地方の慣習を軽視する歴史なきローカリズムは地方の特色を諸個人の欲望にまで分解するのであるから個人主義と同じである。そして、個人主義はグロバーリズムと両立するものだとしたら、結果的に道徳の破壊を促進する人間観であり、社会観である
地産地消とはよく言ったものだけど、地産全消こそ、ローカルの生き残る道ではなかろうか。その土地のものを全国に、広く国民がその恩恵に与れる。地方は大変なのだ。企画するにも歴史か食べ物。どうすれば、食い扶持をもっと広く作れるか多くの人々が頭を抱えている、今も。