みんなでつくる中国山地

2020年から100年間、毎年発行を目指す『みんなでつくる中国山地』の出版事業を中心に…

みんなでつくる中国山地

2020年から100年間、毎年発行を目指す『みんなでつくる中国山地』の出版事業を中心に、中国山地の活動をつなげるための各種実践プロジェクトの推進、データベースの充実、学びの提供を目指しています。 https://cs-editors.site

マガジン

  • 中国山地の歴史

    「みんなでつくる中国山地」運営メンバーによる、中国山地のあれこれについて書いているコラムです。

  • 中国山地×ハチドリ舎「山と海をつなぐ」

    • 2本

    毎年恒例となってきた、広島市のソーシャルブックカフェ・ハチドリ舎さんとのコラボ企画。第3弾となる2024年は「山と海をつなぐ」をテーマに、さまざまなゲストをお招きしてお話を伺います。

  • さんち活動

    私たち「みんなでつくる中国山地」の活動を記録しています。公開イベントだけでなく、会員限定イベントについてもこちらで紹介します。

  • ハチドリ舎とのコラボシリーズ2「空き家」

  • みんなでつながる中国山地ラジオ

    中国5県にまたがる「中国山地」で、「百年かけて地元を作り直そう」を合言葉に生き抜こうとしている「中国山地的」な人・まち・ことについてお話しするポッドキャストです。各種音声配信アプリやYouTubeでもお聴きいただけます。

最近の記事

  • 固定された記事

初めまして、みんなでつくる中国山地百年会議です

このページでは、私たちの想いや活動についてまとめています。 「過疎」という言葉が生まれた中国山地からの挑戦を、ぜひ応援していただけると幸いです・・・! (みんなでつくる中国山地HP https://cs-editors.site) 運営団体「みんなでつくる中国山地百年会議」について私たち「みんなでつくる中国山地百年会議」は、中国山地に連なる一人ひとりの暮らしや地域の諸問題をともに考え解決し、 持続可能な地域づくりを目指し、知識・知恵・経験を融合させるためのコミュニケーション

    • 【中国山地の歴史⑭】中国山地のむらあるきー奥出雲町三沢ー

       こんにちは、中国山地の歴史を調べる人、宍戸です。  今回は、奥出雲町の三沢を紹介したいと思います。  上の地図は、三沢の主な歴史スポットをGISに落として作成した地図です。  三沢の歴史は、大きく以下の4つに分けられると思っています。 1.出雲国風土記に関わる歴史 2.戦国武将三沢氏に関わる歴史 3.近世から近代にかけての街道に関わる歴史 4.たたら製鉄に関わる歴史  これから順に説明していきたいと思います。 1.出雲国風土記に関わる歴史 「三沢」という地名は、西

      • 【レポート】みんなでつくる中国山地トークイベント──ルチャ・リブロ青木真兵さんをお招きして@出雲市・句読点

         6月14日(金)に島根県出雲市にある書店「句読点」にて「みんなでつくる中国山地トークイベント──ルチャ・リブロ青木真兵さんをお招きして」が開催されました。  トークゲストとして、奈良県の東吉野村で人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」を営む青木真兵さんをはじめ、地域研究に奔走されている島根大学教育学部教授の作野広和さん、中国山地でおなじみの田中輝美さん、中尾圭さんが集い、トークイベントのテーマである「行き過ぎた資本主義にどう対処し、どう生きていくか」について議論が交わされまし

        • 【2024年7月】みんなでつくる中国山地イベントカレンダー

          こんにちは!ご無沙汰していましました。 島根県立大学4年の岡田日菜乃です。 イベントカレンダーの更新を3月以降してなくてすみません(_ _) 今月からまた投稿していきます!! ①[会員限定] 7/6(土)10:30~小暑の市:オンライン 小暑の市は『みんなでつくる中国山地』004号166ページに掲載されている「読書会」を開催します。 005号でも同様のコーナーを設けますので、参加してもらうことで005号に掲載される機会に繋がります! 004号を読んで印象に残った企画や

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        初めまして、みんなでつくる中国山地百年会議です

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        • 中国山地の歴史
          14本
        • 中国山地×ハチドリ舎「山と海をつなぐ」
          2本
        • さんち活動
          53本
        • ハチドリ舎とのコラボシリーズ2「空き家」
          6本
        • みんなでつながる中国山地ラジオ
          25本
        • 年刊誌『みんなでつくる中国山地』
          22本

        記事

          島がつなぐ、中国山地と四国─トークイベント@愛媛県大島・こりおり舎

           6月11日(火)愛媛県今治市の大島にある書店「こりおり舎」にて「知っていますか?“中国山地”〜島がつなぐ、中国山地と四国〜」が開催されました。  トークゲストとして、森田一平さん、中尾圭さん、酒井大輔さんをお招きして、「みんなでつくる中国山地」をつくるにあたっての裏話や、中国山地に対する熱い想いを語り合いました。  愛媛県なのに「中国山地」?と思われるかもしれません。しかし、中国山地に住んでいない方でも中国山地に関わることができたり、瀬戸内や四国でも役に立つ考え方を学

          島がつなぐ、中国山地と四国─トークイベント@愛媛県大島・こりおり舎

          【中国山地の歴史⑬】中国山地の歴史地図をつくってみた

          こんにちは、中国山地の歴史を調べる人、宍戸です。  中国山地は過疎発祥の地とされており、過疎化は1960年代以降に始まったとされています。  では、過疎化が始まる前の中国山地はどのような状態だったのか。それを視覚的にわかりやすくするため、主に昭和1ケタ台に制作された地図(明治の地図も一部持っていますが、今回は昭和の地図)をつなぎ合わせて中国山地の地図を作成してみました。  上記が作成した地図です。作り方を簡単に書くと「昭和1ケタ台に制作された地図を用意」→「日本測地系を世界

          【中国山地の歴史⑬】中国山地の歴史地図をつくってみた

          【私たちの仲間になりませんか?】みんなでつくる中国山地百年会議2024年度会員募集のお知らせ

          3月に入ってからもしばらく寒い日が続きましたが、気づいたら4月、新年度がはじまりました。 みなさんこんにちは。島根県立大学4年の岡田日菜乃です! 新年度がスタートということで、今回はみんなでつくる中国山地百年会議2024年度会員募集のお知らせです。 みんなでつくる中国山地百年会議で一緒に活動しませんか? みんなでつくる中国山地百年会議では、年度ごとに会員の登録をお願いしております。1日10円ということで、3,650円の会費をいただき、事務局の運営や皆様へのご案内、年刊誌づ

          【私たちの仲間になりませんか?】みんなでつくる中国山地百年会議2024年度会員募集のお知らせ

          【イベントレポ】春の嵐となった春分の大市

          2023年3月20日(水・祝)に春分の大市を開催しました。 市のようすを会員の堀江さんがまとめてくれました!! 以下、堀江さんの文章です。 ― 出雲市多伎町在住の堀江です。昨年までオンライン開催であった春分の大市ですが、美又でのリアル開催ということで多伎町より馳せ参じました。 強風&雪となったあいにくの天気だったこともあり、ランチ会の参加者は山口市の小柳明子さん、企画者の島根県立大生である中野一天さん、広報担当の岡田日菜乃さんの計4名でした。 場所は美又温泉国民保養センタ

          【イベントレポ】春の嵐となった春分の大市

          【2024年3月】みんなでつくる中国山地イベントカレンダー

          こんばんは。 みんなでつくる中国山地広報担当・島根県立大学3年の岡田日菜乃です。 3月のイベントカレンダー、更新が遅くなってしまい申し訳ございません! 今月は島根・浜田でリアルイベントがありますよ😊 No.1 3月20日(水・祝)春分の大市@島根・浜田&オンライン  2023年度最後となる市は、春分の大市です。つなげる部と会員の中野一天さん(島根県立大学1年)が中心となって、日中のリアルイベントを企画してくれました。夜は、オンラインで誰でも発表できる機会です。ぜひお気軽

          【2024年3月】みんなでつくる中国山地イベントカレンダー

          005号のテーマ決定!「次の5、10年を見据えて、バトンをつないでいく」~みんなでつくる中国山地百年会議理事会@広島県庄原市

          まず会場に入ると、壁に「壁画」のような模造紙に驚きました。昨年の9月に立ち上がった「百年つなげる特別委員会」の小柳さんが議論を聞きながら、図示したもの。見ただけで1日目の議論の密度が伝わってきます。 その中で、次の10年を考えてきた特別委員会がまとめたであろう模造紙には、「ヘンジン エンジン トライジン」と真ん中に大きく書かれていました。「これは一体何でしょうか・・・」と気になりながらも、午前9時から2日目の理事会が始まりました。後で聞いてみると、「100年つなげる特別委員

          005号のテーマ決定!「次の5、10年を見据えて、バトンをつないでいく」~みんなでつくる中国山地百年会議理事会@広島県庄原市

          【中国山地の歴史⑫】2050年の中山間地域

           こんにちは、中国山地の歴史を調べる人、宍戸です。  今回は、日本の人口減少について、データを使って書いてみたいと思います。一見、歴史とは関係が薄い内容に見えますが、2050年から見たら現在は歴史になっているし、ここまでに至る経緯も私は大きく歴史が関わっていると思っています(これについては次回以降の記事で触れたいと思います)。  昨年2023年12月22日に、国立社会保障・人口問題研究所が日本の将来推計人口を更新し、日本の人口減少が改めて話題となりました(参考:NHK)。  

          【中国山地の歴史⑫】2050年の中山間地域

          語れば語るほど自由で奥深い「住む」─004号発刊記念イベント@尾道

          会員の港の編集室・中尾圭さん主催で、尾道でのイベントが開催されました。尾道で古民家リノベーションによる場づくりをしている人たちに話を聞き、町を歩きながら実際の現場を見ていく体験ツアーです。 午前中は尾道の町なかにあるソーシャルキッチンオノミチに集合。ちなみに私はここに併設されているゲストハウスヤドカーリに宿泊していました。古民家をリノベーションしたとても自由な建物です。私の宿泊したのは秘密基地のような屋根裏部屋で、非日常感のある空間でした。 イベントの前半は、福山市立大学

          語れば語るほど自由で奥深い「住む」─004号発刊記念イベント@尾道

          大きなテーマだからこそフラットに、かつ気軽に語らいたい─004号発刊記念イベント@本屋アンラーン

          広島県福山市の本屋アンラーンにて、『みんなでつくる中国山地004号』の発刊記念トークイベントが開催されました。毎年恒例のイベントで、私は今回が2度目の参加です。 私事ながら去年の今頃はちょうど福山に住んでおり、会社を辞めて邑南町に移住する直前というタイミングでした。前回の003号は特に移住を考えるきっかけになった号でもあり、アンラーンのイベントで大きく背中を押されたという意味で、思い出深い場所でもあります。 イベントは本屋アンラーン店主の田中典晶さんが司会となり、中国山地

          大きなテーマだからこそフラットに、かつ気軽に語らいたい─004号発刊記念イベント@本屋アンラーン

          【2024年2月】みんなでつくる中国山地イベントカレンダー

          こんにちは! みんなでつくる中国山地 広報担当の山川奈緒子です! 遅くなりましたが、2月に開催される山地イベントを紹介します! 004号発刊記念イベントもありますので「実は書籍のこと気になってた・・・」という方もぜひご参加お待ちしています^^ 【一般公開】 2/10(土)大学生×まちづくり実践発表会 2024 in 三次市理事の小川治孝さん(三次市甲奴)が代表理事を務めるNPO法人地域活性化プロジェクトチーム GANBO主催による「大学生×まちづくり実践発表会 2024

          【2024年2月】みんなでつくる中国山地イベントカレンダー

          【中国山地の歴史⑪】父を尋ねて1500km~「鉄山必要記事」の背景を探る

           こんにちは、中国山地の歴史を調べる人、宍戸です。  今回は、たたら製鉄を調べるうえで欠かすことのできない古典「鉄山必要記事(鉄山秘書)」の著者に注目し、「鉄山必要記事」を記した時期に重なる奥州滞在について紹介したいと思います。  まずは、そもそも「鉄山必要記事」とは何かからご紹介します。「鉄山必要記事」は、たたら製鉄にまつわる材料の調達、技術、経営、言い伝えなどを網羅的に記述した書物で、江戸時代におけるたたら製鉄を知るうえで最高の古典とされています。著者は下原重仲(吉兵衛

          【中国山地の歴史⑪】父を尋ねて1500km~「鉄山必要記事」の背景を探る

          あえて都心の一等地を"占拠"⁉『みんなでつくる中国山地』004号トークイベントwithスタンダードブックストアのレポート

          12/1(金)夜、大阪を拠点とする独立系書店スタンダードブックストアで『みんなでつくる中国山地』004号トークイベントが開催されました。ものすごく盛り上がった過去2回同様、今回も楽しく盛り上がりました。過去2回はこちらです◎ 今回は、関西在住の田中謙太郎さんがレポートを書いてくれました! 会場は高層ビルが林立する梅田のシェアオフィス。洗練された空間にやや戸惑いを覚えながら、「みんなでつくる中国山地」のトークイベントに参加しました。 事務局のローカルジャーナリスト田中輝美

          あえて都心の一等地を"占拠"⁉『みんなでつくる中国山地』004号トークイベントwithスタンダードブックストアのレポート