HTML.CSS.TANKA
こんなものは僕の救いでもなんでもない。
血肉でもなんでもない。
僕の先走った死体から湧いてくる腐敗臭を、
三十一文字にまとめあげて、
まるで僕を構築しているかけがえのない言葉のように、
操り、
インターネットに接続する。
自分の短歌が美しかったら、僕が美しいというわけではない。
歌に明るいあなたなら、
もうお分かりだと思うが
僕はもっぱら虚構専門の歌人である。
こんなものは一生付き合ってゆく呪詛でしかない。
短歌も詩も、まるで寝言のように溢れてきて、
ぼくはその記録係とし