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誕生日が憂鬱なあなたへ
最近、別の場所で、複数の女性から「誕生日を祝う年じゃないし」という言葉を聞いた。
どの人も、生き生きと自分の人生を楽しんでいるように見えたけど、それでも若いことに価値があるという考えにとらわれているのかと思い、驚いた。
自分が生まれたことを祝福してほしい。誕生日ごとに増える年齢を嘆くのではなく。
私は三月の下旬に生まれた。暦をみれば、桜がはじめて開く頃とある。長女は一月の終わり頃、沢の水が凍りつめ
人はなにゆえすれ違うのか あいちトリエンナーレ2019国際フォーラムを観覧して
もう二年も前のことだが、あいちトリエンナーレの「表現の不自由展」で世間が大騒ぎになった。
最近、県知事リコールや名古屋市長再選等のニュースを目にし、私は2019年の秋に開催されたあいちトリエンナーレ2019国際フォーラム「『情の時代』における表現の自由と芸術」を観覧したときのことを思い出した。
「表現の不自由展」は残念ながら見ることができなかった。
ネットでどのような作品が展示されているかを見た
リアル鏡地獄 GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?
土曜と日曜なら、土曜の方が人出が少ないだろうかと思い、3月27日愛知県美術館に横尾忠則展を見に行く。
地下鉄や、オアシス21はそれなりに人がいたのに、愛知県美術館の横尾忠則展は、驚くほど人が少なく、チケットも全く並ばず買え、作品の前に客が列をなし人の肩越しに見るというようなストレスは皆無であった。
横尾忠則は私が生まれる前から活躍しているアーティストで、名前も作品もまあまあ知っていた。作品の実物も
人はあの世へ行くとき、川を渡るというのは本当らしい
30年くらい前に、父は病気で亡くなった。
家族が交代で病院に行って、父のベッドの横に座っていた。
だんだんからだが食べ物を受け付けなくなり、自力では水もとれず、それにつれて意識もとぎれとぎれになっていく。
「さっき、たくさんの人が並んで奴隷船に乗り込んでいた。自分はその列の後ろの方に並んでいた。船に乗り込もうとしたら、足に激痛を感じて目が覚めた。あれに乗っていたら死んでいたかも。」と父がいった。
GUCCIとGU 服好きのテクニック
今日カットに行ったら美容師さんがグッチのTシャツを着ていた。いつもおしゃれな格好をしているので話を聞くと、Tシャツはグッチだけどその上に着ているセットアップはGUだそうだ。中にグッチを着ていると、トレンド感のあるGUはハイブランドに見える。グッチのTシャツはよそ行きで着たものを仕事着にしたのではなく、新品から仕事で着ていて、おろした日にヘアカラーがついてしまってショックだったと言っていた。
ガンガ
努力は報われるのか 望んで貧困家庭に生まれたわけではない
「うちにはお金がないので他の人と同じような高校生活は送れないと思いました」「自分がアルバイトをして一人で頑張っているお母さんを助けたいと思いました」こう言って、朝からアルバイトに行き、夕方から登校してくる定時制の高校生。部活に励む全日制の生徒とすれ違っても、その視線が合うことはない。
始業式、日本中の校長は、池江璃花子さんの話をしただろう。それを聞いて子どもたちは奮起しただろうか。夢を諦めずに追
少女漫画が私を作った。「おしゃべり階段」真柴くんのこと
少女漫画の名作、くらもちふさこの「おしゃべり階段」を読んだのは、中学生の頃だった。主人公の可南のクラスメイトの真柴くんは、真っ赤な髪で眉毛がなくて、バイクで高校に来て、少し年上で、ロックバンドのボーカリストで、タバコを吸っていた。
彼は少女漫画の一種の王子様で、私は華やかだけどちょっと寂しそうな真柴くんが大好きだった。
番外編に真柴くんが主人公の話があった。彼が中学を卒業後 、高校に行かずロンドン
きゃりーぱみゅぱみゅは日本語だ
日本語を母語としない外国にルーツをもつ子どもたちに、日本語の補充授業をしている。国語教育には携わっているが、日本語教育は素人に近く、資格も持っていないので、市販のテキストを見ながら手探りでやっている。日頃意識しない日本語の特徴に気づくことが多くたいへん面白い。
きゃりーぱみゅぱみゅは、ドラえもんが道具を取り出すときのように言うと言いやすいという説がある。そして実際に言ってみると本当にそうである。