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『Vol.11』 外資系IT VS 日系IT 年収比較  2024年4月時点

割引あり

今回は、外資系ITと日系ITの年収比較調査です。
外資系と言えば、圧倒的な給与水準が魅力です。実際に就活生の中には、GAFAをはじめとした外資系を目指している方は多いのではないでしょうか。
私も日系のITから外資系のITに転職した際に、年収は2倍に増えました。本当に外資系ITは稼げるのか??今回はそんな疑問から調査をしてみたいと思います。

ちなみに”外資系コンサル VS 日系コンサル 年収ランキング”はこちら

一般的にはIT企業の場合、職種は大きく営業職とエンジニア職に分かれます。今回は営業職の平気年収を口コミサイトを元に作成しました。特に営業職の場合は、実績に応じてインセンティブが変動するので、企業によっては青天井の場合もあります。こちらのランキングはあくまで口コミサイト等を参考に独自調査したものになるのであくまで気休め程度に参照ください。


(外資系ITと日系ITの年収比較)

外資系IT年収ランキング 第20位〜第11位

第20位:Dell|推定平均年収941万円
第20位は、パソコン・タブレットから、サーバ、ストレージ、ネットワークといったIT環境のインフラに至るまで様々なITソリューションを提供しているDellがランクインしました。メーカーとしては珍しく、代理店販売ではなく直販をしています。故に手頃な価格で企業に対してPCやサーバーを提供できるといった強みがありますが、ここ最近は、クラウド利用の増加に伴い、サーバー部門は斜陽気味です。

第19位:日本IBM|推定平均年収1,069万円
第19位にランクインしたのは、日本IBMでした。IBMはITコンサルとして有名ですが、今回のランキングは営業編になります。コンサル編は別の記事で投稿します。

第18位:日本オラクル|推定平均年収1,095万円
第18位は、Oracle Databaseでお馴染みの日本オラクルでした。最近はクラウド分野に力を入れており、大量採用している印象がとても強いです。SAP同様に営業職、エンジニア職とは別にコンサルタント職があり、SAP程ではないですが、やはり営業の方が給与水準は高いです。

第17位:Bloomberg|推定平均年収1,166万円
第17位にランクインしたのは、アメリカに本拠地を置く、総合情報サービス最大手のBloombergでした。IT業界のトレンドや市場などはBloombergの調査レポートが業界を大きく左右します。

第16位:Lenovo|推定平均年収1,195万円
第16位にランクインしたのは、ThinkPadをはじめとするブランドのPC製品の開発、販売を提供する香港に本社を持つ中国メーカーです。

第15位:Apple|推定平均年収1,201万円
第15位にランクインしたのは、Appleでした。ここでGAFAの一角が登場です。GAFAの特徴で、営業の平均年収よりもエンジニアや開発系の職種の年収が高い傾向にあり、エンジニアの平均年収はぶっちぎりの3,102万円という結果になりました。

第14位:Ui Path|推定平均年収1,202万円
第14位は、RPAでお馴染みのUi Pathでした。日本ではまだまだ知名度はそこまで高くないですが、働き手不足や業務効率化において、Excell等の単純作業は今後全てRPAにとって変わります。今後爆発的に成長する市場ですので、ITコンサルでヘトヘトに疲れた方には第2キャリアとしても良いかと、、

第13位:SAP|推定平均年収1,247万円
第13位にランクインしたのは、ERPでお馴染みのSAPでした。
ERPソフトを扱うことから他の外資とは違って、営業職、エンジニア職とは別にコンサルタント職があります。営業は個々の達成率に応じて、インセンティブが大きく跳ねるので平均年収1,247万円と稼げる印象があります。一方で、コンサルタント職は平均年収1,083万円と営業と比べるとやや見劣りします。個人的には、売れている営業はもっと稼いでいる気がします、、

第12位:Salesforce|推定平均年収1,271万円
第12位は、SFAやCRMの覇者、Salesforceでした。会社名の通り、とにかく全国から選りすぐりの営業戦士がこの会社に集まっている印象です。また、面接では自身のアピール動画を提出したりととにかく営業に熱い会社なイメージです。営業の平均年収も高く、実力があれば青天井なことが魅力です。

第11位:Akamai|推定平均年収1,346万円
第11位は、Web全体のトラフィックの15%から30%の配信の信頼性を高めるサービスを展開している世界最強のCDNでもあるAkamaiがランクインしました。日本ではあまり知られていないですが、インターネット業界では、グーグルやFacebookやAmazon並に大きな存在でもあります。


日系IT 年収ランキング 第20位〜第11位

第20位:SBC&S|推定平均年収685万円
第20位は、ソフトバンクグループのIT・NWインフラの販売を行うディストリビューターになります。

第18位:NTTコミュニケーションズ|推定平均年収686万円
第18位は、NTTコミュニケーションズでした。NTTコミュニケーションズは長距離・国際通信事業を担っています。NTTコミュニケーションズは1999年に設立したグローバルネットワークの構築やクラウド、消費者向けのアプリやサービスの開発を行っている会社です。

第18位:SANSAN|推定平均年収686万円
同じく18位は、名刺管理システムでお馴染みのSANSANでした。これを導入していない企業はもはやいないのでは??というくらいの浸透率で、導入実績は7,000社以上あります。話題沸騰中のSaaS業界の中でも一躍有名な企業です。

第17位:KDDI|推定平均年収687万円
第17位は、大手通信事業者のKDDIでした。近年は、クラウドを基盤とするシステム開発や運用を手掛けるクラウドSI事業へのシフトしているSierになります。

第16位:NEC|推定平均年収691万円
第16位は、PCでお馴染みのNECでした。PCやサーバーをはじめとして、電化製品やNW製品を提供しています。メーカー系SIerの位置付けで、富士通に次ぐ業界2位になります

第15位:都築電気|推定平均年収706万円
第15位は、都築電気でした。富士通系列の主にシステム開発などを行うSIerになります。

第14位:大塚商会|推定平均年収719万円
第14位は、CMたのめーるでお馴染み、寒いギャグの大塚商会でした。CMの印象からついつい日用品を扱っているイメージが先行しますが、実は、OA機器やSmileと呼ばれるERPパッケージをはじめとした、独立系SIerです。SIerの中では、富士通、NEC、NTTデータに次ぐ業界4位で、12期連続増収増益と成長が著しいです。とにかく営業に厳しく、一方で個人成績に応じてインセンティブが大きく、20代でも年収1000万円が狙えるように給与水準が見直されているとのことです。

第13位:富士通Japan|推定平均年収728万円
第13位は、PCでお馴染みの富士通でした。PCやサーバーをはじめとして、電化製品やNW製品を提供しています。メーカー系SIerの位置付けで、業界TOPの売り上げになります。

第12位:東芝デジタルソリューションズ|推定平均年収732万円
第12位は東芝グループの東芝デジタルソリューションズでした。日立製作所、三菱電機と並ぶ総合電機メーカーであり、多くのグループ会社を保有し、開発・設計・製造・サービスまでトータルに展開する東芝グループの中核企業でもあります。ただし、2015年の不正会計問題で新卒学生から敬遠されるなど将来が心配な一面もあります。

第11位:丸紅情報システムズ|推定平均年収733万円
第11位は、丸紅情報システムズでした。丸紅グループでのITサービス提供を中心に様々な業種にネットワークインフラ、情報サービスを展開しています。


外資系IT/日系IT年収ランキング 第10位〜第1位

ここまで外資系ITと日系ITそれぞれ20位〜11位までを見てきましたが、やはり外資系ITは軒並み給与水準が高く、平均年収は1000万円を軽く超えています。一方で、日系ITは700万前後という結果です。果たして、ランキングの後半はどうなるのでしょうか??

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