「難読四文字熟語/毀誉褒貶(きよほうへん)」簡潔明瞭訳・・「世評」です。黒田官兵衛の有名な言葉「身は褒貶毀誉の間に在りといえども 心清きこと水の如し」⇒「他人からの評価など関係なく自分の心は水のように清らかでありたい」晩年は出家して黒田如水(じょすい)。身は清く美しくです。
結局この世は「実力主義」「能力主義」なんだけど、それの「実力」「能力」は、数値や実績だけでは測り切れるものではない。門地・出自・犯罪歴・も実力や能力に関わるし、それが無い・悪いのも「優れた実力」だったりする。「昼盗み」も能力で実力だしな。
慶長9年(1604)3月20日は秀吉の名参謀と喧伝された黒田孝高(如水)が伏見で死去した日。享年59歳。秀吉の中国攻め以降に属し活躍。隠居後の関ケ原合戦時には浪人を集め九州の西軍を鎮圧した。最近は軍師官兵衛で広く認知された印象。逸話の影響で切れ者で野心家と見られがちな人ですよね。