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#アメリカ

それでええんか?

何を話すにせよ、私たちは既存の語彙に頼らざるをえない。

それはもう当たり前すぎるぐらい当たり前。

でもよ。

考えた方がいいよ。ちょっとは。

(フロイトの)神経症(的)なるもの:感情がある特定の行為に固着、不安を埋め合わせるための反復、言葉の自動機械、法の奴隷

なぜそうなるのか?

いや。フロイトがそう言ってるから。

とか

人って不安を埋め合わせるために特定の(心理的結果が得られる)行

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ことだま

興味深い記事だった。

もうすぐ退位される今上天皇。

”寄り添う”が象徴的なことばになっているように、国民の安寧を願ってくださっているイメージが強い昨今。

メディアのクォリティも疑わしいところがないともいえないので、ひょっとするとねつ造されたイメージなだけなのかもしれない。

私は特に皇室フリークでもないので、さほど情報は持っていないんだけれど、その限られた情報から蓄積された記憶では、”寄り添

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ゆっくり時間をとる(前編)

ゆっくり時間をとる(前編)

ひょんなことからこんなストーリー(California Burning by Amy McDaniel)を読んだ。

えれー長いのであらすじをば。(このノートもたいがいなんですが。。。だからやっぱり二つに分けます。)

著者は米国アトランタ出身の白人女性で、2000年頃カリフォルニア州のカレッジに通っていた。米国西海岸のカレッジは基本白人がマジョリティで、この層は黒人って身近に触れたこともないって

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