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人前で話すこと

いろいろな人のスピーチを聴いてきました。

コロナ禍が無ければ、例年は新卒合宿があり、そこで新入社員たちの今後の抱負を3分間スピーチという形で発表するという行事があります。

印象深いスピーチというのは、話の内容だけではなくて、話し方を通してその人の人となりが何となく感じられるという要素もあると思います。

例え書かれた原稿を読み上げるだけでも、きちんと想いを乗せて発表するスタッフもいます。

気が気でなくて、スピーチ内容がまったく入ってこないのは、原稿を暗記したつもりで壇上に立ったものの緊張などもあるのでしょうが覚えた内容が飛んでしまい、結果目の前の人に向き合うのではなく、記憶したはずの言葉を探す旅に出てしまうというタイプ。

役者さんのように、一語一句間違えないように完璧に記憶して、そのまま話す方が楽という人も中にはいますが、物覚えの悪い私にはそれはできません。

私は、伝えたい要素があれば箇条書きに書いて、そのわずか数行を覚えるか、覚えられない量であれば、それをメモ書きにして目の前に置きます。

あとは大喜利ではありませんが、決められた時間の中で、最終的にリストアップされた項目を全てカバーできれば大丈夫と考えています。リストアップされた項目には、自分なりのエピソードがありますから、そこに触れて肉付けしていくことで自然な発表になります。

難点は、同じ話をそっくりそのまま再現することはできない、ということでしょうか。その日の調子がそのままスピーチ内容に反映されてしまいます。なので、自己管理をきちんとしておけば、何とか及第点の話ができるのではないかと思っています。

今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。

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