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「観に行こう、まちの光、暮らしの光」開催レポートその②

【 Localism activity「観に行こう、まちの光、暮らしの光」このまちの「いつもの暮らし」が、誰かの旅になる。】のパイロット版 第一回目、京都「下京区エリア」にあるhotel touさんにて開催されました。
今回は開催のレポートその②をお伝えしていきます。
前回はその①として、トークイベントの様子をレポートしました。
お二人のお話、自分ごととしてグッと考える部分も多く、とても印象深かったですが、ちょっと座っている時間が長く経ったところで第二部の前に小休憩。

そして、入り口でお渡ししていたカードを使って参加している同士、話し合って軽い自己紹介。お互いを知りつつ、2つのチームに分かれます。

はじめまして、も実は楽しい時間

この写真は、チームの属性や京都歴などが均等になるように「京都歴が長い順」に整列しているところ。

はいこちらですー。えまさか私はそこですか!移住チームの京都歴の絶妙な違い

お話をお伺いすると、属性の様々な参加者の方々の京都歴の話が既に面白く、この時点で会話が終わりません。
盛り上がりもそのままに自己紹介の一環ということでチームになって再度席に座り直し、第二部のワークショップに移行していきます。

無事に並び終えました。意外な入れ替わりあり!

第二部のスタートではまず、マップ担当の関目さんがゲストのお二人にポイントとなる場所を聞きながらデモンストレーション。

関目さんマップの使い方説明中

お手製のピン(おいしい→オレンジ、みどころ→緑、 たちより→青)をテーブルの中央に広がる地図に挿し、散策のヒントになる言葉を地図の周りに書いていきます。

お手製のスポットピンセット

「先ほどのトークで出てきた場所にこうして3色に分けてピンを挿してみます。」

お二人の話に出てきた場所にどんどんピンが立っていくと、地図上にも既に小さな塊のような道?が見えてきました。
お話の中にも出てきましたが、周辺エリアを歩いていた記憶が長い分、飲食店(おいしい)などだけではなく、「みどころ(情報)」「たちより(スポット)」というような自分の知っている範疇以外の新しく周辺に興味が湧くような場所も多く出てきます。

おそるおそる、地図に集まってく参加者の方々

さて、ここからは参加のみなさんも一緒に、自分の知っている場所、おすすめの場所なども追加してピンを挿していきます。 

チームの中でスポットを教え合ったり、場所を確認したりしながらの作業

お互いの知っている情報を交換しあったり、噂に聞いたことをその場で調べたりしながらお一人お一人の感性や興味のあることの場所のピンが地図上に増えていくと、次第にカラフルになっていくマップ。

通りに名前のある京都ならではの探し方も楽しかった

しばらくするとかなりの量のピンが押されました。

まちの隅々に、どんどん旗がたっていきます

確かに飲食店や野菜やお酒など販売店のスポット情報は多いのですが、こうして様々な場所が見えてくると、欲張って、色々実際見に行きたくなるのが心情というもの。
どういうルートで時間内に回るのか。そんな話も出てきつつ、ここから、散策に出かける場所を決めていきます。

多世代のチーム編成はスポットも見つかりやすかったかも

時間がお昼をすぎていたのもあって、やっぱり飲食店が気になってしまう方も多く、まずはランチ場所を目指して出発!

カメラマンやtouさんの支配人も一緒にランチにお出かけ!

その行きの道や帰り道などでも会話したり、教え合ったりしながら、新たに見つけたスポットもあったようです。

お魚とお惣菜のお店、昔は七条公設市場の中にあったお店なんですって

ちなみに、七条は(しっちょう)と読むそうです。
私、この会で初めて知りました!
このエリアは平日働く人も多く、日曜定休のお店も多いのです。

散策を終えて再集合 最後はお茶を飲みながら、振り返りのティータイムです。hotel touさんからは、アイスほうじ茶ラテと普段は朝ご飯の際に提供されているというスペシャリテ、「すぐきのせオムレツ」を使ったオープンサンドを提供していただきました。
Omotena からは、「エリアで見つけたおいしいもの」として、島原エリアの「うすばね」という製造に2週間、今でも手延焼きしているという伝説の薄おかきと、出町の行列の出来る餅屋さんからの暖簾分けという「七条ふたば」の豆餅をご用意。

すぐきのせオムレツ・オープンサンド! hotel touさんの朝食で食べられます

散策で見つけたスポットなどを合計すると、なんと、徒歩15分圏内で91ヶ所ものみどころ行き所にピンが立ち、なんとなく、ここらへんがおもしろそうだぞ? 
次はここら辺を回ってみたい。という場所もそれぞれ見つかった様子でした。

終了後、マップは整理して参加の皆様へプレゼントします
最後の振り返りで、ゲストの高橋マキさんからも追加で教えていただいています

ずらっと壁に並んだグラフィックレコーディングには、会の最中に参加の皆さんから出た言葉の数々が可視化されていました。
地図と、グラレコを眺めながら、今日1日を全体で振り返りました。会の最後、なごり惜しそうにグラレコ撮影会になったのも印象的な風景。

思いがけず話したことがどんどん可視化されていくのは面白い!
最後の最後まで書き続ける肥後さんの熱量!そして大撮影会!

「この機会がなければ、ずっと回ってみることもなかった場所に連れて行っていただいた気がしました」
「40年ぶりに京都に戻ってきました。知っているはずの場所を今の自分の目線で見ることの新鮮さに驚きました」
「この方法で、他のエリアも開拓してみたい!」

など、参加者の皆様からの嬉しいお声がけもありがたかったです。
ご参加のみなさま、第一回目の会場となりましたhotel touの皆様、ご一緒していただいてありがとうございました!長丁場でしたが、楽しかったです!

最後にマップとグラレコを入れて記念撮影!

*****

前回ちょっと予告しました、2回目の開催に関しての情報が届きました!

祇園祭真っ盛りの7月20日の土曜日。
次回の開催エリアは岡崎公園、平安神宮も程近い、東山三条周辺。会場となるのは、タッセルホテル三条白川さんです!
このレポートを読んでいただいている方に、ちょっと早めに情報解禁。

ご参加希望のかたは、下記リンクにてお申し込みくださいませ!

▼ワークショップ概要
Localism activity for Tourist & Local residents
「観に行こう、まちの光、暮らしの光」パイロット2
 ~このまちの「いつもの暮らし」が、誰かの旅になる~

開催日時:2024年 7月20日(土曜日) 11:00~15:00
会場:TASSEL HOTEL SANJYO SHIRAKAWA (タッセルホテル三条白川)
〒605-0022 京都市東山区三条通白川橋西入大井手町103-3
https://tasselhotel.jp/kyoto-sanjo

募集人数:12名
参加費:無料(TASSEL HOTEL ラウンジのドリンク付き)
ローカリズム・アクティビティの参加申込みはこちら

▼お申込み
https://bit.ly/4cwyLGA

主催:Omotena  共催:タッセルホテル三条白川  後援:株式会社ライブアライフ

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