松本清張の『砂の器』の舞台となったことで有名な「亀嵩」(かめだけ)は出雲にあります。そしてその亀嵩駅から6.7キロという近くに、鉄鍛冶の神が祀られている金屋子神社があるようです。たたら製鉄は出雲ですもんね。出雲と東北の訛りが似ているという民俗学的観点や風習を知りたいです。
たたら製鉄のドキュメンタリー、粘土と風の自然力を借りるの炉をこしらえて、そこに火を入れ人力を注ぎ込み1200℃まで温度を上げていく。自然と人の調和が織りなす最高の鉄“玉鋼”。それを担う職人の方々は洗練されていて、美しいとさえ感じた。強く引き込まれた。