の子のほめ方" について、お話していきます。

想定している子は、小学校低学年頃までの子になります。思春期に入る前の子です。

思春期向けは、また別の記事でお伝えできればと思います。

本記事は、こんなお悩みをお持ちの方に向けて、執筆しています。

・"ほめるコツ" が知りたい
・"子どものほめ方" が分からない

今回の内容は、専門機関などで "ペアレントトレーニングを受けたことがない方向け" になります(内容が重複する可能性がある為)。

本記事が、お役に立てば幸いです。

ほめることの意味


育児本には、よく「ほめましょう」と書かれていますよね。

では、なぜほめるのが、良いのでしょうか?

理由はいくつかありますが、発達障害の子において、とても重要なのが、「できる行動が増える」からです。

できる行動が増える?…よく分からないですよね。
下の例で説明していきますね。

いつもではないけど、"気が向いたら片付けが頑張れる子" の例になります。

片付けをする(1回目)⇨ママにほめられる⇨片付けをして良かったと実感する(嬉しい)⇨次も片付けを頑張ろうと思う(モチベーションUP)⇨片付けをする(2回目)
※主語は全て子ども

片付けをしたことで、お子さんにとってのメリット(ほめられる)があれば、繰り返し行動をする可能性が高まります。

「片付けをする」にモチベーションが湧き、今後も片付けをしようという気持ちに繋がります。

ほめることで、お子さんのできる行動を増やしていきます。

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