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誕生日が憂鬱なあなたへ

最近、別の場所で、複数の女性から「誕生日を祝う年じゃないし」という言葉を聞いた。
どの人も、生き生きと自分の人生を楽しんでいるように見えたけど、それでも若いことに価値があるという考えにとらわれているのかと思い、驚いた。
自分が生まれたことを祝福してほしい。誕生日ごとに増える年齢を嘆くのではなく。
私は三月の下旬に生まれた。暦をみれば、桜がはじめて開く頃とある。長女は一月の終わり頃、沢の水が凍りつめる頃生まれた。次女は四月の燕がやってくる頃生まれた。どれもそれぞれが美しい季節である。
今年もこの美しい季節を生きることができた。そう思うことができれば、年をとるのもこわくない。

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