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選択と集中

このテーマについては、その手の参考書が沢山世に出回っていることと思います。

選択に際しては、時間管理のマトリクスが有名ですよね。

「重要度」と「緊急度」を基準として仕事の優先順位を見極める手法です。

よく、「緊急だが重要でない事柄」と「重要だが緊急でない事柄」のどちらを優先させなければならないのかで迷ってしまう部下がいます。

この場合は後者の「重要だが緊急でない事柄」が優先されるわけですが、覚えやすい考え方としては「重要である」というキーワードこそが「この役職にある私がやらないといけない事柄」と捉えることだと思います。

重要でなく緊急なことは、自分でなくても対応できる事柄として捉えれば、誰か他の人に振ってもいい仕事という解釈ができます。

また、当社には「重点主義」という方針があります。

骨子となっている一倉定先生の教えによると、「重点主義は物事を進める場合に、最優先事項を決めてそれに基づいて集中的に行動すること」とあります。

優先事項を決めるということは、裏を返せば、ストップする事柄や止める事柄を明確にすることでもあります。

一倉先生は次のようなことも仰っています。

「働く」という文字は「人」が「重点」に「力」を注ぐことと書きます。

一般的には「人」が「動く」と解釈しますが、先生の文字の崩し方の方が、仕事をする上ではなんだかしっくりくるように感じるのは私だけでしょうか。

リーダーが決めた優先事項に、できるだけの資源(人、もの、金)を集中して投入することで、成果につなげていくサイクルを作り出していきます。

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