絶世の美女・万葉歌人『額田王』は、ペルシャ系美人 …切ない『三輪山』との別れ! 『三輪』『三つ鳥居』とは何か?
額田王は、万葉集に飛鳥京から近江京に遷都した際に詠んだ詩があります。例えば、
・額田王の近江の国に下りし時作る歌…
「三輪山を しかも隠すか 雲だにも 情けあらなも 隠さふべしや」
一行(いっこう)は、近江への移転の際に城上郡大神郷に鎮まる大物主神の社に参拝し、その後『上ッ道』を北上して奈良山にさしかかり、雲間に見え隠れしはるかに遠ざかり行く三輪山の姿を望見しつつ近江を目指した際である。
三輪山に神の霊威をいつまでも被っていたいという『宗教的心意』が働いていると考えるべき