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162. 育成で最も重要なのは、背伸びしてようやく目標を達成できるような経験をさせること。そうした経験の場を提供することが、経営陣には求められます。〜鴨居達哉〜

みなさんこんにちは。


今回は、セイコーエプソン、プライスウォーターハウスクーパース取締役、米国IBM、日本IBM乗務などを経てマーサージャパンに入社し社長を務める鴨居達哉さんの格言について紹介していきます。


鴨居達哉とは

1961年に長野県に生まれ、
長野県松本深志高等学校を卒業します。

1983年、上智大学外国語学部ドイツ学科を卒業し、
セイコーエプソン株式会社、
プライスウォーターハウスクーパース株式会社、
IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)、
米国IBMを経て、
2006年に日本IBM執行役員兼IBCS取締役に就任します。

2012年、日本IBM常務執行役員に就任し、
2014年、マーサージャパン株式会社代表取締役社長、
 ファー・イースト地域(日本・韓国)代表に就任します。

2019年日本電気に入社し、シニアコーポレートエグゼクティブに就任、
2020年アビームコンサルティング株式会社代表取締役社長に就任します。

20年以上にわたり国内外のグローバル企業のコンサルティング、
IT構築の推進に従事し、
10年以上の海外業務経験を活かし、ビジネスのグローバル化に関する豊富なコンサルティング経験を持ちます。


育成で最も重要なのは、背伸びしてようやく目標を達成できるような経験をさせること。そうした経験の場を提供することが、経営陣には求められます。

経営をするにあたって、最も大事なことは人材育成だと思います。

そして、独り立ちしていけば最高の仕事のパートナーになる、
であれば、それまでの育成をすることが一番の仕事だと思いますが、
育成をするにあたって、まずは目標達成をすることを習慣づけること、
そして、ストレッチした目標を設定するようにし、
その目標達成をし続けることがその人にとっての最大の価値になると思います。

そうすれば、どんな仕事を任せたとしても、
自分でどうやったら目標を達成できるのか、
そのために今必要なことは何かを自分で考えるようになります。

また、質問をする時でも、
これを達成するために動いていて、
今こんな状況で、こうしようと思っていますが、どう思いますか?
など質問の内容が明確になってくると思います。

そうやって、一人一人が独立していけるような筋道を用意することで、
お互い背中を任せ合えるようなビジネスパートナーになっていきます。

自分で目標達成のために仕事を作り出し、
その目標達成のために必要なことを考えて実行することで、
成功しても失敗してもそこから自分で学んだり、
失敗から何を学べばいいかを相談することもできます。

そうやって、自分で目標達成のために必要なことを考え、
行動する癖をつけていくことで、
自分で仕事をしていく人になっていくと思います。


最後に

今回は、セイコーエプソン、プライスウォーターハウスクーパース取締役、米国IBM、日本IBM乗務などを経てマーサージャパンに入社し社長を務める鴨居達哉さんの格言について紹介してきました。

様々な仕事と人に出会い、仕事をしてきたことから学んできていて、
その経験から学びを得れるのは感謝しかないなと思います。


僕も仕事を通じてたくさんのことを学ばせて頂いて、
今も学びたいことがたくさんあります。

そうやって、お互いが信頼し合って仕事をしていける関係性作りだったり、
その土台として仕事をできる人に育てていくのは、
リーダーや経営陣の仕事だなと思います。

自分がリーダーになっていくとしたらどうやって仕事をしていきたいか、
どんな自分で仕事をしたいかを考えながら行動に移していくことは大事だと思います。

自分もまだまだ伸び代だらけだなとも思いますが、
そうなれるように日々奮闘中です笑


自分を見て、仲間が背中を預けて仕事をしたいと思える自分かどうか、
そんな自分になるにはどんな仕事をしたらいいかを考えながら、
日々の仕事をしていくことも大事だと思います。

今の自分ではちょっと手が届きそうにないけど、
頑張ればできる、そんな目標を常に立て続けて、
成功も失敗も全て学びにする。

良かった点は何か、悪かった点は何か、
それをどのように改善して次に活かすか、
考え、行動して、学びを再度計画に落として、もう一度実行する、
そうすることで、目標達成に近づくと思います。

そして、自分がリーダー、経営者だったら、
仲間にどんな仕事をして欲しいか、
そのための目標設定をして、どうやったら達成できるか、
失敗から何を学び活かすのかを用意するのも仕事だと思います。

まずは自分がそんなアドバイスをできるように、
自分で考え、分からない点はすぐに聞いて解決し、
自分の目標のために更に促進剤にしていこうと思います。


まずは自分が自分をマネジメントしていくこと、
自分が決めたことを達成していき、
その先に本当に求めている自分があるかを考えて行動をしていこうと思います。

時間は有限で、唯一誰にでも平等にあるもの、
ならばこの一瞬をどのように使うかは自分次第だと思います。

今の自分の立ち位置だからできない、
と考えるのか、
本当はこんな自分になりたいから、今から変える、
と思って行動を変えるかは自分の管理下にあると思います。

どんな自分でいたいか、
人生の最後に、こんな自分でいたからこんな人生を送れた、
と言えるかは、今からの在り方や行動によると思います。

人生常に今からで、どんな状況からでも変えられるというのが、
自分の信条なので、まずは自分が一番人生で変化していくことで、
どんな人でも変化していけるということを体現していきます。


それではまたどこかで。

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