角川短歌賞

角川『短歌』2020年11月号

①マスクして言ふこと少なくなりしより思索太るといふにもあらず 馬場あき子 おっしゃる通り。無口なら思索的とかいうのはイメージで、単にしゃべりにくいから口数が減っただけ。考えが深まったわけではないのだ。結句の遠回しな否定のしかたが内容に合ってると思った。

②目に見えぬコロナウイルス思ふときひつそり浮かび来たる色悪(いろあく) 高野公彦 この文脈で色悪が来るか?という驚きと戸惑い。高野公彦にとって「

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【#枡野と短歌の話】第4回はゲストなし。現代詩手帖賞、角川短歌賞、短歌研究新人賞、早稲田文学新人賞、秋元康賞など、新人賞最終選考で落ち続けた話。11/29(日)21時から2時間くらい生放送。

※この記事には、新人賞関連ツイートも載せておきます。リクエストやご質問があるかたは、577円でnoteマガジンを購入の上、この記事のコメント欄に書き込んでください。

▲これ年齢まちがっていて、29のときです。1997年。27のとき出たのは詩集です。

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第66回 角川短歌賞受賞作のこと

だいぶ今更ですが、ツイートするには長く、noteにするには短い、2020年の角川短歌賞のごく個人的な感想メモ&好きな一首です。

まずあひるさん(田中翠香さん)の「光射す海」。
こういう、明確かつ特殊なテーマを先に掲げて50首詠むというやり方を自分はこの先も採らないだろうなと思うので、別ジャンルの作品を読んだような高揚感がありました。
彼が戦場カメラマンではないこと、虚構も詠める人であることを知っ

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神様は複数形です手のひらもコンクリートも等しい熱さ
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日記

11/24(土)
昼から中之島歌会。「なにわの海の時空館」を詠み込んだ歌を提出したのだけど、漢字を間違えていて「時空間」になってしまった。誤字なんだけど、その方が歌の解釈に幅が生まれていい感じになるようにおもう。このままで行こうかなとおもいつつ、連作とかにまとめるときにほんとにそれでいいんだろうかという悩みもある。
対面での歌会は久しぶりだけど、やはり会話のリズム感がZoomでやるよりも良くていい

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第66回角川短歌賞落選連作「共犯者(Accomplice)」

 はい。表題の通り予選を通らなかったんですが、ちゃんと連作をストーリーとして読めるように作ったので公開します。有料で。あの、一首1円換算の50円にしようと思ったんですがnoteの最低価格が100円なんで一首2円換算です。許せ。
 テーマはコロナ禍下(変な日本語)が前提にあるブロマンスでした。生き生きと、でも生々しくなく描くことに注力しました。もしかしたらこのポジショニングが中途半端だったのかも知れ

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