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【読書】 『完全版・星守る犬』 村上たかし(著)

『完全版・星守る犬』
村上たかし(著)

あらすじ
朽ち果てた車の中で寄り添うように、男性と一頭の犬の遺体が発見された。鑑定の結果は男性が死後1年。だが犬は死後わずか3ヶ月。この時間差が意味するものとは? それは哀しくも愉快な一人と一頭の、残されたわずかな“生”を生き抜く旅の終着点―。

感涙必至の名作が完全版として蘇る!! 2009年の『星守る犬』発売、そして2011年の『続・星守る犬』発売、映画『星守る犬』公開から10余年。犬と人の魂の交流を描いた「泣ける本」二冊、さらに単行本未収録の番外編「奥津、犬を飼う」までを含めた完全版として一冊に収録。二冊を通して噛み締めたい、生きることの美しさ。たとえ、それが「死」で終わったとしても、そこにはなお、残り続ける何かがあるんだ――。

書籍情報
書名︙『完全版・星守る犬』
著者︙村上たかし
発売日︙2022.02.26
定価︙税込1,430円 (本体1,300円)
判型︙A5判
ISBN︙9784575317022

Amazonより引用

人生の幕引きをどのように迎えるのか。
犬の目線で描いたある人間の人生の終幕を描いた物語。
悲しく切ない、だけど、ほんのり温かい気持ちになる。
病床で家族に看取られることなく、自分の終幕の地を自ら探し、愛犬に寄り添われながら最後を迎える人間は果たして何を思ったのか。
本書後半の続編では、偶然出逢った犬によって"生きる"希望を見い出した人間の物語、そして、少年の物語。
すべての犬にもすべての人間にもそれぞれ様々な一生がある。どのような最後を迎えるのか。幸せな一生だったな。と、そう思える終幕を迎えられたら、そんなことを思う本でした。

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