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"障害特性の強さ" と "深刻度" は比例しない

こんにちは。発達マップです。

今回は、こちらのツイートに触れていきます。

ここ最近は、発達障害という言葉が広く知られる様になりました。

その一方で「子どもの障害特性の強さ=深刻度が高い(支援が必要)」と考えられてることも多いです。

今回は「特性の強さが必ずしも、深刻度の高さに繋がるわけではないですよ」というお話をしていきたいと思います。

「特性の強さ=深刻度」ではない

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お子さんの特性によっては、周りから見ても一見何も変わらない様に見え、理解が得にくいことがあります。

例えば、身体的な障害を持った子は、周囲からも認識されやすいです。誰から見ても、違いが分かりやすいからです。

一方で、発達障害やグレーゾーン(診断名は出ないが、やや特性が見られる)と呼ばれる子は、理解が得にくいことで、辛い思いをしやすいです。

今回はその中でも、グレーゾーン(診断がつかない)と呼ばれる子について、お話をしていきます。

グレーゾーンの子の辛さ

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グレーゾーンの子は、診断がつきません。「○○傾向」とお医者さんから言われるだけで、正式な診断名にはなりません。

そのため、園・学校から、理解が得にくいことも多いです。

特に学校では「甘え・努力不足」など、本人や親御さんが責められることさえあります。

また、必要な支援に繋がりづらい問題もあります。

支援の種類によっては、診断名やお医者さんからの意見書など、特性がハッキリ確認できないと、利用できない場合もあります。

障害特性はグラデーションです。診断名は、あくまで一つの区切りであって、実際の生活で困ってる子はたくさんいます。

そんな背景がある中で、本人や親御さんに問題がある様に捉えられたり、必要な支援に繋がれないのは、とても残念なことです。

子どもの困りは、それぞれ

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診断がついても、つかなくても、子どもが感じる困りは、それぞれです。

例えば、似た特性を持っていても、本人の感じ方、過ごす環境は様々です。

本人が気にしたり、傷つくなら、困りになることもあります。

逆に、周囲の理解があり、協力が得られれば、大きな困りにならないこともあります。

もしくは、本人なりに対処できていて、多少の不器用さがあっても、大きな問題なく過ごせてることもあります。

少し極端な例かもしれませんが、私は診断がついていても、本人や周りが困っていなければ(対処できてる)、支援はなくても良いと思います。

逆に診断名がなくても、本人や周りが困っていれば、支援は必要だと思います。

子どもの捉え方、置かれてる環境によって、困りは形を変えていきます。

支援の必要性は何で判断する?

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私が考える支援の必要性は、"日常生活に支障が出る困りがあるか" です。

・本人や周りが困ってる
・客観的に、今後困りが出る可能性が高い

2番目は、専門家の意見があると安心です。

これから生活する中で、どんな困りが想定されるのか、多くのお子さんを見てきた専門家ですと、参考になると思います。

まとめ

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今回の内容をまとめます。

・「特性の強さ=深刻度」ではない
・診断名がつかない故の困りもある
・困りは、本人の捉え方+環境の影響が強い
・支援の必要性は、本人や周りが困ってるか
・今後の生活で、困りが想定される場合は支援の必要性は高い
(専門家の意見があると安心)

以上になります。

診断名や特性の強さだけではなく、"その子" にとって必要な、配慮や環境があると良いですよね。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。


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