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【イベントレポ】春の嵐となった春分の大市

2023年3月20日(水・祝)に春分の大市を開催しました。
市のようすを会員の堀江さんがまとめてくれました!!
以下、堀江さんの文章です。

出雲市多伎町在住の堀江です。昨年までオンライン開催であった春分の大市ですが、美又でのリアル開催ということで多伎町より馳せ参じました。
強風&雪となったあいにくの天気だったこともあり、ランチ会の参加者は山口市の小柳明子さん、企画者の島根県立大生である中野一天さん、広報担当の岡田日菜乃さんの計4名でした。
場所は美又温泉国民保養センター内の美肌食堂。浜田で有名な「ケンボロー」の豚肉を使っているとのことで迷わずトンカツ定食をチョイスしましたが、バトウフライといったお魚フライの類も魅力的でした。
せっかくなのでトンカツの食レポを。一見しっかり揚げられていてお肉の硬さが懸念されましたが、食べてみると歯切れの良い軟らかジューシーな味わいで美味しゅうございました。

ここでは岡田日菜乃さん、中野一天さんから県立大学の地域づくりコースへ進んだ動機を伺いましたが、
高校の先生に導かれたり、県立大学の情報に触れたりと、今となっては入学して良かったと思える状況であることが素晴らしいなと思えました。

ランチ会後は「美又共存同栄ハウス」のオープンハウス!ということで、1km弱の道のりを徒歩で向かうことにしました。
寒風吹きすさぶ道中でしたが、集落の奥にある美又共存同栄ハウスが見えてくると周囲で一番大きな建造物である存在感は別物でした。
外装は最小限の手直しのみなので馴染み具合も以前と変わらないのもまた良いですね。
手前にあるまだ年期の入っていない土壁(漆喰無し)の蔵もまた良い味出しておりました。

正面入口からハウスに入るとホストである田中輝美さんと県立大生がお出迎え。
前回の発刊祭り後に中国山地にjoinした田邊和斗さんがガイド役となり美又共存同栄ハウスの説明をして下さいました。
入ってすぐのスペースは恐らくフリースペース?!天井をめくり梁を見せ、高さも懐深い感じです。
キッチンカウンター下に貼り付けた板材はこの天板をそのまま流用したとのことで新旧織り交ざったものに仕上がってます。
キッチンは大鍋も使えるサイズのガスコンロもありプロの料理人を招いての飲食イベントもできそう!
脚の長い机や使ってない調理器具の寄贈を受け付けているそうなので、心当たりある方は持ち込み下さいね!

元々増築部分であった隣の部屋は鉄子である田中輝美さんの趣味を感じさせる寝台のイメージで最大10人が泊まれる仕様です。(ソファで更に1人寝れるかも)
トイレ、シャワー、ドラム型洗濯機も備えいくらでも連泊できます。向かい合った2段ベッドでは和気あいあいと話ができますよ!

2階の元講堂?と思われるスペースは、めくれや傷みのある天井をもとの色調に合わせて補修・復元し、床は補強を兼ねた底上げとカーペット仕様で快適な様相です。
動かなくなっていた窓も開けられるように手直しし、季節の移ろいを感じられる以前の趣を残した仕上がりとなっています。
夜は真っ暗になるだろうから暗闇を活かしたこともできるし、天気がいいときは窓を開けて解放感に浸れるしでオープンハウスに来られた皆さんの妄想が黒板に貼り出されております。

オープンハウス後は空腹に飢えていた田邊和斗さんと進藤渚叉さんが合流し6人で美肌食堂に戻りご飯と裏メニューのコーヒーを嗜みながら閉店の15時までみんなでお話をしました。
主な話題は田中輝美先生が学生さんにブッこんだ課題でしたが、自由度が高いけど日数は短くなかなかハードだなと思える内容でした。(詳細は伏せておきますね)
また、最近山口市に旅行に行ったという田邊和斗さんの話から地元民である小柳明子さんが全てご存じの所であったり、妙に足湯が多い地域であったりとワクワクを感じさせる地域であることが知れました!

少数参加であった春分の大市でしたが、その分全員がじっくりお話しでき打ち解けた市となりました。
また中国山地な皆さんとお会いできるのを楽しみにしております!

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