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マスプロ授業とアクティブラーニング
知人のFacebookに次のようなtogetterがシェアされていました。
■学生の選んだベスト授業が古風な「板書講義」だったという話が面白い→みんなグループワークやプレゼンに疲れてる?
最近の大学の講義は、グループワーク、ディスカッション、それを基にしたプレゼンテーションなどが重視されており、それに学生が疲れているのではないか、と言う趣旨でした。
疲れているのかどうかは知りませんが、言われ
中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)
診断士試験の勉強をしている頃、財務・会計と並んで苦手だった科目が「経営上情報システム」でした。もともとITには苦手意識があった上に、2000年から2005年、極めてアナログな会社に勤めていたので(その会社のPCは、僕が辞めた後、2008年になってもDOSを使っていました)、デジタル化の波に乗り遅れていたのです。そんなこともあって、見るのも嫌な状況でした。
それが10数年経ったら、支援先からデジタ
「事業計画書」はなぜ必要か?
先日、「事業計画書の書き方と作り方」について書いて欲しいと依頼を受けて、次のようなコラムを寄稿しました。
■起業に事業計画書は必須ですか?僕が起業創業時における事業計画書の作成に、それほど高い価値を見出していないのは一部の人にはばれています。そういう人から見ると「よくこんなことを書くな」と思われたかもしれません。
そもそもイノベーティブな事業の発想は、机を前にうなっていても降りてくるものではあ
コロナ禍における中小企業診断士の役割(後編)
話としては後半の方が核心に近づいている気がするのですがいかがでしょうか。
しかし、この鼎談をしているとき、コロナ禍がここまで長引くとは思っていませんでした。
コロナ禍における中小企業診断士の役割(前編)
2020年夏、東京都中小企業診断士協会城北支部の有志でコロナ禍における診断士の役割について鼎談(座談会)をしたときのものです。
あらたに診断士登録をされた方が多いであろう4月ということで、診断士の役割を考えるためにこのタイミングでnoteにアップしてみました。
経営理念と経営戦略~理念はいかにして生まれるのか
先日、(並び)幹事をしている「アート思考研究会」で登壇の機会をいただきました。テーマは
◆アート思考で創造する 経営理念と経営戦略~理念はいかにして生まれるのか
一昨年から「経営戦略」についてお話しする機会を何度かいただいていました。そのたびにほぼ半分の時間を「経営理念」の話に費やしてきました。理念と戦略は切っても切れない関係だと思っているからです。今回はそこから一歩踏み込んで、理念はどうやって
なぜあなたが「セミナー」を主催するのですか?
2010年から2015年頃まで、「HalfBleed」という名前でセミナーを主催していました。名前の由来はたいした理由はなく、美崎栄一郎さんが主催されてたセミナー「アンダーグランド」が「UG」と略されていたので、こっちは「HB」の略称が使えると思ったからです。
というのは後付けの理由ですけど(笑) 強いて言えば「異質なものが混じり合うことであらたなものが生まれる」可能性を探るという意味を込めていま
「NPO法人会計基準」を学んでNPO法人経営支援へ
FATという研究会に参加しています。デブが集まった会ではありません。Finance,Accounting,Tax,の頭文字をとって命名した、財務・会計のための研究会です。
過日その「FAT」で講師をしてきました。テーマは「NPO法人会計基準について」です。
僕も決してNPO法人会計基準に詳しいわけでもなく、まして専門家なわけでもありません。昨年の11月、ある研究会でレクチャーを受けてから少しず
働きながら大学院で学ぶ
昨年の4月から大学院に通っています。明治大学大学院博士課程前期経営学研究科経営学専攻マネジメントコース、要するに社会人大学院の修士課程になります。
大学院に行きたい気持ちはかなり以前から漠然とですが持っていました。極端に言えば、大学を卒業してからずっと心に秘めていたように思います。とはいえ具体的なものはなにもありませんでした。どうやったら入れるか、金銭的にいくらかかるのか、など調べればすぐわかる